2010年08月 アーカイブ

2010年08月03日

今野雄二さん

今野雄二さんがなくなられた。
松岡正剛氏が編集してくださった工作舎からのボクの初の単行本「ロックエンド」や、「流行通信」での対談など、80年代はほんとに色々な部分でお世話になりっぱなしだった。
それにボクがこの世界に入ったきっかけは、マーク・ボランやTレックスの
彼のライナーノーツに感動して、だった。
参ったな。
ショックだ。
いまはなにも書けない。

2010年08月04日

ACID HOUSE COMES!! ACID HOUSE [ E culture / House Experience ]

ACID HOUSE COMES !!
ACID HOUSE[E culture / House Experience]
07 sat 22:00-MIDNIGHT 1500yen(inc 1drink)
@ nu things JAJOUKA
Bricoleur:
阿木 譲( AGI Yuzuru )

80年代後半に突然変異のように表出したクラブカルチャー最大のムーヴメント" アシッドハウス"を当時のアシッドハウスのレコードだけを使い、阿木譲が100%ピュアにDJイング/再現/再構築する。クラブミュージックの先端でのポスト・エレクトロニク/ミニマルハウス/ダブステップの最新のグルーヴにはアシッドハウス回帰現象もみられアシッドハウス再燃も近いが、これがモノホンの100%純粋のアシッドハウスだ!! アナログ・シンセサイザー「ローランド・TB-303」は、90年代以後の音楽をも決定付け、その後イビサでのチルアウト/アンビエント、ロンドンのウェアハウス、ファクトリーレコードでのマッドチェスター、そしてあのセカンド・サマー・オブ・ラブからはじまるレイヴ・カルチャー、現在のケルン、ベルリンを核にしたジャーマン・エレクトロニックでのミニマルダブへと傾れ込む。

Film Trailer - THEY CALL IT ACID
http://www.youtube.com/watch?v=5vG1gIA3B2s

**TheyCallitAcid | 2009年05月21日
From the forthcoming film, THEY CALL IT ACID. The story of Acid House - the birth of Rave. The culture the Government failed to crush! Featuring over 60 interviews including the world's top DJs and rare archive film from the first illegal Acid House parties. Music featured in this trailer: Wild Times by De-lite, Remix by Derrick May,Produced by Rene Gelston, Paul Waller, Ollie Marland.

nu things JAJOUKA - USTREAM
http://www.ustream.tv/channel/jajouka

「E」 House Experience - Turn On Tune In
"ハウスミュージックはシカゴのサウスサイドにあるウェアハウス・クラブに始まる長い旅を経てきた。DJフランキー・ナックルズは後に無機質なリズムに列車の音や野生動物の声をミックスすることになるのだが、彼はドラムマシー
ンに合わせて曲をリミックスすることでクラブの常連たちを熱狂させていた。アフリカ音楽、ラテン音楽、それに70年代ディスコ・サウンドの底流を成していたこの間断なきビートは、直ちにパクられ海外に伝わることになった。アシッドハウスに於いてサイケデリック・ドラッグは総てのものとの同一化を求めるより高次の知性へと移行するための人為的な手段としての役割を果たしている。
・・・革命家はしばしば貴族や聖職者、労働者や芸術家のなかから現れてきた。芸術家というのは画家、作家、造形者といった者を指し示すが、普通そのなかには既に存
TIMOTHY LEARY meet THE GRID - Transformation series / The Great Hearts & Minds ( evolution/ RHYTHM KING evo01 )
在している作品を大衆に提供するDJというものは含まれていない。しかし今日の芸術家、革命家はDJである。サンプリング、ミックス、アシッド(盗用)という形態でメッセージを送り出し、既に創造されているものを組み換えることで若い世代をサイケデリックというひとつの旗の下に再び活気づけている。多くのアシッドトラックには少なくとも6本のテープがミックスされている。それゆえそれにあわせて踊っていると情報の洪水のなかに飲み込まれある種の"経験の加速"が創出される。" ( 1990年の阿木譲編集発行の単行本 "E" の表紙に記述したHouse Experienceから)

いまでは多くのひとがクラブミュージックといえばテクノやトランス、ハウスと思い込んでいるだろうが、アディスアベバ・スタジオ(名前からすればエチオピアにあると思うが、そうではない)のオーナーでもあるナイジェリア生ま
れのTony Addisによって設立されたWarrious Danceからの、ウェアハウスでDJイングされていたアシッドトラックばかりをコンパイルした88年のVA / ACID TRAX AND WARRIORS DANCE (WAF 006)など多くの作品には、現在のクラブミュージックが失ったクラフトワークやコニープランクのダブ・テクニックが駆使さ
れたロウファイなサウンドが聴こえてくる。81年の6月18日にコニー・プランクの自宅で彼やホルガー・シューカイにインタヴューした際、コニー・プランクは"クラフトワークがより機能的でシステマティックな音楽を演奏し始めた時に彼らと決別した。なぜならハイファイを求めることは音楽の発展を止めてしまうのだ"と言う発言をしていた(rock magazine - 41- new birthを参照して下さい)。現在の音楽の衰退の大きな原因は、デジタル化のなかでノイズがカットされた健康的な音質だけが抽出されていることにつきるのかも。" 安物のテクノロジーは非常に興味深い面を持っている。それは歪みだ。安っぽさと完全性の欠如がしばしば素晴らしい効果を生み出す"とも語っていたが、アシッドハウスの持つ魅力とはこの歪んだ音に尽きるだろう。


SWEET HOUSE CHICAGO / Pierre's Fantasy Club (Author), Joe Magic (Author), Mickey Oliver (Author), Phortune (Author), Ralphi Rosario (Author), Darci 'Mor (Author), Jamie (Author) ( M RECORDS )
BOMB THE BASS / Beat Dis ( Dood 121 )
**こうした過去のレコードや資料を使ってこの2ヶ月、ファクトリーレコードからジャーマン・エクスペリメンタル、そして今回のアシッドハウスなどを再構築しているのも、なによりも、情報だけは知っていてもリアルタイムにその時代の音楽を体験していない若い音楽ファンのためにと思ってのことだ。個人的にはいまも先端の音楽だけに興味を持っているのだが、しかし音楽は、聴き体験しないことには、その情報をほんとうに理解したとは言えない。若者たちの頭のなかには分裂ぎみに様々な音楽の情報だけが混在していて、音楽の歴史、流れ,文脈を把握し、いま聴いている音楽がどこに位置するものなのかも、分からないまま、ますます混乱状態に陥っているというありさまだ。音楽の楽しみは音楽の潮流/文脈をまず把握し理解することによってでしか生まれえない。今回はまさに" 踊るあほうに観るあほう、同じあほうなら踊らなにゃソンソン" といった感のイヴェントか。いや、そればかりでは疲れるのでチルアウト・タイムも用意してます。正直、いまでこそアシッドハウスなんて言葉は音楽ファンならみんな知ってるけれど、アシッドハウスもニッポンでリアルタイムに体験したひとなんて、ごくごく少数だったのだ。この夜の体験で、アシッドハウスのなんたるかを80%は理解できるでしょう。言っておくけど、一度アーカイヴしたイヴェントは今後どんなことがあっても2度とやらないからね、これを最後の機会と思って存分に楽しんでね! ( 個人的には心のなかでシカゴハウスの好きだった今野雄二さんへの追悼の意味をこめてDJ イングするつもりです ) 。

参考url
http://www.nu-things.com/blog3/2009/06/the_klf.html

http://www.nu-things.com/blog3/2009/05/air_liquied_blue_records_risin.html

http://www.nu-things.com/blog3/2008/09/warriors_dance_records_warrior.html

http://www.nu-things.com/blog3/2009/08/djaxupbeats.html

http://www.nu-things.com/blog3/2008/10/acid_house_e_culture_house_exp.html

http://www.nu-things.com/blog3/2009/04/rising_high_records_1_chill_ou.html


nu things " JAJOUKA " は現在、出演バンド、各種イヴェント、パーティなど募集中です。JAJOUKAはエレクトロニック、ポストロック、ニューウェイヴを始め、クラブ空間としても使用でき、全音楽ジャンルに対応できるライヴ空間です。それに加えギャラリーとして展開できるスペースもあります。
色々とご相談に応じますので詳細などのお問い合わせは
nu things JAJOUKA - mail@nu-things.com か
平野隼也 don-hirano@hotmail.co.jp
phone 06 6211 8711にメールかお電話ください。

*nu things JAJOUKAは、新店舗移転にともないブッキング・スタッフを1名募集しています。詳細はお会いしてから。スタッフの雨宮か平野にご連絡ください!

nu things JAJOUKA
大阪市中央区西心斎橋2-18-18
TOPORO51 - B1
phone 06 6211 8711

2010年08月19日

「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」01

「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」01
- Deutschland Deutschland über alles -
WALFGANG VOIGT
FRANK BRETSCHNEIDER
SIGNAL, PIXEL, ALVA NOTO
QUANTEC
MATTHEW HERBERT
MORITZ VON OSWALD

電子音楽が登場したのは1953年だから、まだ半世紀ほどしか経っていないことになる。この年、西ドイツ放送局のディレクターだったハンス・アルトマンによる電子音楽スタジオがケルンに設立され、「私は1年の半分をミキシングに費やしている」という有名な発言にみられるカールハインツ・シュトックハウゼンのエンジニアたちとの世界で初めての電子音響合成手術が始まった。シュトックハウゼンの " Duo-1961" や " Studie II " などにみられるグラ
フィック・スコアは、すべてを記号化する。最近のミニマルダブなどの音楽を聴いていると、バウハウスをはじめとした構成主義的デザインや、イタリア出身のポーランド人の詩人、小説家、美術批評家ギヨーム・アポリネール( Guillaume Apollinaire )のカリグラム、ドイツの芸術家・画家クルト・シュヴィッタース( Kurt Schwitters )のダダイスムや構成主義的絵画、音響、彫刻、グラフィックデザイン、タイポグラフィ、コラージュ、メルツバウ( Merzbau )建築などを想起してワクワクするが、エレクトリック・ミュージックはシュトックハウゼンから、そしてケルンから全てが始まった。シュトックハウゼンこそエレクトロニック・ミュージックの父である。ポストモダンから20世紀前半のモダニズムへ回帰するかのように、最新の音楽は「行為によってよりも " 色彩 " によって、観客を包む " 場 " を形成するような、厚みもなく平面的で、ミニマルで均質で、どこまでも延々と続いている終わることのないオールオーバーな世界」、「1950年代後半に現れたミニマル絵画の色数の制限、幾何学的で単純

WOLFGANG VOIGT / GAS ( rester-noton r-n 102)

