2010年06月 アーカイブ

2010年06月01日

Bricolage vol.II report / 巻上公一+ヒカシュー「転転々」ニコセロンツアー

巻上公一+ヒカシュー「転転々」ニコセロンツアー

巻上公一氏と最後に会ったのは、あるプロダクションからファッション・モデルのプロデュースを頼まれ上京した80年代の中期で、六本木の喫茶店で彼と山田邦子に作詞を依頼した時だった。あれから20数年ぶりに会った彼は、70年代後半に東京の千駄ヶ谷のロックマガジンの編集室で半スタッフとして関わり
原稿なども書いてもらっていた頃 ( あまり知られていないが ) の面影をいまも残した、純粋な音楽少年のままだった。当時ボクは彼にディーヴォなどのテクノポップのレコードを聴かせてあげたことを覚えているが、その後、まるでオハイオ州クリーブランドのデヴィッド・トーマスのペルウビュ ( Pere Ubu ) のようなニューウェイヴ/テクノポップ・バンド" ヒカシュー " を結成し活動を始めた。彼らの音楽の本質はフリーや即興演奏に重点を置いた巻上公一の詩による歌がかもすシアトリカルな音楽で、30日のnu things JAJOUKAでは超満員のお客さんを多いに笑わせ湧かしていた。最近の若い音楽ファンや時代は再びニューウェイヴ的な音楽を希求し始めている。巻上公一やヒカシューの音楽が再認識され、若いファンに支持され始めているのを実感したライヴでもあった。4月8日のアトミックのプレオープンから始まったJAJOUKAだが、5月の後半に行われたBIM BAM BOOM - SONG BIRD - ヒカシューのライヴは連日超満員で、やっと我々も、一息つける状態まで漕ぎ着けた感があり、一昨日のヒカシューによって、本格的に新店舗が動き始めた気がする。巻上氏との再会、こうしたことも運命なのだろう。80年代中期から放りっぱなしにしていたあの時代と以後の真の音楽情報を、やはりボクが下ろしていかなければならない役割と責任を担わなければならないと、いうことだろう。

**巻上公一が、ノルウェイから来日するビートとノイズのジャズエレクトロニカを展開する人気急上昇中のユニット " Humcrush " の、多彩なパーカッションをサンプリングしながらグルーヴを構築するトーマス・ストレーネンや、繊細な音像を真綿のように紡ぐストーレ・ストレッケン ( キーボード ) と共に、6月11日nu-things JAJOUKAに帰ってきます。巻上公一は、ヴォイス、テルミンで参加。彼のこちらの動向も楽しみだし要注意!!。ジャズ+エレクトロニカ、クラブ系音楽ファンは、必見、大集合しょう!

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BRICOLAGE vol.II report

「BRICOLAGE VOL.2」は数字的には完敗だった。現在の合計視聴者が250人 ( 録画も入れて) 、リアル視聴者が30-40数人、現場でのお客さんが10数人、もうやってられなかった。先端の音楽にアンテナをはっているひとは、たかがこんなものなのかと、こころ砕かれるようだった。レコードの繋ぎも気持ちよく乗れたのは最初の1時間くらいで、後はハチャメチャ ( 録画に残されたのは、その映像 ) 。ただ、いつもいつもボクのイヴェントに顔をみせてくれている人やUSTREMを楽しみにしていたひとたちには、なんと言い訳したらいいのか、言葉がみつからず、申し訳なく思っています。暗い気持ちで乗り込んだ帰りのタクシーのなかで、ボクと同年代の運転手さんがしきりに話しかけてこられ、この時代の不気味なまでの暗さを不安に思っていることや、「このごろは心がなぜか空しくて仕事に出るのが億劫になるんですよ」と言った言葉がいまも耳に反響している。夜の11時半からクラブイヴェントを始めるなんて、非常識だった。ボクのような自由人や夜遊びするひとが、いまどきいるわけないよな。次回続行するなら、根本からやり方を考え直すか、やめてしまうかも。イヴェントは大失敗だったけど、酒井敏宏氏が担当してくれ録画されたライティングと映像が美し過ぎる。あの夜はそれだけが救いだった。

Bricolage vol.II at nu things JAJOUKA - Bricoleur:阿木 譲( AGI Yuzuru )
29 ( sat ). 05. 2010 PM11.30-AM04.00

Bricolage vol.II at nu things JAJOUKA / 02
http://www.ustream.tv/recorded/7306934

さて、いまから思えば2月の終わりに本町のJaz' room nu things撤退を決心し、4月8日のアトミックのプレオープンを皮切りに西心斎橋のTOPORO 52でnu things JAJOUKAへの移転開業したのは、なにか強い力が働きボクにやらせた宿命的な出来事だったように思う。こうなるには多くの裏事情があったが、頑固なまでにあるものに拘り続けたボクの過去の人生のすべてを捨て刷新し、生まれ変わるために、必然的にとるべき道だったんだと思う。それは言ってみれば星の運行、水瓶座の時代がそうさせたのだと信じているのだが・・。人類の経済発展への欲求の終焉の時代=水瓶座の時代は、古い価値体系の崩壊、アメリカに象徴される国家の破綻、ドルの崩壊、株価大暴落、世界的な銀行封鎖、大規模テロ、第三次世界大戦、大地震などのショックが遠からず起こるだろう。オカルトではなく、直感的に、世界経済あるいは世界秩序はこの夏、大きな分岐点を迎えるという話は、なぜか以前より、よりリアルに感じる。金などに左右され縛られる人生なんて、もうまっぴらじゃないのか、キミも。ネットではまたまた、この6月に大地震が都市を直撃し、東京や横浜に住んでいるひとは、いまのうちに地方へ疎開したほうがいいなどという,まことしやかな噂も流れている。ボクらはきっと無意識のうちに、潜在的に、終末論を待ち望んでいるのだ、と思うよ。

