
阿木譲「vanity recordsとロックマガジン④
「vanity recordsとロックマガジン」をテーマにリリースしていた時期に発行されたロックマガジン15号(1978年8月)特集:現代音楽を公開しました。 ロックマガジン15号/8月発行の前月1978年7月にvanity records第一弾としてDADA「浄」そして翌月の9月に第二弾となるSAB「crystallization」がリリースされた背景に特集「contemporary music」がありました。
あくまでも阿木譲氏による個人的な1978年当時の現代音楽の解釈でありこの独自の価値観とエゴにより名盤「DADA」と「SAB」をプロデュースしてリリースすることが可能であったのだと思われます。
この2枚のアルバムは2025年の現在でも海外のレーベルからの熱心なリイシュー オファーがあるのは事実です。その音源が放つ力には、今も人の内面に深く働きかける何かしらの力を持っているのかもしれません。
大阪のEM recordsより7月18日にリリースされたvanityよりのリイシュー レコード、SAB「crystallization」はオリジナルマスターテープよりデジタルリマスター、カッティング及びプレスそしてジャケット印刷までパーフェクトな仕事だと思いました。また、かねてより念願であった国内のレコードレーベルからリリースしていただけたことを、本当に感謝しています。
尚、阿木譲「vanity recordsとロックマガジン」⑤(最終回)は来月掲載予定です。どうぞご期待ください。