な画面、筆触の排除などが特徴の、ヨーロッパ型の伝統的な絵画における均衡や構図(コンポジション)の概念を否定し、単純なストライプの反復と、そのパターンが全体の形を決定するシェイプド・キャンバス(変形キャンバス)」などの、まるでカラーフィールド・ペインティングと呼ばれる抽象表現主義的音響への現象が強まっているように思える。ひとつはKompaktレコードでのGAS ( Walfgang Voigt ) などにみられるモダン・アンビエント ( ネオ・クラシック) と、rester-notonでのPixel、Frank Bretschneider、Signal、Alva Notoなどのデジタル処理された周波数のサイン波によるマイクロサウンドにおける美学などが挙げられる。こうした美術的手法を駆使した音響の多くに、どこかに重力から解放されたいという欲求と,地球上ではないどこか他の存在しない異郷を懐かしむ=Another Green World ( 新たな場 ) への生成が感じられるが、それはボクの聴き違い、思い過ごしだろうか。

RASTER-NOTON

WOLFGANG VOIGT / GAS ( rester-noton r-n 102)
01. Der Wald
02. Das Moor
03. November
04. Nah Und Fern
05. Tal 90 ( Version )
*Book + CD
mastered by Burger, Voigt
image photography, artwork by Wolfgang Voigt
photo and design assistance- Veronika Unland
released in 128 page bound book featuring photographs and images taken between 1995-98
published by Raster-Noton.Archive für Ton und Nichtton.
all tracks previously unreleased.
www.rester-noton.net
gema
RESTER-NOTON 2008

90年代の半ばまでMike Inc、 Studio1、Grungermanなどの名義で活動していたウォルフギャング・フォークト ( wolfgang voigt ) のこの128ページのフルカラーのペーパーバックと、1995年から1998年までの未発表音源を収めた曲がコンパイルされたCD " Gas " では、シェーンベルグとクラフトワークが融合した催眠的/抽象的なモダン・アンビエント・ミュージックを展開している。90年代は、Mille Plateauxから " Gas " 、 " Zauberberg" (1997)、 " Königsforst" (1999)、" Pop " (2000)などの作品をリリースしていた。この4作品はリマスターされ4枚組ボックスケース" Nah und Fern " として再発されている。あるレコード評では「ウォルフギャング・フォークトの、素材を基本的に美的な構造に変えようとする彼の意志は、あなたがゾクゾクして迷子になるような洞窟を創造すること」。「1980年代に音楽制作を開始、クラシック、ポルカ、ブラス音楽の要素にエレクトロニックポップ・ミュージックのサウンドを融合、さらに1990年代半ば、マイク・インク、スタジオ1、Grungermanといった数々の名義での活躍と、ケルンのミニマル・テクノを台頭させた事で知られるwolfgang voigtの問題作。タイトル"gas"とはシェーンベルクとクラフトワーク、フレンチ・ホーンとブラス・ドラムの間に存在するような音の塊を目指すもので、本作は包括的なプロジェクトであるgasのヴィジュアル的側面を初めて紹介する作品。彼が1995年から1998年の間に撮影した幅広い写真イメージと、本人厳選の宝石のようなトラックを融合させ、宇宙が持つ様々なムードや視点を表現した神秘的な一枚。」と評されている。

Wolfgang Voigt - Der Wald
http://www.youtube.com/watch?v=sI-fBWRpeeM

**BounceBiomehanika | 2010年07月14日
ARTIST: Wolfgang Voigt.
ALBUM: Gas.
LABEL: Raster-Noton.
CAT#: R-N 102.
COUNTRY: Germany.
RELEASED: 2008.
GENRE: Electronic.
STYLE: Ambient, Abstract.

Gas - Untitled 2 - Nah Und Fern (2008)
http://www.youtube.com/watch?v=A5rzS18XozU
**xverdxse | 2009年07月02日
Download full album at:
http://electronicmusicanonymous.blogs...
Untitled 2' off Self-titled 'Gas' album, re-issued in 2008 as part of a 4 disc box set titled 'Nah und Fern'
Gas is a project of Cologne, Germany-based electronic musician Wolfgang Voigt. Voigt cites his youthful LSD experiences in the Königsforst, a part of Germany's black forest situated near his hometown of Köln, as the inspiration behind the project. He has claimed that the intention of the project is to "bring the forest to the disco, or vice-versa".

GAS - Untitled
http://www.youtube.com/watch#!v=NqVvViWYIFY
**Undergroundedful | 2009年10月04日
Hypnotic minimal ambient techno from Germany.
Album: Königsforst.

SIGNAL / ROBOTRON ( raster-noton r-n 69 )
1. Intro (Monsator)
2. Ermafa
3. Naplafa
4. Robotron
5. Malimo
6. Wismut
7. Rawema
8. Datasette
9. Sporett
10. Epirex Motor
11. Wismut (Version)
recorded at Voxxx Studio / Chemnitz, Unit / Tokyo, Plast Der Republik / Berlin between 2001 and 2006
post-production at Villa Masimo / Rome and Raster-Studio / Chemnitz, mastered at Calyx Mastering / Berlin
all tracks by Olaf Bender, Frank Bretschneider and Carsten Nicolai
RASTER-NOTON 2007
raster-notonのレーベルの創設者Carsten Nicolai ( Alva Noto ) 、Frank Bretschneider ( Komet ) 、Olaf Bender ( Byetone ) の3人によるスーパーユニットSIGNALの2001年にリリースされた " centrum" に続くセカンドアルバム。パルス音からバリバリいう接触不良ノイズなどがミニマルにキックしたロボットファンクという新種のダンスミュージックを構築している。これこそ21世紀のテクノダンスというものだ。2001年から2006年までの間にレコーディングされた作品がコンパイルされたもので、Kraftwerkへ捧げられている。個人的には、この2、3年に聴いたテクノ系の作品のなかでベストと言っていいだろう。この作品は、音楽が新しい時代に侵入し、マイクロサウンドという新しい表現手段が出現したことを証明するセントラムな事件といえるだろう。

Signal
http://www.youtube.com/watch?v=eLo-V-rs6JE

**IkeSnopes | 2009年03月02日
In Touch:Intercultural Collaboration, Minsk. 28-02-2009

SIGNAL @ La Casa Encendida Part.2
http://www.youtube.com/watch#!v=t88Iqrx_RDo
**SoledadSonora | 2007年11月11日
signal en la casa encendida

SIGNAL @ La Casa Encendida
http://www.youtube.com/watch?v=ut83xNiXr1A
**SoledadSonora | 2007年11月10日
Signal directo en la casa encendida Madrid

signal @ casino metopolitano, mexico city
http://www.youtube.com/watch?v=IKuN1JdVFfQ

PIXEL / THE DRIVE ( rester-noton r-n 106 )
1. +28° 35 42.88 -80° 37 13.02 8:45
2. +43° 35 43.44 -114° 51 11.09 4:32
3. +43° 39 25.60 -110° 42 10.10 4:18
4. +40° 11 35.63 -112° 52 31.90 4:42
5. +40° 42 24.12 -73° 59 51.18 4:41
6. +40° 42 24.12 -73° 59 51.82 5:49
7. +53° 47 33.66 -99° 43 57.61 7:09
mastered by Calyx
mastering Berlin
all music arranged and recorded by Jon Egeskov
RASTER-NOTON 2009
ピクセル ( pixel、画素 ) とは、コンピュータで画像を扱うときの、色情報 ( 色調や階調 ) を持つ最小単位、最小要素。色のついた " 点 " のこと。デジタル画像は正方形 ( まれに長方形 ) のピクセルを規則正しく縦横に並べることで一枚の画像を表現する。ソフトウェアによっては、色だけでなく奥行きや透明度などの様々な情報が与える場合もある。ピクセルの概念を3次元に拡張したものはボクセル、テクスチャ画像でのピクセルはテクセルと呼ばれる。このデンマーク生まれのアーティストJon Egeskov=PixelのこのCDでの音響は、アメリカ全土を車で巡る空想の旅を描いたサントラだという。ギターアンプがたてるフィードバック効果による歪み、オーガニックなパルス音響のパターンによって構成されたミニマルな電子音のマトリックス ( 仮想現実 ) でもあり、デジタルな織物とでも言いたそうだ。ある種、映画を観るかのような頭に浮かぶイメージ映像によるトリップ・ミュージックか。これもモダン・アンビエント・ミュージックではあるが、叙情性が排除された音響を量子化したカラーフィールド・ミュージック、マイクロサウンドである。

Pixel live at OFFF festival 2009
http://www.youtube.com/watch#!v=SpRj9_WEHu8

**idrioema | 2009年05月12日
OFFF festival 2009 Oeiras - Portugal 07.08.09 May
Raster Noton showcase with:
- 07 May 2009
Nibo
Frank Bretschneider
Atom TM
Fennesz
- 08 May 2009
Senking
Pixel
Kangding Ray
Coh
Uusitalo (Vladislav Delay)
- 09 May 2009
Pomassl
Snd
Alva Noto
Byetone
Signal

FRANK BRETSCHNEIDER / EXP ( raster-noton r-n 108 )
1. Monopuls 2. Blue: Cobalt 3. Strobe Room
4. Blue: Ultramarine 5. Chamber Jazz 6. Biplex
7. Blue: Cyan 8. B.l.u.e. (Best Linear Unbiased Estimator)
9. Polylog 10. Node 11. Orion
12. Spin 13. Novo Duplex 14. Blue: Electric
15. Mass 16. Blue: Aluminate 17. Ventilator
18. Colour Wheel 19. Tron 20. Echolog
21. Reflex 22. Multimath Duplex 23. Polycopter
24. Memory 25. Phased Out 26. Oscillation
27. Funkalogic 28. Monoplex 29. Multiplex
30. Panback 31. Blue: Prussian 32. Lightweight
33. Satellite 34. Crystal Dub 35. For Kyoka
all sounds by Frank Bretschneider,
composed, recorded, Berlin 2007-2009
mastered by Andreas Lubich
dubplates & mastering, Berlin
The Movie was Generated from The Realtime live Visualisation of EXP
RASTER-NOTON 2010
ベルリンを拠点に、アーティスト、作曲家、映像作家として活動を続けるマイクロサウンド/マイクロスコピック ( 顕微鏡でしか見えないさま。微細な。微視的。「―な生物」) の巨匠、Kometことフランク・ブレトシュナイダー ( FRANK BRETSCHNEIDER ) 。彼は、東ドイツ(東ドイツ)のカルル・マルクス・シュタット( 現ケムニッツ )で生まれ、美術を研究し数個のグラフィック版を発行した後に1984年にテープマシン、シンセサイザー、ギターなどによる実験音楽を創作し始めた。 1986年からDada芸術運動、Residents、ソ連のサイエンスフィクションなどに影響されたAG Geigeというドイツのアンダーグラウンドシーンで有名なバンドに参加し、フィルム、ビデオまたはコンピュータ・グラフィックスなどの視覚芸術と音楽との交換の可能性を探り始めた。その後96年にOlaf BenderとRasterMusicレーベルを立ち上げ、12K、Mille Plateauxなどのレーベルから作品をリリースしている。3年ぶりのこのアルバムは、全体が30秒~3分以内のショート・トラックの連続でシームレスに構成され、聴覚を刺激するパルス音、サインウェーブの波状グルーヴの、セルライトをプチプチ潰すかのような快楽音で埋めつくされている。「 expは美術が音楽の抽象的な純粋さに達するべきであるという考えに基づく音楽視覚の仕事です。プロジェクトのために視覚現象音楽の中で音楽で見つけられた品質(動き、リズム、速度、ムード、強度、および組成の構造を含んでいる)を同化する試みは特定の発生していて選択されたwavesformsで構成されました。フィードバック、衝動、クリック、整備士の音、電気、磁気、軽くて他の放射; さらに、アニメーションが可聴周波数と強度によって主に動かされるので、これらの音の品質が、最適な効果を得るのは、グラフィックスの動きのときに可能になります; ミディプログラミングから運動曲線を適用するまでのアニメーションを制御する他のいくつかの方法と組み合わせて、イメージの発生の正確な再現を表します。結果として、簡単な幾何学的なパターンから異常に複雑なフォームまで 、計算されたイメージはしばしば予期していなかった偶然性を発生させます」。2CDのうち1枚はデータCDで、18分に渡る点描画のような映像が収録されている。