*nu things JAJOUKAは、新店舗移転にともない新しい時代のロック・ミュージック、クラブミュージックに対応したイヴェントを展開し、今後レーベルやコンセプチュアル・カルチャーマガジンの設立なども予定しています。そこで、こうした我々の動きに共振してくださるブッキング・スタッフを再び募集しています。先の募集には数名の応募者があり、サテライト・スタッフとして関わって頂くことになったのですが、全面的にnu things JAJOUKAに関わってくださる企画力と行動力あるスタッフを1名希求しています。志のあるかたお待ちしています。ご連絡ください!

nu things " JAJOUKA " は現在、出演バンド、各種イヴェント、パーティなど募集中です。JAJOUKAはロックを始め、全音楽ジャンルに対応できるライヴ空間です。それに加えクラブ空間としても使用でき、ギャラリーとして展開できるスペースもあります。
色々とご相談に応じますので詳細などのお問い合わせは

nu things JAJOUKA - mail@nu-things.com か
平野隼也 don-hirano@hotmail.co.jp
phone 06 6211 8711にメールかお電話ください。

nu things JAJOUKA
大阪市中央区西心斎橋2-18-18
TOPORO51 - B1
phone 06 6211 8711

2010年06月04日

HUMCRUSH

HUMCRUSH - 11 June. 2010 at nu things JAJOUKA

2002年に1ヶ月ちょっとのスカンジナビア、東欧、ヨーロッパ旅行から帰ったばかりのボクは、9月11日のブログでオスロの印象を次のように記している。「神戸や横浜を彷彿させる港町といった感の街だった。・・オスロでは早速ジャズランドのオフィスに行ったが、丁度ウィークエンドと夏のヴァカンス期だったため、残念ながらスタッフに会うことは出来なかった。ジャズランドのオフィスはオスロ郊外にある、静養地のような閑静な町の、せせらぎの音が聞こえるAkerselve川の上流辺にある工場跡を使っていた。ノルウェイでのブッゲの名前はボクが想像していた以上に若者の間では浸透しているようだった。
・・・オスロではその青年に教えてもらったAkerselve川の畔に立つ古い 煉瓦造りの工場跡を使ったClub "Bla"(ブルー)に行ったが、開店の10時まではオープンテラスでDJsunshineなど数人の女性DJが軽めのカフェミュージックやハウスミュージック、ヴィエンナ・ダブなどをDJイングしていて、・・クラブ"Bla"が隔月で出版している無料の小冊子を見る限りでも、ジャズという音楽がオスロのクラブシーンの核にあることが裏付けられる編集がされていた。・・現地で6月に北欧の代表的建築家、アーネ・ヤコブセンの生誕百年を記念して催された "エバーグリーンズ、ネバーグリーンズ" のタイトルコンセプトのように、スカンジナビアに滞在している期間はなぜか緑色(若草色)のモダン・チェアーが、北欧のフューチャージャズやカフェ・ミュージックやサウンドスケープを象徴するもののように思われて仕方なかった」と。そのオスロから2人のミュージシャンがやってくる。それはStåle Storløkken ( keyboards ) 、Thomas Strønen ( drums, electronics ) の2人のことだが、彼らは " HUMCRUSH " というユニットで、2008年にRune Grammaphonレーベルから "Rest at worlds "をリリースし、2006年に" Hornswoggle " 、2004年に " Humcrush " の3枚の作品を発表していて、Stale StorlokkenはSupersilentのメンバーでもあり、2人ともノルウェーの
ジャズ・アカデミー出身の " ジャズ的なるもの" がなんたるかを知り尽くした演奏技術・知識を身に付けた卓越したミュージシャンでもある。エレクトロニカというには余りに短絡すぎる、言うなら生ドラムとエレクトロニカの融合されたフリーなニュー・コンセプション・オブ・ジャズ。彼らの音楽を聴いて個人的に直感したのは、クリスチャン・プロマーズの " ドラム・レッスン" でのあのグルーヴだ。入場料は少々高いかも知れないが、ノルウェイに行くことを思えば安いものだし、この機会を逃すと後々後悔することになるだろう。是非6月11日 ( 金曜 ) にnu things JAJOUKAで行われる彼らHUMCRUSHの世界を堪能していただきたい。

( 下のフライヤー写真は今年4月14日UKのバーミンガムで行われた彼らのイヴェントに使われたもの )

