「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」
「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」01
- Deutschland Deutschland über alles -
- The current electronic music of Zero Generation -
11 sat 21:00-5:00 2000yen(inc 1drink)
Bricoleur: 阿木 譲 ( AGI Yuzuru )
Live;
PsysEx
CVL + TAKEDA Masahiko
ASAI Hiroaki ( enq )
IEVA
TOKUDA Junya
nu things JAJOUKA - USTREAM
http://www.ustream.tv/channel/jajouka
" VIVA! Deutschland elektronische Musik " の続編として、9月11日にボクがブリコラージュする「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN - The current electronic music of Zero Generation - 」は、shrine.jp / underground galleryから発表した4thアルバム " psx_vi " のリミックス12インチシングルのリミキサーにはalva noto / carsten nicolaiの名前がみられるニッポンのエレクトロニックの未来の鍵を握る最重要ユニット " PsysEx " 、
" Nonsavoir " をリリースしたばかりの人気沸騰中のVelveljinのニコとTakedaのふたりがこのイヴェントのため " CVL :セヴェル " というユニットを組んで実験的エレクトロニックに挑戦 、オオサカの新進エレクトロニカ・アーティスト " Junya Tokuda " 、映像作家Sandra、Samuel Andreとのコラボレーション作 "Clownoriage " 、" 8
Promenads " などのモダン・アンビエント作品をリリースしているフランス人アーティスト " ieba " 、enq名義ではfinderpop labelのサブレーベルのcassette visionより2作品を発表、Hiroaki Asai名義ではファースト・アルバム " for unaffected things " 、 " kalala " などを発表している " hiroaki Asai " の6人と展開するエレクトロニックな実験的イヴェントだ。彼らのライヴとライヴの間にDJイングするのは、raster-notonでのデジタル処理された周波数のサイン波によるマイクロサウンドや、The Hafler Trioの'89年の " A Bag of Cats " や、" Ignotum Per Ignotius " 、87年の " A Thirsty Fish " 、'94年の " Negentropy" などや、The Endless Octave " Discrete " のCD、レコードなどをミックスしながら展開し、深夜過ぎのライヴが終わった後、朝の5時まで時間があったらOST-GUT-TONやDIAL、KOMPAKT系のミニマル・ダブ、ミニマル・ウェイヴを構築しようかと考えています。どうぞ,夏の終わりの週末、カラーフィールド・ペインティングともいう電子の色彩で描く関西の若い5人のエレクトロニック・アーティストたちの音響を堪能しに来て下さい。
THE HAFLER TRIO /Ignotum Per Ignotius ( Touch TO:11 )
Before Materia Confusa Calcination
Aqua ardens Sublimation Condensation
Crystallization Albification Solification
Nigredo Journey n the Dark The inner
Words of Power Gold from the Blackness After
all material by The Hafler Trio
CD & Storybook
1989 TOUCH
THE HAFLER TRIO / A Bag of Cats ( SPL:1 )
Alternation Perception & Resistance
Kuklos
Imsak
Crucible
Mesne ( Kruis )
produced by Touch
1989 TOUCH
THE ENDLESS OCTAVE
side 1: Discrete
side 2: Continudus
1975 THE ENDRESS OCTAVE
SHED / THE TRAVELLER ( OSTGUTLP 06 )
L.B.DUB CORP / TAKE IT DOWN ( O-TON 39 )
PLANETARY ASSAULT SYSTEMS / REMIXES ( O-TON 31 )
BERGHAIN 04 PART II ( O-TON 38 )
EFDEMIN / BRUXELLES ( DIAL 24 9
BUSCHHOF / 78 STRAIGHT ( ACKER 19 )
IDIOTS / IN THE GOLD ROOM ( LoEB012 )
ARTO MWAMBE
MERSEN JULES / YARA REMASTERED ( OKTAF001 )
etc....