Frank Bretschneider EXP

**Eleysia | 2010年05月21日
EXP is a music-visual work based on the idea that fine art should attain the abstract purity of music. An attempt to assimilate the qualities found in music including movement, rhythm, tempo, mood, intensity and compositional structure within visual phenomena. The music for the project was composed of specific generated and selected wavesforms, feedbacks, impulses, clicks, the sound of mechanics, electricity, magnetism, light and other radiation. In addition and since the animation is mainly driven by sound frequency and intensity, the sonic quality of these sounds makes it possible to obtain an optimal effect on the graphics motion. In combination with several other ways of controlling the animation from MIDI programming to applying motion curves the visualization represents an exact reproduction of the audible occurrences. As a consequence the computed images often attain an unexpected beauty, from simple geometrical patterns to extraordinarily complex forms.
the movie was generated from realtime live visualisation of EXP.
© all sounds by frank bretschneider 2009

FRANK BRETSCHNEIDER / RHYTHM ( raster-noton r-n-82 )
1. a soft throbbing of time
2. the big black and white game
3. we can remember it for you wholesale
4. the eight day people
5. other days, other eyes
6.construction shack
7, the moon is hole in the sky
8. all summer in a day
9. the october game
all music by Frank Bretschneider
recorded in Berlin, june 2006-march 2007
mastered by Andreas Lubich at dubplates 6 masterig Berlin
RASTER-NOTON 2007

Frank Bretschneider plays Rhythm @ BEMF BOZAR March 22nd 2009
http://www.youtube.com/watch?v=gpSKLMS1j0M

**wammesies | 2009年03月25日
Frank Bretschneider playing Rhythm live at the Brussels Electronic Music Festival on Sunday March 22nd 2009.

Frank Bretschneider - Walking on Ice
http://www.youtube.com/watch?v=5Cx1J8sA2Hk&p=6A786E9FF6F385E3&playnext=1&index=3

**sparced | 2006年07月09日
Composer from Berlin.

ALVA NOTO / UNITXT ( raster-noton r-n 095-2 )
a: u_07
u_08
b: u_04
u_09-1-2
c: u_08-1
u_03
u_08
d: u_01-2-0
u_05
u_09-0
all sounds : Carsten Nicolai,
text and voices : Anne-James Chaton
tracks recorded during raster-noton japan tours 2006 & 2007
reviewed and edited in Berlin 2008,
mastering: Eashad at d&m
2008 RASTER-NOTON
ドイツはケムニッツ出身のカールステン・ニコライ ( Carsten Nicolai ) は、ベルリンを拠点に活動する映像作家、電子音楽家、プロデューサー。90年代後半にはNoto名義でミニマル・テクノを展開していた彼がモダン・アンビエントやミュージック・コンクレート的展開を始めたのはアルヴァ・ノト( Alva Noto )名義の 2000年代前半からで、サイン波とパルス音を伴った周波数音やホワイトノイズなどを音の素材としてマイクロサウンド・スケープを構築する。それらはすべてコンピューターで生成された音や様々な環境音を変形し合成され歪められた音響だが、ラスター・ノートン系の音楽の中では,最もポップで聴きやすい音響と言えるかも知れない ( 彼の作品全てを聴いたわけではないので、断言出来ないが) 。

Alva Noto - U_09-0
http://www.youtube.com/watch#!v=woMqCIcVZzA

**feelmyglock | 2010年06月24日
Alva Noto - Unitxt. Label: Raster-Noton. Catalog#: R-N 095. Format: CD, Album. Country: Germany. Released: 04 Jun 2008.

Alva Noto - u_07- Mutek_10

**LandonSpeers | 2009年06月30日
Part of u_07 from unitext by Alva Noto at Mutek_10, 2009

*******************

PROFAN / KOMPAKT RECORDS

WOLFGANG VOIGT / FREILAND KLAVIERMUSIK ( PROFAN CD 9 )
01. Alleingang
02. Zimmer
03. Feld
04. Geduld
05. Schweres Wasser
06. Brücke
07. Kammer
08. Mondlicht
09. Dunkler Weg
10. Verwandlung
11. Mecha
12. Symbol
13. Silberg
musik und gestaltung - Walfgang Voigt
distribution Kompakt
www. kompakt.fm
www.wolfgang-voigt.com
2010 PROFAN
「この実験的ミニマリスティック・ダンスミュージックがアルノルト・シェーンベルクとパウル・ヒンデミットの生きていた時代に存在していたら、どのように聴こえたであろうか」と、コンポスト・レーベルのホームページでのアルバム・レヴューに記されている。フォークトのFreilandプロジェクトは、ただ一つの音が最小量のテクノ音楽の基本だという1つの大きなテーマがあり、それを様々な違ったアプローチで構築していく。 この考えは1950年代後半に出現した視覚芸術におけるミニマリズム(Minimalism)での、装飾的・説明的な部分をできるだけ削ぎ落とし、シンプルな形と色を使用して表現する彫刻や絵画にみられた態度でもあるが、この作品では 無調の、カフカ的な合成のクラシック・ピアノが使われていて、それは自動ピアノ(Player Piano)のための作品群で知られるメキシコの作曲家コンロン・ナンカロウ ( Conlon Nancarrow - 1912-1997 ) のジャズ的なる音楽にインスパイアされたもの。フォークトは「彼は機械的なマシンとして楽器を使用する最初の作曲家のひとりでした、人間の性能の制限を超えてプレーさせて」と、発言し、人とマシンとの共存と楽譜と自動ピアノのパンチングとのズレが起こす予測不可能性な偶然性音楽の類似点を示唆している。また、このアプローチは視覚芸術家としてフォークトの仕事に影響を及ぼしフロントカバーには彼の描いたTetrapakの1枚の絵が使われている。最小量の音楽を見、最小量のテクノをこの作品で聴くことができる。当時「ノン・モダニスト」と呼ばれたミニマルなミュージック・コンクレート、そしてマイクロテクノ、モダン・アンビエント ( 音響などを用いて空間を構成するサウンド・インスタレーション)、これこそ現在のクラブミュージック、ミニマル・テクノの先端で起こっている重大な事件でもある。クラブDJたちがミニマルアート・テクノと呼ばれるミュージック・コンクレートやマイクロテクノをDJイングする未来派 たちの時がやってきた・・、いや、この未来派という言葉ももう死語だ。彼らはレトロモダン、モダニズムには憧れてはいるが未来など夢みてはいない。どこまでもスノッブで排他的で限定的なミニマルダブ。明日すらもやってくるのかも分からないこの世紀末的終末論の時代のサウンドスケープとして、これらの音響は最もフィットしているのかも知れない。

WALFGANG VOIGT / FREILAND GEDULD REMIX ( PROFAN 33 )
A1. Verwandlung
A2. Geduld - original mix
B. Geduld 0 DJ Koze mix
musik und gestaltung - Wolfgang Voigt
distribution Kompakt
www. kompakt.fm
www.wolfgang-voigt.com
2010 PROFAN

Wolfgang Voigt - Geduld (DJ Koze Mix)
http://www.youtube.com/watch?v=nbgdUsFYA5U

***viskonksi | 2010年06月10日
brilliant remix by DJ Koze of Wolfgang's Geduld...

WALFGANG VOIGT / SOG ABWEICHUNG ( PROFAN 32 )
A1. Abweichung ( 1 )
A2. Abweichung ( 2 )
A3. Abweichung ( 3 )
b. Abweichung ( 4 )
musik und gestaltung - Wolfgang Voigt
distribution Kompakt
www. kompakt.fm
www.wolfgang-voigt.com
2010 PROFAN

WALFGANG VOIGT / FREILAND KLAVIERMUSIK ( PROFAN 30 )
A: Kammer
B: 1. Symbol
2. Schweres Wasser
3. Mecha
4. Silberg 8
musik und gestaltung - Wolfgang Voigt
distribution Kompakt
www. kompakt.fm
www.wolfgang-voigt.com
2008 PROFAN

Wolfgang Voigt interview in Moscow
http://www.youtube.com/watch#!v=yQBKD-IzFac

**slonikyouth | 2008年04月22日
kompakt

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ECHOCORD

QUANTEC / CAULDRON SUBSIDENCE ( echocord cd 06 )
01. Absolute Level
02. Deep Rooted
03. Profound Experiences
04. Fall Into Oblivion
05. Obstacles
06. Satisfied
07. Magic Potion
08. Pandemonium
09. Transmitters
10. Plateau
written, produced by Sven Schienhammer
artwork by Kusk
published by echocord, Made in EU, Distributed by Kompakt.
also available on 2xLP as echocord040.
tracks 9 and 10 are exclusive to CD.
2009 ECHOCORD
デンマーク出身のSven Schienhammerの、デンマークのレーベルEchocordから発表された正当派テクノ。70-80年代のoldschool synthsを使用し、それによって構築されたデトロイトの和音とダブステップ・グルーヴをデジタル加工する。ばらばらの構造、メロディックなビート、催眠性のキック、ハイハット、衝撃、そして低いベース音が特徴の、ダブ・サウンド。ベルリン、デトロイト、ベーシック・チャンネルを通過儀礼したダブ・ステップと言えるだろう。ミニマルに特徴的な聴く者を突き放すかのように一定の距離感のあるフラットネス、コールドネスでクールな世界だ。