Thomas Strønen ( drums, electronics )
Ståle Storløkken ( keyboards )
Makigami Koichi ( 巻上公一 Voice, Theremin )
予約4000yen 当日4500yen ( no included drink )
at nu things JAJOUKA
open 18.30 start 19.30

http://www.nu-things.com/old_site/
※ 20世紀音楽のデータベース構築とレコードライブラリースタイルのリスニングルーム ARCHIVES - 4の " スカンジナビア、東欧、ヨーロッパ旅行報告1.オスロ " を参照ください。

http://www.thomasstronen.com/xml/humcrush_home.php
http://www.thomasstronen.com/

Hamcrush

http://www.myspace.com/humcrush

*nu things JAJOUKAは、新店舗移転にともない新しい時代のロック・ミュージック、クラブミュージックに対応したイヴェントを展開し、今後レーベルやコンセプチュアル・カルチャーマガジンの設立なども予定しています。そこで、こうした我々の動きに共振してくださるブッキング・スタッフを再び募集しています。先の募集には数名の応募者があり、サテライト・スタッフとして関わって頂くことになったのですが、全面的にnu things JAJOUKAに関わってくださる企画力と行動力あるスタッフを1名希求しています。志のあるかたお待ちしています。ご連絡ください!

nu things " JAJOUKA " は現在、出演バンド、各種イヴェント、パーティなど募集中です。JAJOUKAはロックを始め、全音楽ジャンルに対応できるライヴ空間です。それに加えクラブ空間としても使用でき、ギャラリーとして展開できるスペースもあります。
色々とご相談に応じますので詳細などのお問い合わせは

nu things JAJOUKA - mail@nu-things.com か
平野隼也 don-hirano@hotmail.co.jp
phone 06 6211 8711にメールかお電話ください。

nu things JAJOUKA
大阪市中央区西心斎橋2-18-18
TOPORO51 - B1
phone 06 6211 8711

2010年06月14日

阿木 譲のBricolage vol.3

阿木 譲のBricolage vol.3
" You Know Your Own Music When You Hear It One Day " Brion Gysin
16 wed JUNE 20:00-24:00 2000yen (inc 1 drink)
at nu things JAJOUKA
Bricoleur:阿木 譲( AGI Yuzuru )
エディター/プロデューサー/評論家として最先端の音楽を紹介し続けてきた阿木 譲によるDJing
音楽を通じ世相を見、これからの動向を的確に捉えてきた氏によるプレイはいつも新たな切り口で既成概念を越える。
新しいものがうまれる場をリアルに体験あれ!

nu things JAJOUKA - USTREAM
http://www.ustream.tv/channel/jajouka

ベルリンのクラブシーンも、新しい時代へと変わりつつある。ドイツのKompaktやOstgut Tonなどのレーベルの活動も目覚ましいものがあるしね。特に工場を改装したクラブ " Ritter Butzke " で行われているBoys NoizeなどのBNRナイトの映像をyoutubeで観ていても、確実にクラブイヴェントや先端
BLUMENHOLZ / WAITING FOR THE SUN ( ACKER 17 )
での音楽は、テクノという記号がすべての音楽ジャンルに浸透しながらジャンルレスの様相を呈しながら変容しつつある。このRitter ButzkeでのClub del Mateパーティーシリーズでの、VBのTritamin VJ CollectiveのLeinwandler&VitaminK+のセットで展開されるパノラマビデオインストールと、ベルリンの次世代テックハウス・レーベル3000GRAD ( 3000° ) が催す、サイケデリック・バロキスムすら感じる耽美なサーカスのようなDer Wanderzirkusというイヴェントはとても興味深い。ボクのDJイングで展開している明後日に行うBricolage vol.3も、ゆくゆくはこうしたアーティストや煩悩を超越した徳のある遊行人 ( エレクトロニック・バガボンド) たちが集うサーカスのような耽美な世界観を感じるイヴェントへと繋げたいものだと思っているが、まあ、無理だろう・・・。
Bricolage vol.3でDJイングする新しい追加レコード/CDを紹介しておきます。当日USTREAMで生中継することになっているが、どう展開するか、いまだにプランはない。まあ、あまり視聴者や現場にきてくれるエレクトロニック・バガボンドに期待を持たず、淡々と展開していくことにしよう。まあ,最低限新しいグルーヴを構築でき、新しい先端の音楽情報を聴いてもらえればそれでいい。ひょっとすると、4時間ぶっ通してDJイングするかも知れないし、休憩をとってひとり呟いているかも知れない。ボクに音楽のことやなんなりと質問があるなら、Twitterで書き込んでくだされば、リアルタイムに対応します。

2008年以後の以下に紹介しているミクロテクノは風景を切り取るようなミニマルなリズム・パターンが延々と続く。こうしたテクノは70年代のノイやクラスター、80年代後半のアシッドハウスやブリープテクノと繋がっているのは言うまでもない。

Morphium Cuts #7 - 3000 ° - Der Wanderzirkus im Ritter Butzke
http://www.youtube.com/watch?v=1R8IzlrxFZw

****MorphiumFilm — 2010年02月23日 — Interview und Livemittschnitt von Kombinat 100, Dreher und Smart, the Glitz, Kollektiv Ost und Commander Love im Ritter Butzke - 23.1.2010. Mehr Infos in unserem Blog http://blog.morphium-film.de Bei Gefallen bitte subscriben!
+++Berlin Ritter Butzke Kombinat 100 3000° Wanderzirkus Acker Records Techno Elektro Minimal Dreher und Smart The Glitz Kollektiv Ost Commander Love Polka Vagabunden