+
http://www.nu-things.com/blog2/2010/08/_wir_sind_sohne_von_stockhause.html
http://www.nu-things.com/blog2/2010/06/bricolage_vol3.html
**電子音楽が登場したのは1953年だから、まだ半世紀ほどしか経っていないことになる。この年、西ドイツ放送局のディレクターだったハンス・アルトマンによる電子音楽スタジオがケルンに設立され、「私は1年の半分をミキシングに費やしている」という有名な発言にみられるカールハインツ・シュトックハウゼンのエンジニアたちとの世界で初めての電子音響合成手術が始まった。シュトックハウゼンの " Duo-1961" や " Studie II " などにみられるグラフィック・スコアは、すべてを記号化する。最近のミニマルダブなどの音楽を聴いていると、バウハウスをはじめとした構成主義的デザインや、イタリア出身のポーランド人の詩人、小説家、美術批評家ギヨーム・アポリネール( Guillaume Apollinaire )のカリグラム、ドイツの芸術家・画家クルト・シュヴィッタース( Kurt Schwitters )のダダイスムや構成主義的絵画、音響、彫刻、グラフィックデザイン、タイポグラフィ、コラージュ、メルツバウ( Merzbau )建築などを想起してワクワクするが、エレクトリック・ミュージックはシュトックハウゼンから、そしてケルンから全てが始まった。シュトックハウゼンこそエレクトロニック・ミュージックの父である。ポストモダンから20世紀前半のモダニズムへ回帰するかのように、最新の音楽は「行為によってよりも " 色彩 " によって、観客を包む " 場 " を形成するような、厚みもなく平面的で、ミニマルで均質で、どこまでも延々と続いている終わることのないオールオーバーな世界」、「1950年代後半に現れたミニマル絵画の色数の制限、幾何学的で単純な画面、筆触の排除などが特徴の、ヨーロッパ型の伝統的な絵画における均衡や構図(コンポジション)の概念を否定し、単純なストライプの反復と、そのパターンが全体の形を決定するシェイプド・キャンバス(変形キャンバス)」などの、まるでカラーフィールド・ペインティングと呼ばれる抽象表現主義的音響への現象が強まっているように思える。ひとつはKompaktレコードでのGAS ( Walfgang Voigt ) などにみられるモダン・アンビエント ( ネオ・クラシック) と、rester-notonでのPixel、Frank Bretschneider、Signal、Alva Notoなどのデジタル処理された周波数のサイン波によるマイクロサウンドにおける美学などが挙げられる。こうした美術的手法を駆使した音響の多くに、どこかに重力から解放されたいという欲求と,地球上ではないどこか他の存在しない異郷を懐かしむ=Another Green World ( 新たな場 ) への生成が感じられるが、それはボクの聴き違い、思い過ごしだろうか。
***追記
最近、よく思うことだけど、この人々の心のすさみ方は、救いようもないほど酷くなってきたようだ。その大きな原因のひとつはTwitterにあり、niku831さんが「 twitterの功罪として、今まで2chなど、" 匿名掲示板 " で語られていた煽りなんかは、それが " キ○ガイ " なものでも、ネタとして
スルーされてたのが、 " どうやらネタじゃなく本気 " の人が少なからずいる、ということをあからさまにしたことかなあ 」という興味深いつぶやきをしていた。ボクはTwitterなんて、バカバカしくてやる気もないが、時々ボクの知人の若いミュージシャンたちのTwitterのつぶやきをパソコンで検索して覗いていると、そいつの壊れてゆく具合と、欲求不満具合と、金欠具合、ボクの前では見せたことも無い隠されていた人間性とかが、手に取るようにみえてきて、ゾっとすることがある。Twitterは恐いぞ・・! Twitterこそキミの人間性をリアルに映しだす鏡だ。昨夜、NHKで " 消えた高齢者/無縁社会の闇 " というのを放映していたが、ミイラ化、白骨化した屍体で発見される無縁化する高齢者の実態をつぶさに突きつけられたが、これこそが、現代の若者から老人までに共通する希薄な人間関係だ。それはきっと、いつの間にか、他人と関わることによって、傷ついてきたボクの心の中にも芽生え始めている、他人に対する思いやりのなさがリアルに反映されたものだ。Twitterなんてやってても,誰もキミをフォローなんてしてくれやしないよ! そんなこんなで、ひとを信じられない暗い時代がやってきたもんだ。しかし、しかし、唯一、音楽以外の生活は一秒たりともないボクの人生を考えると、こんな幸せなことはないと、つくづく思う今日このごろであります。
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