Quantec - Magic Potion
http://www.youtube.com/watch#!v=J_DQCcT3aQs

Quantec - Satisfied
http://www.youtube.com/watch#!v=-hkoXD7jk0E

**TheSilverDubber | 2010年05月13日
Quantec - Satisfied
Taken from the album, Cauldron Subsidence (Echocord 2009)
| D E E P |
Sven Schienhammer (Quantec)...
Sven Schienhammer grew up in the 80's. Producing and remixing electronic music since 1995 first using hardware tools such as Rolands MC 505 and a 303 with some EFX tools.
Now the studio is hardware and software in symbiosis. Using some oldschool synths from the 70's and 80's for the love of the Lo-Fi feeling of those machines! The sounds are digitized thoughts and emotions.
Personal favourite styles in music include Detroit and dubby electronics, Deep House, Dub, Roots Reggae, drones, Ambient and some experimental stuff. He also releases music as Sven Schienhammer. (Edited)
-Discogs.
Quantec MySpace: http://www.myspace.com/quantec
Website: http://www.svenschienhammer.de/

QUANTEC / UNUSUAL SIGNALS ( echocord 030 )
A: 1. Amanita Muscaria
2. Deliberate
B: Unusual Signals/Reversion
C: 1. Unusual Signals/Xeric Dub
2. Iboga
D: 1. Yage
2. Panaleous
Mastered By - K SST
Written-By, Producer - Sven Schienhammer
made in Denmark
2008 ECHOCORD

quantec unusual signals
http://www.youtube.com/watch?v=SI97y1riUw0

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RECOMPOSED / DEUTSCHE GRAMMOPHON GESELLSCHAFT

RECOMPOSED BY MATTHEW HERBERT / Mahler Symphonyx ( Deutsch Grammophon Gesellschaft 2734451 )
A: Mahler Symphony X
B: Mahler Symphony X
recomposed by NMatthew Herbert
original recording: Philharmonia Orchestra - giuseppe Sinopoli
cover photo: Mabler7s composing but in Toblach, Italy
ww.recomposed.eu
2010 DEUTSCHE GRAMMOPHON / UNIVERSAL
ジミ・テナー、カール・クレイグ+モーリッツ・フォン・オズワルドに続くこのシリーズの4番目の作品。今年生誕150周年を迎えた作曲家=グスタフ・マーラーによる未完の大作、ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団の交響曲第10番( 1910年の夏に絶望と底なしの喪失感、狂気の中で作ったといわれている ) を再構築している。棺桶にカーラジオをセットし、標本抽出目的に使用したり、プレリュードからのヴィオラのソロはウィーンにあるマーラーのお墓で新たに録音。その後火葬場でアダージオを大音量で流し、カーテンの後ろにマイクを置き録音している。この作品では死を主テーマに取り上げているのだが、「私のヴァージョンは死の魅力だけではなく、マーラーが光と暗闇の間で作り出した不適当なバランスの誇張も構成し、そうしたものが恐怖と栄光との闘争の喜びである」とハーバートは語っていて、マーラーの作品の陳腐さと難解さ、マーラーの心の中の衝突、生と死、愛ととまどい、威厳と死を表現したかったという。が、その言葉のような人間臭さ、ダイナミックなミュージック・コンクレート的切り口はなく、彼の静謐な性格があらわれた再構築作品に仕上がっている。付録の8ページのブックレットにはハーバート本人による解説、シェーンベルク、ヴェーベルン、アルマ・マーラーがマーラーについて語った言葉が引用されている。

Matthew Herbert on "Symphony X" for Recomposed
http://www.youtube.com/watch?v=KnvaFOxkVzs

***JazzClassics | 2010年04月26日
British electronic music artist Matthew Herbert explains his approach to the adaptation of Gustav Mahler's unfinished 10th Symphony for Deutsche Grammophon's acclaimed series Recomposed. Recomposed encourages protagonists of the electronic dance music scene to uncover contemporary perspectives on the classical repertoire. Matthew Herbert's "Symphony X" will be released on May, 28th. For further information visit http://www.recomposed.de

RECOMPOSED CARL CRAIG & MORITZ VON OSWALD / Music by Maurice Ravel & Modest Mussorgsky ( Deutsch Grammophon Gesellschaft 476 691 3 )
A: Intro
Movement 1
Movement 2
B: Movement 3
Movement 4
C: Interlude
movement 5
D: movement 6
original recordings: Berlin Philharmoniker - Herbert von Karajan
2008 DEUTSCHE GRAMMOPHON / UNIVERSAL

RECOMPOSED BY CARL CRAIG & MORITZ VON OSWALD / New Mixes by Francois Kevorkian & Moritz von Oswald ( Deutsch Grammophon Gesellschaft 272 4750 )
A: Berlin meet NYby Francois Kevorkian & Moritz von Oswald
composers: Carl Craig, Moritz von Oswald
B: Devolopment Mix by Moritz von Oswald
additional engineering by Teo Schulte
2009 DEUTSCHE GRAMMOPHON / UNIVERSAL
恐らくこれらの作品が2008年にリリースされていなかったら、ボクはまだ" ジャズ的なるもの" やクラブジャズの地平で右往左往していて、先に進めなくなっていただろう。クラシックの指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンのラヴェル " ボレロ " と " スペイン狂想曲 "、ムソルグスキー " 展覧会の絵 " をカール・クレイグとモーリッツ・フォン・オズワルドが再構築し、デジタル制御されたアナログ・オシレーターのモーリッツ・サウンド=ベーシック・チャンネルに見られたミニマル・テクノに手術されたグルーヴを聴いた時、鳥肌だったものだ。昨今の貧弱な音楽状況のなかでそんなこと年に1度あるかないかの衝撃的経験だった。Oblique Strategies-Bricolageの " Jimi Tenor " のページで、「このリコンポーズは堕落した現在のクラブカルチャー/テクノシーンとは距離をおいたジミ・テナー独特のアイロニー、回答といえるものだろう。このシリーズ作品の前作カール・クレイグが今年発表したモーリッツ・フォン・オズワルド との共作 " ReComposed " 、マシュー・ハーバート、エイフェックス・ツイン、スクエアプッシャーなどテクノの先陣たちすべてがオーケストレーション編成のポストモダン・ミュージックに向かっている時代に差し掛かっている」と書いたが、いまやポストモダンというと語弊がある。ポストモダンという言葉や形容は曲者だ。それよりも、やはり20世紀前半のモダンへの回帰、21世紀音楽の新たなエレクトロニック=テクノの文脈にみられるモダニズム、ポスト・クラシカル、モダン・アンビエント、マイクロテクノと言い直しておこう。勿論 " ジャズ的なるもの" も含まれているのは言うまでもない。

Carl Craig, Moritz von Oswald, Francesco Tristano live at RFH @ RBMA London 2010
http://www.youtube.com/watch?v=ab9KStI7tC0

***redbullmusicacademy | 2010年03月02日
Live performance from Carl Craig, Moritz von Oswald, Francesco Tristano, and David Brutti at the RFH. See more at http://www.redbullmusicacademy.com and subscribe for more updates!

http://www.youtube.com/results?search_query=Carl+Craig+%26+Moritz+von+Oswald&aq=f

MORITZ VON OSWALD TRIO / LIVE IN NEW YORK ( HJRLP 53 )
1. Nothing 1
2. Nothing 2
3. Nothing 3
4. Nothing 4
Vladislav Delay - percussion and metal instruments
Max Loderbauer - sequencer and synthesizer
Moritz von Oswald - live programming, string keyboards and additional percussion
with guests
Carl Craig ( modular synth ) and Francois K ( live mix and effects )
recorded by Francois K at Le Poisson Rouge, Bleecker Street, New York City, on 6 February 2010, during the Unsound Festival
the cover is a photograoh of colour wheel by Cosima von Bonin
design by Will Bankhead
produced by Moritz von Oswald
2010 HONEST JONS RECORDS
コジマ・フォン・ボニン( Cosima von Bonin ) によるオリジナルのアートワークの写真が使われたモーリッツ・フォン・オズワルド・トリオの2枚組アルバム " Live in New York " と" Vertical Ascent " の2作は、フィンランドの打楽器奏者、エレクトロニック・ミュージシャンVladislav Delay ( metal percussion ) 、元サン・エレクトロニックのMax Loderbauer ( sequenced synthesizer ) 、そしてモーリッツ・フォン・オズワルド( strings keyboards, drum programming, fender rhodes electric piano, percussion, synthesizer ) の3人によるユニットで、 " Live in Newyork " は、カール・クレイグやフランシスKなどもセッションに参加したり、クラブでの環境音を取り組み、テクノのように装ってはいるが、彼らの音楽の本質はトリッピーな浮遊する宇宙感覚を持った70年代のクラウトロックの流れを組込んだ即興演奏によるサイケデリックなエレクトロニック・ジャズである。ここにオズワルドのベーシック・チャンネルでのテクノミニマル世界を期待しては大きな間違いをおかすだろう。

Moritz Von Oswald - Nothing 4 (Live In New York)
http://www.youtube.com/watch?v=leuxZLqw9As
**lektrolaur | 2010年07月10日
HJRLP053 - Moritz Von Oswald Trio - Live In New York LP
Release date: Jul 2010
A1 Nothing 1
B1 Nothing 2
C1 Nothing 3
D1 Nothing 4
Released by: Echospace Honest Jon's Records
Release/catalogue number: HJRLP053

Moritz Von Oswald Trio, with Carl Craig & Francois K in New York, 2010
 
**nam3less2 | 2010年02月07日
The US live debut of the Moritz Von Oswald Trio, with Carl Craig & Francois K in New York City.
A unique journey!