Morphium Cuts #1 Ruby Tuesday Solikonzert
http://www.youtube.com/watch?v=Q0yowLzEmy8

http://blog.morphium-film.de/

RITTER BUTZKE
http://www.myspace.com/ritterbutzke

http://visualberlin.org/news/ritter-butzke-videoinstallation/

BNR Night @ Ritter Butzke with Boys Noize, Mr. Oizo, Djedjotronic & Friends
http://www.boysnoize.com/blog/?p=2182

VARIOUS - 3000° / DER WANDERZIRKUS ( 3000° 004 )
A: "Am Utkieck " - Schaufler & Zovsky ( Mollono.Bass Rmx )
"Der Seiltanzer" - Tracker
B: "Affenzirkus" - Dreher & Smart
"Manege frei" - Neurotron
mastered by Hans Jorg Frage at "dein Klang2 Mastering
www.3000grad-records.de
3000° RECORDS 2009

Neurotron - Manege Frei
http://www.youtube.com/watch?v=79ViPyKMiL0

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BLUMEN HOLZ / WAITING FOR THE SUN ( ACKER 17 )
side A: Waiting For The Sun
Tears & Ice
side B: Waiting For The Sun - Mollono. Bass Remix
Lipstick Gang
all tracks written by Lula Circus
photo c. Andreas Gehrke
artwork by Contentismissing.net
www.acker-records.de
ACKER RECORDS - germany 2010

Lula Circus - Waiting For The Sun (Mollono.Bass Remix)
http://www.youtube.com/watch?v=lUmKOcz08Nw

ZARTWITZ / HIRNHOLZ ( ACKER 16 )
A: Hirnholz
Flick Flack
B: Spiegelkabinett
all tracks written by Dreher & Smart
photo c. Andreas Gehrke
ACKER RECORDS 2010

Dreher & Smart - Hirnholz
http://www.youtube.com/watch?v=ezk9ms_s86w

KAKELDUTT / SHOUT ( ACKER 14 )
A: Shout
Quattrow
B: Quattrow Rundfunk3000 Remix
The Tribe
all tracks written by Csrsten Rausch & Ferdinand Laurin
track B1 remixed by Rundfunk 3000
photo c. Andreas Gehrke
ACKER RECORDS 2009

QUALZOW / OVERTIGHTEN NUT ( ACKER 13 )
A: Overtighten Nut
Overtighten Nut Rundfunk3000 Remix
B: Overtighten Nut Mollono. Bass Remix
all tracks written by Marcus Carp vs. Deo & Z-Man
photo c. Andreas Gherke
artwork by Contentismissing. Net
ACKER RECORDS 2009

Carsten Rausch & Ferdinand Laurin - Quattrow [Rundfunk 3000 Remix] (Acker 014).avi
http://www.youtube.com/watch?v=GpZtCOYT-Kc

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DETTMANN - KLOCK / SCENARIO ( O-TON 11 )
A: 1. Blabk Scenario
2. Renumber
B: Scenario
C: Places Like this
D: Dawning
written & produced by Ben Klock & Marcel Dettmann
p&c 2007 OSTGUT TON
mastered by CGB at Dubplates & mastering. Berlin
artwork Inflated Rubber Sculpture ( Details ) by Harry Hauck / Harry.Hauck@Berlin.de
layout Yusuf Etiman
OSTGUT TON 2007 / KOMPAKT

Marcel Dettmann - Shena (T++ Remix)
http://www.youtube.com/watch?v=bJ5S7obB7eM

DETTMANN / REMIXED ( O-TON 33 )
A:1. Shift ( Norman Nodge Remix )
2. Unrest ( Norman Nodge Remix )
B: 1. Vertigo ( Wincent Kunth Remix )
2. Wound Up ( Wincent Kunth Remix )
all tracks written and produced by Marcel Dettmann
mastering CGB at Dubplates & Mastering. Berlin
photo by Friederike von Rauch / layout by Yusuf Etiman
OSTRUT TON 2010

BEN KLOCK / NAPOLEON HILL ( O-TON 19 )
A: 1. Napoleon Hill
2. Subzero
B: Before One
2. Init Two
written & produced by Ben Klock
mastering CGB at Dubplates & Mastering. Berlin
photo by Friederike von Rauch / layout by Yusuf Etiman
OSTGUT TON 2009 / KOMPAKT

Ben Klock - Viscoplastic
http://www.youtube.com/watch?v=cPlx5EyI8Mk

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BERGHAIN 04 / PART I ( O^FON 37 )
A: Martyn - Miniluv
written & produced by M. Deykers
B: Roman Lindau - Keppra
written & produced by Roman Lindau
OSTCUT TON 2010

BERGHAIN 02 / PART I ( O-TON 15 )
A: Shed - Warped Mind
written & produced by Shed
B: Tobias. - Balance
written 6 produced by Tobias freund
recorded at Non Standard Studios, Berlin 2007
OSTGUT TON 2008

Shed -Warped Mind
http://www.youtube.com/watch?v=np15NJzd0s4

BERGHAIN 02 / PART II ( O-TON 16 )
A: Norman Nodge - Native Rhythm Electric
written 6 produced by Norman Nodge
B: Samuli Kemppi - Vangel
written, produced & parformed by Samuel Kemppi @ Hima
mastered by CGB at Dubplates & Mastering, Berlin
artwork Sskia Krause
layout Yusuf Etiman
OSTGUT TON 2008