MORITZ VON OSWALD / VERTICAL ASCENT ( HJRLP 45 )
Patterns 1
Patterns 2
Patterns 3
Patterns 4
Vladislav Delay - metal percussion
Max Loderbauer - sequenced synthesizers
Moritz Von Oswald - string keyboards, drum programming, fender rhodes electric piano, additional percussion, synthesizer
recorded by Tobias Freund and Moritz von Oswald at Lemon Street Studios, Berlin
mixed by Tobias freund, Max loderbauer and Moritz von Oswald
mastered by Gotz-Michael Rieth at Eastside, Berlin
produced and arranged by Moritz von Oswald
the cover is a photograoh of colour wheel by Cosima von Bonin
design by Will Bankhead
2009 HONEST JONS RECORDS

Moritz Von Oswald Trio - Vertical Ascent (Pattern 3) - HONEST JON'S RECORDS

**the29nov | 2010年08月12日
by the29nov films

「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」
このお盆は、8月31日の「BRICOLAGE vol.05」と、7月31日に好評のうちに終わった " VIVA! Deutschland elektronische Musik " の続編として、9月11日にボクがブリコラージュするPsysEx ( shrine.jp / underground galleryから発表した4thアルバム " psx_vi " のリミックス12インチシングルのリミキサーにはalva noto / carsten nicolaiの名前がみられる。ニッポンのエレクトロニックの未来の鍵を握る最重要ユニットだ ) 、 CVL ( " Nonsavoir " をリリースしたばかりの人気沸騰中のVelveljinのニコがこのイヴェントのため CVL :セヴェルというユニットを組んで実験的エレクトロニックに挑戦 ) 、Junya Tokuda ( 俄に注目を浴び始めたオオサカの新進エレクトロニカ・アーティスト ) 、ieba ( 映像作家Sandra、Samuel Andreとのコラボレーション作 "Clownoriage " 、" 8 Promenads " などのモダン・アンビエント作品をリリースしているフランス人アーティスト) 、hiroaki Asai ( aka enq / enq名義ではfinderpop labelのサブレーベルのcassette visionより2作品を発表、Hiroaki Asai名義ではファースト・アルバム " for unaffected things " 、 " kalala " などを発表している) とのエレクトロニックな実験的イヴェント「 Wir sind Söhne von Stockhausen 」- The current electronic music of Zero Generation - でDJイングするための素材として手許に散乱しているCDやレコード群を、頭の中で整理するために、彼らのバイオグラフィなどの資料をパソコンで漁りながら四六時中音楽ばかりを聴き、お勉強し
ていた。ベーシックチャンネル以後のエレクトロニック・ミュージックの動向で、このところ最も興味を抱いているrester-notonでのPixel、Frank Bretschneider、Signal、Alva Notoなどのデジタル処理された周波数のサイン波によるマイクロサウンドにおける美学や、KompaktレーベルでのWolfgang Voigt 周辺のミニマルダブ、モダン・アンビエント ( ネオ・クラシック) 、Ost-Gut Ton、Acker-Records、Anticipateとか気がつくとこの3ヶ月の間に購入したレコードやCDが300枚ほど部屋に散乱している。カールハインツ・シュトックハウゼンが生んだ息子達、子供達たちともいえるドイツ、ケルンをプラットホームにした電子音響合成手術の施されたこうしたエレクトロニック・ミュージックが、世界のいたるところで過剰なほど生まれては消えていっている。またボクがこれらの音楽の意味付けやエディトリアルしなきゃいけないのか。それにしては報われない音楽人生だなあ。ちょっと疲れた。ひとやすみして熱い紅茶でもいれて一息しよう。( 一度にすべてアップしようかなと思ったが、まだこの写真に映っているように、100枚以上のレコードやCDが控えている。「 BLICOLAGE」「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」のイベントとリンクしながらマイクロサウンド、ミニマルダブ、モダン・アンビエントのレコードとCDは今後3回ほどに渡って随時アップしていきます ) 。
しかし、ドイッチェランドの音楽はいまも" Deutschland Deutschland über alles " だ。


追記

昨夜はジャン・ピエール・ターメルからボクに渡してくれと預かった" Jean-Frrancois Jamoul " ( パリのシュルレアリスム美術家 ) のDVD " Temps Incertains " と、Reinier LericolairのCD " 25 Plages " のお土産を手にフランスのパリからレニエ・ルリコレ氏とリリ・キムさんがnu thingsに来て下さっ
た。この夏からパリの映像学校で学ぶVelveljin のニコとタケダくんを交えて、3時間ばかり店の近くにあるカフェで、現在のパリやルーエンの美術、音楽事情から、ボクが70-80年代にリリースしプロデュースしたヴァニティ・レコードからの作品の再発を、イギリスやヨーロッパのレコードマニアたちが心持ちにしているというので、可能ならフランスのレコードショップから全作品をオリジナルのままに再発しようなど、色々と話しが展開し、楽しく有意義な時間を持つことができた。なんとか来年はジャン・ピエール・ターメル ( Jean Pierre Turmel ) がルーアンで連続して展開している " ETRANGE FESTIVAL " を拡張した映画、映像、音楽、美術など日本で未公開のフランス文化を " フレンチ・ロック " という大きな括弧で括り、その集大成のようなレクチャー、イヴェントを彼らを招聘して催したいと考えている。それにしても病的に暑過ぎる夏だなあ。アメリカ経済崩壊、株価暴落の前兆、円高進行、ロシアで大規模な山火事、全国で2番目の高齢者ミイラで発見、東京や米国西海岸に大地震が起こるかもとか、巷では色々騒いでいるこの夏だが、それ以上にこの猛暑の、狂ったほどの暑さには不吉な予感すらも感じる。そろそろ、マジになにか生き延びるための様々な備えが必要だろう。さて、今日21日は最近あまり店に顔出ししていなかったので、 " SongBird" という平野クンが毎月nu thingsで展開している恒例のイヴェントを覗きにいった。東郷誠 ( 心の琴線に響く彼のヴォーカルは多くのひとに感動を与えメジャーなフィールドで成功するのは時間の問題かも) 、Kajon ( 彼女の声を多重録音した上に生声を乗せて展開するヴォーカリゼーションのような歌声には、なにかキラっと光ったものを感じた) 、大村みさこ ( 彼女のステージは店に着いた時には終わっていたので未体験 ) 、そして、おおたえみり ( いつもはピアノを前にひとり弾き語りという展開だが、今回はバックにギター、ベース.ドラムというロック編成のバンドを従えたヴォーカルという展開だった。しかしアレンジが悪く彼女の持っている世界観、魅力が半減しているようで微妙な印象しかなかった。磨けば磨くほど光り輝くダイヤモンド原石のような、まれにみる彼女の才能を、周囲の人間が潰して行く様をみるのは、なによりもつらいことだ ) 。この4人で、総勢95人もの集客があり、nu things JAJOUKAの空間に暖かいイイ空気感を醸していて、客観的に観ていても楽しいイヴェントだった。


Rainier Lericolais / 25 Plages
Jean-Francois Jamour / Temps Incertains ( Sordide Sentimental ssevo5 )


2010年08月25日

WARM ( WORM? ) ELECTRONIC BEAT

WARM ELECTRONIC BEAT + IMPROVISATION
SLOW-MOTION TECHNO
MODERN AMBIENT ++ ORCHESTRATION SOUNDS
MINIMAL DUB


BRICOLAGE vol.05
" You Know Your Own Music When You Hear It One Day " Brion Gysin
●Warm Electronic Beat ●Slow-Motion Techno
31 tue Aug. 2010 19:00-23:00 1500yen(inc 1drink)
bricoleur:AGI Yuzuru ( 阿木 譲 )

「ジャズやポストロック、クラシカル、ダブ、ミュージック・コンクレート、ミニマリズムを通過したクラブミュージックの痕跡を持ち、その影響下にあるエレクトロ・アコースティックス、スロウモーション・テクノ、モダン・アンビエントなどの、古典的なロックの文脈を、コンピュータを別な方法で引き寄せエレクトロニクスとデジタルという記号へ変換した、新たに組み立て直した " ロックじゃないポストロック " の文脈を淡々と綴っていこうと考えている。イメージとしてはデヴィッド・リンチの映画の、あの切り刻まれた物語りのような、そんな世界が構築できたら・・。」

nu things JAJOUKA - USTREAM
http://www.ustream.tv/channel/jajouka

THE SIGHT BELOW / IT ALL FALLS APART ( GL-1-2 / SMM XII )
Shimmer
Fervent
Through The Gaps In The Land
Burn Me Out From The Inside
it All Falls Apart
New Dawn Fades
Stagger
written, performed, produced by The Sight Below,
exceept 1. vocals by Tiny Vipes
additional guitars, electronics by Somon Scott
.....
phtography by Julie Calbert
art by Michal
SMM

THE SIGHT BELOW / MARMUR (GI-92 )
A1. Murmur
A2. Wishing Me Asleep
MP3-4.No Place For Us (Eluvium Remix)
MP3-5.At First Touch (Simon Scott Remix)
Producer - Rafael Anton Irisarri
note: "The Sight Below comes close to recording a “real” dance track with “Murmur,” slipping a skipping syncopation and an honest-to-god bass line into a roiling cloud of distortion. “Wishing Me Asleep” incorporates bits of strings into the mix for a touch of cinematic melancholy."
2009 Ghostly International

シアトルを拠点とするエレクトロニック・ユニット The Sight Beowの、シームレスな夢見ごこちのスロウモーシャン・テクノ。その織地は、ケビン・シールズの電気的に増幅されたギターの残響によってまるで憂うつな映画のようなイメージを発生させる。それはデジタル点描画家の夢のようにパルスを放っている。マーブルのピクチャー・ディスクにはプロデューサーBiosphereのリミックスが含まれている。主なメンバーはアメリカ人のポストクラシック音楽の作曲家Rafael Anton Irisarri。

The Sight Below - "Further Away"

**ghostlyintl | 2008年11月07日
The Sight Below
Further Away
Filmed at Deception Pass, WA
Summer 2008
All Rights Reserved

The Sight Below - New Dawn Fades (Joy Division Cover)
http://www.youtube.com/watch?v=ByXuJ79v258
**djadvance22 | 2010年03月10日
Off their album It Falls Apart, to be released April 6th on Ghostly Intl.
Courtesy of http://onlyamazing.com

http://www.youtube.com/results?search_query=THE+SIGHT+BELOW+&aq=f

http://www.myspace.com/thesightbelow/
http://www.ghostly.com/artists/the-sight-below/

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DANGER MOUSE AND SPARKLEHOUSE present / DARK NIGHT OF THE SOUL ( DM 003 )
A: 1. Revenge ( ft. The Flaming Lips )
2. Just War ( ft. Gruff Rhys )
3. Jaykub ( ft. Jason Lytle )
4. Little Girl ( ft. Julian Cassablancas )
5. Angel's Harp ( ft. Fran Black )
6. Pain ( ft. Iggy Pop )
7. Star Eyes - I Can't Catch It ( ft. David Lynch )
B: 1. Everytime I'm With You ( ft. Jason Lytle )
2. Insane Lullaby ( ft. James Mercer of The Shines
3. Daddy's Gone ( ft. Mark Linkous & Nina Persson )
4. The Man Who Played God ( ft. Suzanne Vega )
5. Grim Augury ( ft. Vic Chestmutt )
6. Dark Night Of The Soul ( ft. David Lynch & horns by Scott Spillane )
*for promotional use only
visuals by David Lynch
DM