Samuli Kemppi - Vangel (Original Mix)
http://www.youtube.com/watch?v=scjKLbk9qgo

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Wolfgang Voigt und Kompakt
http://www.youtube.com/watch?v=TlgLbtphl3I

**illDiology — 2008年05月04日 — Ich fand dies auf myvideo.de. Ich stelle es hier, weil ich finde es interessant.

WOLFGANG VOIGT / FREILAND GEDULD REMIX ( PROFAN 33 )
A: 1. Verwandlung
2. Geduld - Original Mix
B: Geduld - DJ Koze Mix
music und gestaltung - Wolfgang Voigt
distribution - Kompakt
www. kompakt. fm
www. wolfgang - voigt. com
PROFAN 2010

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DE: SE / THE COLD SAND ( P-T 008 )
A: 1. The Cold Sand
B: 1. Nice Try
all tracks written and produced by Sergey Timoshov and Denis Kobushev
Pre-Tez Recprds: 1212 Viola Glendale CA 91202 USA
www. pro-tez. net
www.myspace.com/protez
PRE-TEZ RECORDS / KOMPAKT Distribution

De:se - The Cold Sand
http://www.youtube.com/watch?v=fUwHK4lGcAQ

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DEETRON / COLLIDE ( GR 11 )
A: Dark Matter
B: Collide
GREEN 2010

Deetron - Collide (Original Mix)
http://www.youtube.com/watch?v=oMl7iz1jkIU

QUINCE / NOODLES ( GR 10 )
A: Udon
B: Soba
written & produced by Bram Slutter
GREEN 2010

STIMMING / GAENSEBLUEMCHEN ( GR 07 )
A: Melodica
B: Geansebluemchen
GREEN 2009

Stimming - Gaensebluemchen
http://www.youtube.com/watch?v=0-0C3QgxaYs

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EMIKA / DOUBLE EDGE ( ZEN 12262 )
A: 1. Doule edge ( album version )
2. Double Edge ( instrumental )
B: Double Edge ( Pinch Remix )
2. Double Edge ( accapela )
written, recorded, produced by Emika
mixing, mastering, additional production by Rashad Becker
artwork/desig Mox
NINJA TUNE 2010

Emika - Double Edge
http://www.youtube.com/watch?v=LlS6Uy4-Re8

**ninja000 — 2010年04月06日 — Is ignorance bliss? That's the question Emika asks on the second single from her forthcoming and eagerly awaited debut album.
The video for 'Double Edge' is a live performance filmed via webcam between London and Berlin, where Emika is based.
The sounds and vocals on the track were recorded at Die Teufelsberg in Berlin ('Devil's Mountain'), an artificial hill that was used as US listening station after the Second World War. It was built on top of the rubble of Berlin during the following twenty years as the city was rebuilt but is now abandoned.
'Double Edge' is released on 12" vinyl and download on Ninja Tune on 10th May 2010.

EMIKA / DROP THE OTHER ( ZEN 12240 )
A: Drop The Other
2. Drop The Other ( Scuba's Vulpine Remix )
B: Double Edge ( GeRM Remix )
2. Double Edge ( GeRM Remix Instrumental )
written, produced by Emika
mastered by Rashad Becker at Dubbplates & Mastering , Berlin
www.myspace.com/emikamyspace
additional production by GeRM
NINJA TUNE 2010

Emika - Drop The Other
http://www.youtube.com/watch?v=7bJyaCRXhjM

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A MADE UP SOUND / SHORTCUTS ( AMS-SHORTCUTS 5060096473718 )
all shortcuts w+p by Made Up Sound in 2004
at the Kortenaerstraat ( Rip ), Zoetermeer, 2008
AMS-SHORTCUTS 2008

A Made Up Sound - Shortcuts 03
http://www.youtube.com/watch?v=GZ11_oqulKk

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+

SAMUEL L SESSION / INNER CITY DUST ( FIGURE 027-6 )
A: 1. Inner City Dust pt.1
2. Inner City Dust pt.2
B: 1. Inner City Dust pt.3
2. Inner City Dust pt.4
written, produced & mixed by Samuel Larsson
art Philip Wiegard
layout Yusuf etiman
LEN SERIES FIGURE 2010

MR STATIK / 'SHADOW CHOCKER' ( RC 014 )
A: Shadow Chocker
B:1. Shadow Chocker
2. Shadow Chocker
graphic art by Karoline Scneider - Berlin
www.studio-ue.de
RATARY COCKTAIL RECORDINGS 2009

ACTRESS / SPLAZSH ( HJLP49)
VARIOUS ARTISTS 2010 ( III/III ) ( DIALREC 52)
MIKE SHANNON / THE RE-NAG EP ( WAG049 )
ITAL TEK / MIDNIGHT COLOUR ( ZIQ 272 )