EMIレコードとプロデューサーのブライアン・バートン(通称Danger Mouse)とのイザコザ、論争のためリリースされたのか、されていないのかすら分からない曰く付きの作品。デヴィッド・リンチが作成した超現実的なイメージ写真が48ページの本として添付されているというが、現物をみたことがない。ボクの持っているのはスリーヴなしのプロモーション用に作られたもの。デヴィッド・リンチの世界がイギー・ポップや去年の12月に拳銃自殺したヴィク・チェスナットなど、様々なロック・アーティストによって歌われている。これこそがロックと呼べる代物だ。なあ、ロックって、救いようの無いほど暗い暗いものなんだぜ。ロック、ロックって、安易に喋ってるけど、地獄に堕ちる覚悟はあるのかな。

Dark Night Of The Soul - David Lynch, Danger Mouse and Sparklehorse

**diegojavs | 2009年11月29日
Track 13: Dark Night Of The Soul (featuring David Lynch)
David Lynch, Sparklehorse and Danger Mouse collaborated on Dark Night of the Soul, an album that may never officially be released.
Photos by David Lynch

Danger Mouse & Sparklehorse "Stars Eyes (I Can't Catch It)" feat. David Lynch

**HGRKzk | 2009年05月20日
Hauntingly beautiful.
Danger Mouse and Sparklehorse present dark night of the soul.
http://www.dnots.com/

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ANTICIPATAE RECORDINGS

KLIMEK + Marta Collica "Rimani Tu"
http://www.youtube.com/watch?v=54veTeeWHDY

**sebmeiss | 2010年03月22日
from:kLIMEK "Movies Is Magic (extended version)
VINYL + DIGITAL
out on Anticipate: April 14th 2010
distributed by Kompakt
VIDEO by TIM D. HUYS thank you !

Klimek - Sound of Confusion
http://www.youtube.com/watch?v=nRwfYqTMDOM
DustAndNoises | 2009年10月19日
Artist: Klimek
Album: Movies is Magic
Year: 2009
http://www.myspace.com/random666industries

Klimek
http://www.youtube.com/results?search_query=Klimek&aq=f

KLIMEK / MOVIE IS MAGIC ( ANTICIPATE 008 )
1. Abyss of Anxiety (Unfolding the Magic)
2. Exposed to Life In It's Brutal Meaninglessness
3. Exploding Unbearable Desires
4. Pathetic and Dangerous
5. Greed, Mutation, Betrayal
6. A Lament
7. True Enemies and False Friends
8. Sound of Confusion
9. For Whom the Bells Toll
10. Tears of Happiness (Dismissed Into Mundanity)
all tracks composed by Sebastian Meissner
recorde and mixed at Ostendzoo
November 2007-February 2009
mastered by Aviad Albert
2009 ANTICIPATE RECORDINGS

1995年のブライアン・ウィルソンとヴァン・ダイク・パークスのアルバム" Orange Crate Art " から、ヴォーカルをカットして存在しないフィルムのためのサウンド・トラック " Movie Is Magic " を作った。スロヴェニア生まれの哲学者/フィルム・セオリスト、リュブリアナ大学社会学研究所哲学教授スラヴォイ・ジジェク ( Slavoj Zizek ) からインスパイアされた曲 ' Exposed to Life In Its Brutal Meaninglessness ' など、デジタル手術されたオーケストラ・フィギュアのようなカットアップ構造がみられる美しい作品だ。Sebastian Meissnerはベルリン在住のアーティストで、ファーストとセカンド・アルバムはKompaktからリリースされている。シンセ、ストリングス、ピアノなどを駆使したオーケストラサウンドと、Scott Arford、Steve Heather、Zeitblom、Robert Curgenven、Gerard Lebik、Dawid Frydryk、Marta Collica、Hugo Race、Ran Slavin、Ursula Maurerなどの錚々たるプロジェクトによる、オーガニックで物語り的なモダン・アンビエント・サウンドが構築されている。一説にはSteven Spielberg & Azza El-Hassanに捧げたアルバムだとも言われている。映画も魔法だが、音楽もそれ以上に、このセバスチャン・マイスナーの音響のように多層性の影とバランスを持つ、この世のものではないイマジネーションを拡張させてくれる魔法の一種なのだ。CDには14" x 9"インチの折りたたみポスターと、、 " Sweet Surrender - The Subliminal Machinations Of The Film Score " というタイトルの映画と魔法について書かれたHartwib VensとSebastian Meissnerのライナーがパッケージされている。

www.random-industries.com

YouTube - KLIMEK "for Azza El-Hassan & Steven Spielberg"
http://www.youtube.com/watch?v=Fye2oN7kBTs

****sebmeiss | August 27, 2008
In January 2007, B'Tselem - the Israeli Information Center for Human Rights in the Occupied Territories - launched "Shooting Back", a video advocacy project. Providing Palestinians living in high-conflict areas with video cameras, with the goal of bringing the reality of their lives under occupation to the attention of the Israeli and international public.
The footage used in this clip is showing children living in the settelment Tel Rumeida, Hebron as documented by Raja'a and Fida' Abu 'Ayesha.
www.btselem.org
www.heb2.tv

KLIMEK / MOVIES IS MAGIC - EXTENDED VERSION ( ANTICIPATE 10 )
A:1. Movies is Magic ( with Ursula Maurer )
2. Exploding Unbearable Desires ( original version )
3. Rimani Tu ( with Marta Collica )
4. Sound Of Confusion ( original version )
5. For Whom The Bells Toll (
alternative version )
B: 1. A Lament ( with Steve Heather & Zeitblom )
2. Greed Mutation Betrayal ( original version )
3. Exposed To Life In Its Brutal Meaninglessness ( original version )
4. Into Zero ( with Hugo Race )
5. Reality Is A Warm Gun
all tacks composed by Sebastian Meissner
recorded and mixed at Ostendzoo
November 2007-February 2009
mastered by Twerk
lacquers cut by Rashad at Dubplates & Mastering
all pictures by Luca Rossato
typography & layout by Sarah Nelson / Sarahfina.org
inner sleeve motive taken inside the abandoned
neuropsychiatric hospital of Vercelli,
Piemonte/Italy
this album is for Emily Elizabeth hochman
2010 ANTICIPATE RECORDINGS
" Movie Is Magic " の拡張版。オリジナルの3曲にニック・ケイヴ・アンド・バッド・シーズ ( Nick Cave & The Bad Seeds ) のUrsula Maurer、Marta Collica、Hugo Raceの3人のゲストを迎えたヴォーカルが挿入された新たなヴァージョンが聴かれる。

http://www.myspace.com/random666industries

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EZEKIEL HONIG / SURFACES OF A BROKEN MARCHING BAND ( ANTICLIPATE 006 )
1. Porchside Prologue
2. Broken Marching Band
3. A Brief Visual Pattern
4. Seaside Pastures part 2
5. Displacement
6. Porchside Economics
7. Material Instrument 1
8. Material Instrument 2
9. Past Tense Kitchen Movement
10. Epilogue
written and produced by Ezekiel Honig
Mark Templeton: guitar material on tracks 1,6,9
Thomas Hildebrand: field recording source material on track 2
Graig Colorusso: gitar source material on track 9
mastered by Twerk
2008 ANTICIPATAE / distributed by KOMPAKT

1974年、ニューヨーク生まれのエゼキエル・ホニッグ ( Ezekiel Honig ) は、Anticipate Recordingsレーベルを主宰していて、このレーベルは主にジャズやポストロック、クラシカル、ダブ、ミュージック・コンクレート、ミニマリズムを通過したクラブミュージックの痕跡を持ち、その影響下にあるエレクトロ・アコースティックス、スロウモーション・テクノ、モダン・アンビエントを展開している。古典的なロックの文脈を、コンピュータを別な方法で引き寄せ、エレクトロニクスとデジタルという記号の下、新たに組み立て直した音楽を再開発している。このエゼキエル・ホニッグの " Surfaces Of Broken Marching Band " は,最もボクがいま求めている音楽の全てを内包している作品かも知れない。彼らの言う " 暖かい電子ビート+インプロヴィゼーション " という表現、ここにこのいまの時代に対応した新たなロック・イディオムを発見し、感動させられた。エゼキエル・ホニッグは2003年に " Technology Is Lonely " 、 2004年、これも自身で設立したレーベルMicrosm Musicより " Microcosm Music " をリリース、2005年にはフィラデルフィアを拠点とするネットレーベルUnfoundsoundより、MP3(256k)とFLAC形式で " It's Getting Cold Outside " を配信、 同年Morgan Packardとのコラボレーション・アルバム " Early Morning Migration " を、2006年、ライブ・アルバム " Live From Percussion Lab " を、3rdアルバム " Scattered Practices " をリリースしている。 この " Surface of a Broken Marching Band " は彼の4枚目のアルバム。

Ezekiel Honig - porchside economics
http://www.youtube.com/watch?v=WHAWly3Bujs

**mahoneysistersfilms | 2010年02月09日
Ezekiel Honig - porchside economics

Ezekiel Honig - Epilogue
http://www.youtube.com/watch?v=xQfyVFhR90s
***kaiser560 | 2010年04月30日
Artist: Ezekiel Honig
Release: Surfaces Of A Broken Marching Band
Label: Anticipate Recordings
Year: 2008
Genre: Ambient, Abstract

Ezekiel Honing/ Plateaux Festiwal/ CT Park/ Torun/ 21112009

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MORGAN PACKARD / AIRSHIPS FILL THE SKY + JOSHUE OTT / MORGAN PACKARD UNSIMULATABLE DVD ( ANTICIPATE 002 )
1. Airships Fill the Sky
2. I Think I...
3. Mink Hills
4. A Place Worth Keeping (part 1)
5. A Place Worth Keeping (part 2)
6. Dappled
7. Kelp Sway
8. Waterbugs
9. They Will Rise Forever
Morgan Packard : electronics, saxophone, accordion
Jody Redhage: cello on track 3
mastered by Michael Fassenkemper
at Turtletons Studio NYC
all music written and produced by Morgan Packard
visual material on Unsimulatable
DVD by Joshue Ott via superDrew
cover image by Joshue Ott
2007 ANTICIPATE
anticipateの第2弾としてリリースされたニューヨークのアーティストmorgan packardのデビューアルバム。テクノ、ハウス、ブレイクビーツなど、クラブミュージックの文脈にあったエレクトロニック・ミュージックと、ジャズやクラシックのサクソフォン、チェロ、アコーディオンなどの生楽器を織り交ぜながら、デジタル加工というフィルターをかけたサウンドをベースに、マイクロテクノ、ミニマルダブともいえる世界を構築している。この作品にはpackardとジャシュア・オット ( joshue ott ) のコラボレーションによる抽象的映像を収録したDVDがついている。

Mink Hills: New Music from Morgan Packard
http://www.youtube.com/watch?v=jU1-XHFXiTU

**geopacko | 2007年07月02日
A time-lapse music video of clouds flying over the Mink Hills in NH. Set to a tune of the same name from Airships Fill the Sky, a new album released by Morgan Packard on the Anticipate label. "...This is a sublime piece of work and is (dare I say it) a near perfect debut that elegantly showcases Packard's jazz and classical origins, and fuses them into something very special indeed..." (Reviewed by WHITE_LINE). For the CD and samples: anticipaterecordings.com
Filmed and produced by parrotcreek.com

Airships Fill the Sky / Unsimulatable Release Party #1

Morgan Packard / Josh Ott (Anticipate)
http://www.youtube.com/watch?v=flfNBGQ-bEM
****ebass4 | 2007年07月07日
Morgan Packard / Josh Ott (Anticipate) CD/DVD release party.

http://www.anticipaterecordings.com/

M. TEMPLETON & aA. MUNSON / ACRE LOSS ( ANTICIPATE 009 )
1. aTest
2. This Will Pass
3. Saw to the Seed
4. Too Small
5. Contents Are
6. 1 is to One As...
7. Safer
8. It's OK to Fall
9. Small One
10. looking Northward
Mark Templeton & aAron Munson: guitar, banjo, acordion, bass, field recordings, synthesizer, effects pedals, computer, percussion, voice
aAron Mundon & Mark Templeton; super 8, super16mm, HD video
mastered by Harris Newman
images by aAron Munson
design by Ezekiel Honig
www.anticipaterecordings.com
2008 ANTICIPATO / KOMPAKT

"Acre Loss " はミュージシャンMark Templetonと映像作家aAron Munsonによるコラボレート・プロジェクトで、10の音楽作品と10の短編映画によって構成されている。エレクトロ-アコースティックの方向付けとシナマティックな暖かさが混合した稀で珍しいサウンド・スケープが構築されている。寒いカナダの朝の霞んだ冷気のように,荒削りな歪みをともなったサウンドトラックだ。マーク・テンプルトンは長年エドモントンのアルバータ・ミュージック・シーンで活動しているアーティストで、最近モントリオールへ移り住んでいる。aAron Munsonはエドモントンを拠点に活動する映画制作者で、このDVDの作品でもSuper8と16mmのフィルムを使用している。

Acre Loss Trailer
http://www.youtube.com/watch?v=AK3MdzSM_HI

**fieldsawake | 2009年01月08日
M. Templeton & aA. Munson Acre Loss - Anticipate Recordings '09.

http://www.anticipaterecordings.com

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BEDROOM COMMUNITY

VALGEIR SIGUROSSON / DRAUMALANDIO( HVALUR8CD )
1. Grylukvaedi
2. Dreamland
3. Past Tundra
4. "I Offer Prosperity And Eternal Life"
5. Laxness
6. Hot Ground, Cold
7. Draumaland
8. Economic Hitman
9. Cold Ground, Hot
10. Beyond The Moss
11. Nowhere Land
12. Helter Smelter
performed by
Valgeir Sigurosson : prepared piano, percussion, bass, programming, rhodes
Nico Murhly : piano, harmonium, celesta, dulcitone
Sam Amidon: acoustic guitar, banjo, vocals on 1
Ben Frost : programming & processing on 1, 11, 12
Paul Corley: programming on 9
soloists:
Nadia Sirota: viola
Hildur i Guonadottir: cello
Borgar Magnason: double bass
liner note author: Andri Snær Magnason.
recording information: Greenhouse Studios, Reykjavik.
editor: Sturla Mio _órisson.
photographer: Pétur Thomsen.
arrangers: Valgeir Sigurdsson; Nico Muhly.
this is a Bedroom Communty record
distributed by Kompakt
2009 BEDROOM COMMUNITY

Valgeir Sigurðsson (ヴァルゲイル シグルズソン)は71年アイスランド生まれのエクスペリメンタル/エレクトロニック/オルターナティヴ・ミュージックのプロデューサー、作曲家、ミュージシャン、エンジニア、ミキサーである。加えてベッドルーム・コミュニティ ( bedroom community ) レーベルオーナーでもあり、ビョークやムームのプロデューサーとしても有名。16歳のときに小さなレコーディング・スタジオで働きながら古典的なギターを学び1998年にロンドンのSAE Instituteを卒業している。1997年に設立されたアイスランド最高のGreenhouse Studiosの録音設備の創設者で、2005年に現在の活動のベースとなるBedroom Communityレコードを設立した。Björkを始めBonnie 'Prince' Billy、Camille、CocoRosie、Ben Frost、Howie B、Kronos Quartet、The Magic Numbers、múm and Nico Muhlyなどとともに活動。この作品はアイスランドの美しい自然をドキュメントにした映画 " Dreamland " のサウンドトラックとして制作されたもの。荘厳でドラマチックなオーケストレーションをバックに、アイスランドの壊れゆく美しい風景を風刺的に描いてる。この作品にはbedroom communityのミュージシャン、ben frost、sam amidon、nico muhlyたちがフィーチャーされている。

Draumalandið (Dreamland) Music by Valgeir Sigurðsson
http://www.youtube.com/watch?v=Kp5n2vd8c9o

***BedroomCommunity | 2010年03月08日
Here are a few music examples from Draumalandið (Dreamland), a documentary about the exploitation of Iceland's natural resources, tells a story about huge things—the fortunes of a whole nation; the destruction of vast landscapes; and the global economic forces, greater still than any nation, that fuel it all—and for his soundtrack to the film, Valgeir has brought out a heavier set of tools. His entire roster of Bedroom Community labelmates contributes in some way to the creation of the score: classical composers Nico Muhly and Daníel Bjarnason, industrial wizard Ben Frost, and American folksinger Sam Amidon, along with a host of others, and the small orchestra assembled for the record swells from moments of expansive beauty into massive, surging symphonic force. Its harmonies are anxious, pulsing, driven.

draumalandid trailer
http://www.youtube.com/watch?v=R7p2b0lkpBg
**andrimagnason | 2009年03月13日
Dreamland feature length documentary — trailer. Opening April 8th 2009 in Reykjavik. Directed by Þorfinnur Guðnason and Andri Snær Magnason. Produced by Ground Control Productions. A film about the exploitation of the Icelandic nature that leads to the crash of the economy. Based on a book by Andri Snær Magnason, Dreamland - a Self Help Manual for a Frightened Nation. English subtitle version of this trailer is available. Trailer music by Rolf Meyer.

MySpace → http://www.myspace.com/valgeirs

http://www.greenhouse.is/

http://www.bedroomcommunity.net/artists/valgeir_sigurdsson/

**

BEN FROST / BY THE THROAT ( HVALUR6LP )
Alpha:
1. Killshot
2. The Carpathians
3. O God protect Me
4. Híbakúsja
5. Peter Venkman Part I
Beta:
6. Peter Venkman Part II
7. Led Needs A New Paid Of Shoes
8. Through The Glass Of The Roof
9. Through The Roof Of Your Mouth
10. Through The Mouth Of Your Eye
executed by Ben Frost , Valgeir Scurdsson
www.bedroomcommunity.net
www.ethermachines.com
www. kompakt fm
BEDROOM COMMUNITY 2009

1980年、オーストラリアのメルボルン生まれ、現在はアイスランドのレイキャビクに住んでいるベン・フロスト( Ben Frost ) 。ミュージシャン、作曲家、プロデューサーの彼の音楽は静謐なクラシック・ミニマリズムと、メタル、パンクロックのギター・フィードバックの機械システムから放たれる騒音 ( ノイズ ) の、二面性のある対照的な構図を持つ。ベン・フロストの音響は疎外と孤立感を投影しながら肉体的で挑戦的な美意識から放たれる。音楽ジャンルは、エクスペリメンタル、エレクトロニカ、インダストリアル、ノイズ、ポスト・ミニマリズムに組みされる。" By The Throat " は " エレクトロニックの未来 " と評された " Theory Of Machine " での " ポストパンク、ブラックメタル、ノイズにカテゴライズされる " 作品とは違い、より実験的で個人的にはこの作品での暗く沈んだエレクトロニック・グルーヴのほうが好みだ。フロストはCicada ( 視聴覚のインストールと技術生物学が融合した現代の芸術集合体 ) のメンバーで、Icelandic Dance Companyのアイスランドのダンサー/振付け師のErna Ómarsdottírとのコンテンポラリー・ダンスや、Based Chunky Moveなどのフィルム会社とコラボレーションし作曲も担当している。2002年にはValgeir Sigurðssonのビョークとの共同作品のリミックのためにアイスランドに移住する。彼のライヴ・パフォーマンスは、Ampeg SVTなどの数個のリアルタイムの超低周波の信号処理に感応する高い動力付きのギターとBass Amplifiersを使ったもので、ステージ上にはギター、2台の増幅器のスタック、フィードバック、およびスピーカーがセッティングされる。最近ブライアン・イーノに接近し、なにやらあやしい動向をみせている。 アルバム " By The Frost " でのオオカミは、重要な役割を果たしているが、「 オオカミの鳴き声は、最もすばらしい自然な足し算と私がそうすることができた統一された暗闇での調和です」とフロストはあるインタヴューで答えている。

Ben Frost Performs We Love You Michael Gira / Coda, Live on Icelandic TV 2007
http://www.youtube.com/watch?v=ruMiVMeE8lU

****ilostasock | 2009年06月24日
Ben Frost Performs We Love You Michael Gira / Coda, Live on Icelandic TV featuring Sigtryggur Baldursson of the Sugarcubes and guitarists from the band Reykjavik! 2007

"killshot memories" Ben Frost's "Killshot" with animation by Toby Fairbank

**tobyFairbank | 2009年11月11日
So it seems coincidence affords design. Ben Frost's 'Killshot' begins the moment i go searching for old footage as basis for a logo. The first .avi I view is of an old dwelling of mine from times past; the quick continuously investigating camera's movements seem to fit the music... and so it begins... consisting of low res digital camera video from the span 05-08, something eerie, bewildering, briefly humourous and strangely comforting is assembled...
Ben Frost's "By The Throat" album is available from boomkat.com or check the label website: bedroom-community for more information. Spooky melodic distorted crunchy soundscapes. Killshot is the first track. Genius.