音楽的人間には文学 ( 小説、詩 ) や演劇、芸能、あるいは批評、知のポストモダン・オタクなどの存在自体が、そもそも耐えられないのだ。それら周辺にいるひとたちの感性のなんと見窄らしいことか。口と言葉を操作することには長けているが、奴らは新しい音楽など聴いていた試しがない。みんながみんな小説家や、あるいは教授、芸大の先生になりたがってる権威主義の、金魚にくっついて揺れている糞みたいな奴ばかりだ。鋭い直感、感性は先端の音楽を聴き続けることによってでしか育まれない。しかしオオサカという村にはボケとツッコミ・タイプの芸人のような暑苦しい存在が多過ぎる。知人のTwitterでRTされていたある批評家の " シアターは常にメタなのだから " という文章には笑ってしまった。あったりめえだろう! after,beyond,with,changeから始まる演劇的物語り性にも、常に嘘っぽさがボクには臭う。先端音楽とは物語りにもなり得ない寸断された断片だけの、我々の生活に突然襲う非日常性=クラッシュ ( 事故 ) のようなもので、だからこそなによりもリアルなのだ。ここで紹介しているレコードやCDをただ1枚だけ買ったって、なにも聴こえてはこない。こうした新しいレコード群を俯瞰し、それらを繋ぎながらブリコラージュ ( エディトリアル ) することによって初めて意味のような物語り性が浮かび上がってくる、のだということ。そしてそこにエレクトロニック・バガボンドという存在が絡めば,言うことはない。話は変わるが、しかし、ニッポンでの音楽シーンに言えることだが、構造やキープするリズムを持たないバカでもやれるノイズ、アヴァンギャルド、即興なんて、もしかしたら創造性のかけらもない最低のミュージシャンのやる音楽なのかも知れないと,最近つくづく思う。ここのところロックやストリート系のイヴェントが続いていて、彼らの同じ音楽を共有する仲間同士のコミュニティの信頼度の厚さを具にこの目で見て、目から鱗の体験をした。日頃アートやポストモダンなどと言ってる知的な人間ほど、ナルシシズムとニヒリズムの鎧に身を守り、ひととひととの関係を大事にしようという気持ちが希薄で、皆無であることも、この2、3ヶ月店に顔みせていて知ることになった。これは、ボクにとっては、ひとと音楽、アートとひとを考えるうえでの、根本からその先入観を覆させられた、今後いつまでもついてまわる大きな課題だろう。

*nu things JAJOUKAは、新店舗移転にともない新しい時代のロック・ミュージック、クラブミュージックに対応したイヴェントを展開し、今後レーベルやコンセプチュアル・カルチャーマガジンの設立なども予定しています。そこで、こうした我々の動きに共振してくださるブッキング・スタッフを再び募集しています。先の募集には数名の応募者があり、サテライト・スタッフとして関わって頂くことになったのですが、全面的にnu things JAJOUKAに関わってくださる企画力と行動力あるスタッフを1名希求しています。志のあるかたお待ちしています。ご連絡ください!

nu things " JAJOUKA " は現在、出演バンド、各種イヴェント、パーティなど募集中です。JAJOUKAはロックを始め、全音楽ジャンルに対応できるライヴ空間です。それに加えクラブ空間としても使用でき、ギャラリーとして展開できるスペースもあります。
色々とご相談に応じますので詳細などのお問い合わせは

nu things JAJOUKA - mail@nu-things.com か
平野隼也 don-hirano@hotmail.co.jp
phone 06 6211 8711にメールかお電話ください。

nu things JAJOUKA
大阪市中央区西心斎橋2-18-18
TOPORO51 - B1
phone 06 6211 8711

2010年06月22日

阿木 譲の「ZERO ( Ground Zero ) 世代のための80年代音楽再構築/再生 - 第2回 NO WAVE

阿木 譲の「ZERO ( Ground Zero ) 世代のための80年代音楽再構築/再生
76-'80年の都市ニューヨーク
あの時代、ロックは息も絶え絶えに痙攣し、最後の金切り声をあげていた。
第2回 NO WAVE
28th ( mon ) JUNE 2010
pm19.00-23.00
at nu things JAJOUKA
charge 1000yen
bricoleur 阿木 譲 ( AGI Yuzuru )

ロックが終焉した後のパンクやニューウェイヴ以後の80年代
同じ小さな物語を信じていた顔のない若者たちは
発砲スチロールでできたシヴァ神を信じ
せいぜいがゴアトランスなどにみられたエコ=E感覚 ( エコロジー、エコノミー ) のなかに埋没し
いつのまにか結婚し家族を持ちマイホームの一軒家を買ってローンを払い続けるか
引き蘢るかのどちらかを選択せざるを得なかった

それらバラバラになった弧族たちは
各人の愛する物語をそれぞれに愛した時から
他者とのコミュニケーションに破綻をきたしていたのだ
それと同時に彼らは新しい音楽を聴くことも諦めてしまった

40歳世代と同じ過ちを繰り返さないために
若い10-30代のグラウンド・ゼロ(ground zero)世代のために
阿木譲が80年代音楽を再構築、再生する
第2回はリチャード・ヘルの " Blank Generation " から イーノのプロデュースした" No New York " 、DNAからマース、ZEレコード、99レコード、スーサイド、Lust/UnlustレーベルのLove Of Life Orchestraなどの音源を再生/ブリコラージュします
錯綜し混乱した現在の音楽情報
だれもが見失ってしまった
正しい真の音楽情報を知るためにまずここから始めよう

No Wave: Post-Punk. Underground. New York. 1976-1980
http://www.youtube.com/watch?v=HW6AjT1fXB4