BEN FROST / THEORY OF MACHINE ( HVALUR2 )
01. Theory Of Machine
02. Stomp
03. We Love You Michael Gira.
04. Coda
05. Forgetting You Is Like Breathing Water
written performed by Ben Frost
BEDROOM COMMUNITY 2006

vidiary by Sara T. || music by Ben Frost
http://www.youtube.com/watch?v=gDavqZGdVfM

****saratea | 2007年06月21日
Song: Theory of Machines by Ben Frost
Video: Sara Thurston
Music used by permission
www.saratea.com 2007
www.myspace.com/saratea
-=-
Ben Frost
http://www.ethermachines.com/
www.myspace.com/theghostofbenfrost

Ben Frost Theory of Machines Live in Belgium 2007
http://www.youtube.com/watch?v=gh6JZg5zqF8

***ilostasock | 2008年04月07日
Ben Frost performs Theory of Machines live at the Domino Festival in Brussels 2007

Ben Frost: Music For 6 Guitars, Iceland Airwaves Festival
http://www.youtube.com/watch?v=C6NUxuwrYh4&NR=1

****ilostasock | 2008年04月04日
Live at the Iceland Airwaves Music Festival.

Ben Frost
http://www.ethermachines.com/
School of Emotional Engineering
http://www.schoolofemotionalengineering.com/machine/index.htm
Cicada
http://www.cicada.tv/people/core/ben-frost.htm

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DANIEL BJARNASON / PROCESSIONS ( HVALUR7CD )
Bow To String
1. " Sorrow Conquers Happiness "
2. Blood to Bones
3. Air to Breath
Seuun Porsteinsdottir violoncello
Processions
4. In Medias Res
5. Spindrift
6. Red-Handed
Vikigur Olafsson piano
Iceland Symphony Orchestra
Daniel Bjarnason
Skelja
7. Skelja
Katie Buckley harp
Frank Aarnink percussion
produced by Valgeir Singurdsson
BEDROOM COMMUNITY 2009

アイスランドのクラシック界で現在最も注目されているイサフォルド室内楽団の指揮を務める作曲家ダニエル・ビャルナソン。シガーロスのアルバム" takk..." は、アビーロード・スタジオでフル・オーケストラを使いレコーディングされたのだが、その時のオーケストラの指揮をとったのが彼である。ダニエルの音楽は、ポスト・ロックとポスト・クラシック、言い直すとエレクトロニックと室内楽を横断するアヴァンギャルドなオーケストレーション・サウンドと解釈するのが妥当だろう。作品を通して繊細で美しく、柔らかさと緊張感、メランコリックでエモーショナルな感情の模様、装飾が施されている。いままで聴いたことの無い未知の、それこそ真新しい歪んだ真珠のような輝きを放っている。ダニエル・ビャルナルソンは最初ピアノと作曲、コンダクティングをアイスランドのレイキャビークで、その後2007年までドイツのFreiburg University of Musicで、オーケストラル・コンダクティングを学んだ。同時にthe London Sinfonietta、the Ulster Orchestra、the Iceland Symphony Orchestra、 the Nieuw Ensemble、Musica Viatae and the Caput Ensembleなど様々なアーティストたちと活動し、2003年以後は彼も創設者のひとりであるIsafold Chamber Orchestraの首席指揮者/美術監督として活動する側、 定期的にIceland Symphony Orchestraとともにアイスランディック・オペラの指揮を担当している。ダニエルのワールドワイドな活動は、アイスランドのMusic Awards 2007、Music Awards 2009など、彼の音楽作成のために多数の賞と交付金を受賞する形となって表れている。このアルバムは2010年2月に、ベッドルーム・コミュニティから発表された彼のデヴュー・アルバム。彼の関係するこれ以外の作品には2006年と2007年にリリースされたCD “All sounds to silence come” がある。
 
Daníel Bjarnason - Air to Breath
http://www.youtube.com/watch?v=cfDH7Tax1Bs

**BIRSECK27 | 2010年07月23日
Daníel Bjarnason (1979) - Air to Breath (2009)

Daníel Bjarnason - Bow to String: Sorrow Conquers Joy
http://www.youtube.com/watch?v=vER06yYw29Q

http://www.danielbjarnason.com/danielbjarnason/home.html

http://www.myspace.com/danielbjarnason

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SAM AMIDON / I SEE THE SIGN ( HVALUR9LP)
side White
01. How Come That Blood
02. I See The Sign
03. You Better Mind
04. Way Go Lily
05. Johanna The Row-di
side Black
06. Pretty Fair Damsel
07. Kedron
08. Rain And Snow
09. Climbing High Mountains
10. Relief
11. Red
produced and mixed by Valgeir Sigurosson
song arrangements by Sam Amidon
BEDROOM COMMUNITY

ヴァーモント出身のフォーク・シンガー、Sam Amidonの " I See The Sign" は、農場、バンジョー、鼻声、炉端の温暖とヒース、ワインウイスキー、牧歌的など、ボクの生活にはほど遠いアイスランドの田舎町の古いシンボルに満ちあふれた音楽である。 「I See Signは、夏の薄明かりのなかの永遠の物語」なのだろう。70年代、プログレッシヴ・ロックを聴いていた時代に、一時アイスランドのフォークソングのレコードを集めて聴いていたことがある ( これらのレコードはいま、倉庫の一番奥に眠ったままだが) 。Valgeir Sigurðsson (ヴァルゲイル シグルズソン)のところで紹介している映画 " Dreamland " のサウンドトラックは、アイスランドの作家アンドリ・S・マグヌソンの著作 " よみがえれ!夢の国アイスランド―世界を救うアイデアがここから生まれる (地球の未来を考える) " をベースにした作品で ( この著書はまた2008年の夏にビョークとシガーロスが行った無料野外ライブのきっかけにもなった作品 ) 、これもまたアイスランドに古くから伝わるグリーラについて歌ったフォーク・ソングから始まっている。ベッドルーム・コミュニティの作品の底辺には、ホエールウォッチング・ツアーにみられるように鯨類やイルカ類を自然の中で観察する自然観察などによる動物保護、エコ/環境問題なども位置づけられ流れている。

Sam Amidon - How come that Blood (live)
http://www.youtube.com/watch?v=5ReicnrffpA

***BedroomCommunity | 2010年04月24日
A live performance of Sam Amidon's How come that Blood. Footage shot in Brussels on the Bedroom Community's Whale Watching Tour. Also featured in this piece are Ben Frost, Nico Mulhy, Valgeir Sigurdsson.
Shot and edited by Pierre-Alain Giraud and Stuart Rogers.
I SEE THE SIGN: New album out April 20, 2010.
samamidon.com
bedroomcommunity.net
Video by Pierre-Alain Giraud and Stuart Rogers

Sam Amidon - Wedding Dress
http://www.youtube.com/watch?v=WIIKHFN0svc

***BedroomCommunity | 2008年08月04日
A video from director Sigga Sunna Reynisdóttir using puppets and stop-motion animation.
The song is Sam Amidon's version of the traditional "Wedding Dress", found on his album "All Is Well" released by the Bedroom Community label.
Puppets, puppeteer, scenography: Sigga Sunna Reynisdóttir.
Camera, lights: Paul Corley.
Editing: Laurel Barickman
http://www.bedroomcommunity.net
http://www.samamidon.com
http://www.myspace.com/siggasunna

Whale Watching Tour 2009

**BedroomCommunity | 2010年01月10日
Sam Amidon, Ben Frost, Nico Muhly and Valgeir Sigurdsson
Whale Watching Tour
European tour November 2009
Video by Pierre-Alain Giraud and Stuart Rogers

*************

WARRIEDABOUTSATAN / ARRIVALS ( GZH 21 )
01. One Down
02. Evil Dogs
03. .
04. I Am A Crooked Man
05. Pissing About
06. ..
07. History Is Made At Night
08. You're In My Thoughts
09. ...
10. All Things But You Are Silent
11. Arrivals
written, recorded and produced by Thomas Ragsdale and Gavin Miller
vocals on 'Evil Dogs' by Tom Morris of her name is Calla
mastered by Tom Morris
www. gizehrecords.com
front and back photos by John Banks
innner photos & design by Gavin
tree by Eameron Steward
2009 GIZEH

潜在意識下のノクターナルなサウンドトラックと言われるリーズのエレクトロニック・デュオ " Warriedaboutsatan " の音響には、オペラから協奏曲、あらゆる異なった音楽フォルムがみられる。その構造は予期不可能なポスト・ロックのエトスに充ちている。これこそ現在、ロックと呼ばれていいものの正体、時代意識ではないのか。お前の言うロックなど、もはやロックではないのだ。我々の聴きたいのは " ギターのないポスト・ロック" と”ロックじゃないポスト・ロック " なはずだ。エレクトロニック・アンビエンスの、自明なもの、明白なものであるはずなのに、いまだ隠された世界、これがロックなんだ。ギターを一種のツールとし、典型的なそのパレットを投げ捨てる。ここからしかロックは生まれ得ない。" これは、衝撃的な詳細できらめく完全なムードミュージックだ " とBrian Howeは評している。自主制作のEPに続いてGizehからリリースされた、リーズの2人組Worriedaboutsatanの1stアルバム " Arrivals " は、無機質なビートにシンセベース、シンセ・ノイズ、霞のようにリヴァーブのかかった音響、ギターのフィードバック効果、ヴォイスサンプルなどによって構築されたミニマルでアブストラクトなエレクトロニック・ミュージック、モダン・アンビエント・ミュージック。

you're in my thoughts - worriedaboutsatan
http://www.youtube.com/watch?v=DvlebqQvOtU

**cassproductions | 2009年09月29日
Ethereal music promo for worriedaboutsatan - the Leeds based duo who produce otherworldly down-tempo electronica.
This video was produced for the princely sum of about £37.89 give or take the odd pack of Quavers. Massive thanks to all those who gave their time to help with this - you know who you are!

worriedaboutsatan - relative minors
http://www.youtube.com/watch?v=y0Bl4bzSd7o&NR=1
**worrier1 | 2008年02月06日
a short film shot and directed by tom purdy for worriedaboutsatan's 'relative minors'
www.myspace.com/worriedaboutsatan

worriedaboutsatan @ Holy Trinity Church, Leeds
http://www.youtube.com/watch?v=cx2j23BpeFs
****manualtransmission | 2007年02月01日
worriedaboutsatan performing at Holy Trinity Church, Boar Lane, Leeds (16th Dec 2006).

Worriedaboutsatan
http://www.youtube.com/results?search_query=Worriedaboutsatan&aq=f


nu things " JAJOUKA " は現在、出演バンド、各種イヴェント、パーティなど募集中です。JAJOUKAはエレクトロニック、ポストロック、ニューウェイヴを始め、クラブ空間としても使用でき、全音楽ジャンルに対応できるライヴ空間です。それに加えギャラリーとして展開できるスペースもあります。
色々とご相談に応じますので詳細などのお問い合わせは
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