No Wave Arte Part2
http://www.youtube.com/watch?v=hCtMH_enMbE

No Wave Arte Part1
http://www.youtube.com/watch?v=5x7HXlErXIw

No Wave Arte Part5
http://www.youtube.com/watch?v=AVBVcC9jJYc

DNA - Detached (from Downtown 81)
http://www.youtube.com/watch?v=EFvAQ_qzMMc

********

NEW WAVEの時代が再びやってきている。一時、あんなにダサく思っていたシンセサイザーという楽器をフィーチャーしたスウィートでノスタルジック、メランコリックなゼロ年代特有の時代感覚を持ったアコースティックでありながらエレクトロニックな、ロックやクラブ系、アンビエント、ドローン、シンセポップやオーケストラルポップ、テクノポップなどのジャンルを超越したメタ
DNA / DNA ON DNA ( NO.12 )
ミュージックが、アイスランドやイギリス、ヨーロッパ、カナダやアメリカのインディポップ・シーンを占領し始めている。おそらくこうしたシンセサウンドは80年代ニューウェイヴと同じようにダンスミュージックとして、次世代のクラブフロアに下りて行くのは時間の問題だろう。こうした動向で最も注目しているのは、デンマークのTRENTEMOLLERのディープでアンビエント、かつミニマル/ダブテックなサウン
ド ( 最近彼らの10枚ほどの全作品を取り寄せたほど ) で、 そのなかの " Harbour Boat Trip 01 - Copenhagen "という作品は、ドイツのクラウトロックからニューヨークのスーサイド、イギリスのシンセサイザー・ユニットだったマーク・アーモンドのソフトセル、ジョイ・デヴィジョンなどの曲をリメイクし気怠いシューゲイザー/レフトフィールドを展開している。ここに出口も成長も、新たな表現方法も見いだせないゼロ時代のロックのリアルな音響が聴こえる。いまや、80年代ニューウェイヴを再構築することが、最もカッコいいのだ。次回28日 ( mon ) Pm19.00から行う 「ZERO ( Ground Zero ) 世代のための80年代音楽再構築/再生」第2回 NO WAVEのDJイングのために70年代末から80年代初頭のニューヨークのNo Waveと呼ばれるレコードを倉庫から引っ張り出して聴いていると、スーサイド ( Suicide ) やリジー・メルシェ・デクルー ( Lizzy Mercier Descloux ) 、スーサイドの " Dream Baby Dream " などのNew Waveサウンドがまるで新譜のように聴こえるのは、なぜ? 今回はリチャード・ヘルの " Blank Generation " から " No New York " のDNAからマース、ZEレコード、99レコード、スーサイド、Lust/UnlustレーベルのLove Of Life Orchestraなどを核に展開しようと思っています。No Wave/New Waveに対して抱いていたキミの既成概念が根本から覆ることだろう。今回のイヴェントのために当時のレコードを聴き直していて、気付いた発見だが、99レコードでの動向からは、80年代を席巻したファクトリーのオマンチェサウンドからオン・ユーサウンドなどのダブ/ブリティッシュ・ニューウェイヴ、90年代のモワックス ( Mo-Wax )のヘッズ・サウンドなどの兆候がすでに聴こえる。

VA / NO NEW YORK ( AN7067 )
side 1:
CONTORTIONS
1. Dish it Out
2. Flip Your Face
3. Jaded
4. I Can't stand Myself
TEENAGE JESES AND THE JERKS
5. Burning Rubber
6. The Closet
7. Red Alert
8. I Woke Up Dreaming
side 2:
MARS
1. Helen Fordsdale
2. Hairwaves
3. Tunnel
4. Puerto Rican Ghost
D.N.A.
5. Egomaniac's Kiss
6. Lionel
7. Not Moving
8. Size
recorded at Big Apple Studio in New York City Spring 1978.
engineeres Vishek Woszcyk, Kurt Munkasci
cover design by Steve Keister, Brian Eno
cover photograph Brian Eno
produced by Brian Eno
ISLAND RECORDS / ANTILLES RECORDS 1978

No New York - James Chance and The Contortions - Jaded
http://www.youtube.com/watch?v=Cs61CCTVtoI

D.N.A. / YOU & YOU ( 11 CAN 234 )
A: You & You
B: Little Ants
drums - Ikue Mori
guitar, vocals - Arto Lindsay
keyboards, cover art work - Robin Lee Crutchfield
photo - Diego Cortez
Produced by Robert Quine
LUST / UNLUST MUSIC 1978

DNA - You And You (1978)
http://www.youtube.com/watch?v=mX5GGf3CIAU

DNA / A TASTE OF DNA (AMCL 1003 EP )
A: 1. New Fast
2. 5:30
3. Blonde Red Head
B: 1. 32121
2. New New
3. Lying On The Sofa Of Life
recorded at Vanguard Studios N.Y.C. 1980
recording & mixin engineer: Mark Berry
New New remix: John Kilgore
mastering at CBS by Vlado Meller
produced by DNA
AMERICAN CLAVE 1981

DNA - Blonde Redhead (Downtown 81)
http://www.youtube.com/watch?v=zgd_PQVOmmY
***aarondkeogh — 2009年12月17日 — Excerpt from film "Downtown 81".
DNA is:
Guitar: Arto Lindsay
Bass: Tim Wright
Drums: Ikue Mori
A blog for artists to learn about creative products and learn new skills:
http://phegon.tumblr.com/

DNA - 5:30, New Fast
http://www.youtube.com/watch?v=It0ZLiy4J4U

DNA / DNA ON DNA ( NO.12 )
A: 1. You & You 2. Little Ants 3. Egomaniac's Kiss 4. Lionel
5. Not Moving 6. Size 7. Pompeii
B: 8. New Fast 9. 5:30 10. Blonde Red Head 11. 32123
12. New New 13. Lying On The Sofa Of Life 14. Grapefruit
15. Taking Kid To School 16. Young Teenagers Talk Sex 17. Delivering The Good 18. Police Chace 19. Cop Buys A
Doughnut
C: 20. Shrinking Thing 21. Drinking Water 22. Detached (Early Version) 23. Low 24. Nearing 25. 5:30 26. Surrender
D: 27. Newest Fastest 28. Detached 29. Brand New 30. Horse 31. Forgery 32. Action 33. Marshall 34. A New Low 35. Calling To Phone 36. Whole Lotta Love 37. A New Low
bass, guitar - Tim Wright (2) (tracks: 8 to 19 27 t o 37, 10,14)
vocals - Robin Lee Crutchfield (tracks: 5, 20, 21, 24, 26)
drums - Ikue Mori
guitar, vocals - Arto Lindsay
keyboards - Robin Lee Crutchfield
producer - Brian Eno (tracks: 3 to 6)
notes:
1-2 from the You & You 7" originally released on Lust/Unlust
3-6-No New York Compilation
7 from the Susan Ensley film no Conscience. Recorded at Max's Kansas City Feb 1978.
8-13 from A Taste of DNA. Originally released on American Clave.
14 recorded at an unknown studio in Canada, date unknown.
15-19 from the Squat Theatre's Obie winning Mr. Dead & Ms Free.
20-21 live at the X magazine benefit at Millennium Film workshop. March 11 1978
22-26 live at CBGB's July 23, 1978
27,29 and 33 live at Columbia University March 5, 1980
28,30-32 from the Fiorrucci Tape, date unknown
34-37 live at CBGB's during the final show on June 25th, 1982.
All material transfered from the original source tapes whenever possible. Tracks 22-37 are transfered from the original cassettes, the sound quality varies and they are included for their historical importance.
NO MORE RECORDS 2008

THE LOUNGE LIZARDS / THE LOUNGE LIZARDS ( EEGCD 8 )
John Lurie - saxophone
Evan Lurie - keyboards
Steve Piccolo - bass
Arto Lindsay - guitar
Anton Fier - drums
produced by Teo Macero
EG RECORDS 1981

The Lounge Lizards - Do The Wrong Thing
http://www.youtube.com/watch?v=qIgLcQa5iRc

*******

MARS / 3E - 11,000 VOLTS ( ZE 12010 )
A: 3E
B: 11,000 Volts
performer - China Burg , Mark Cunningham , Nancy Arlen , Sumner Audrey
producer - Jay Dee Daugherty
engineer - Arden Delarco , Ray Deluxe
photography, artwork by Steve Keister
recorded at Vanguard, N.Y.C.
special thanks to Lenny Kaye
ZE RECORDS 1979

Mars - 3E / Scorn
http://www.youtube.com/watch?v=Y7RPTI90fgM

MARS / THE COMPLETE STUDIO RECORDINGS NYC 1977-1978 ( G3MARS )
1. 3E
2. 11,000 Volts
3. Helen Forsdale
4. Hairwaves
5. Tunnel
6. Puerto Rican Ghost
7. N.N.End
8. Scorn
9. Outside Africa
10. Monopoly
11. The Immediate Stages Of The Erotic
bass, vocals - Mark Cunningham
drums - Nancy Arlen
guitar, vocals - China Burg , Sumner Crane
compiled and produced by Mark Cunningham
dedicated to Sumner Crane ( 1947-2003 )
made in Spain
G3G RECORDS 2004

**********

JAMES WHITE & THE BLACKS / JAMES WHITE & THE BLACKS ( ZE 12006 )
A: Contort Yourself
B: ( Tropical ) Heart Wave
James White - vocals & saxophone
Jody Harris - guitar
Adele Bertei - keyboard
Georges Scott - bass
Don Christenson - drums
Kristiar Hoffman - keyboards
Ray Mantilla - congas
Ted Among & Ginger Lee - vocals
Pat Place - slide guitar
produced by James White
arranged by James White
recorded at Blank Tapes studio NYC October 78
ZE RECORDS 1978

James White & the Blacks - "Contort Yourself" (1979)
http://www.youtube.com/watch?v=r9PHdhpqgrc

JAMES WHITE & THE BLACK / OFF WHITE ( ZE 3303 )
A: 1. Contort Yourself
2. Stained Sheets ( vocals - Lydia Lunch )
3. (Tropical) Heat Wave ( congas - Ray Mantilla )
4. Almost Black
B: 1. White Savages
2. Off Black
3. White Devil ( guitar - Lydia Lunch )
4. Bleached Black
The Blacks are:
saxophone - James White
drums - Don Christensen
slide guitar - Pat Place
guitar - Jody Harris
bass - George Scott
****
guitar - Lydia Lunch (tracks: B3) , Robert Quine (tracks: A3, B2)
piano - Kristian Hoffman (tracks: A2, A4)
piano, percussion - Adele Bertei (tracks: A1, A3)
organ - James White (2) (tracks: B1)
produced, arranged by James White
engineer - Bob Blank
recorded at Blank Tape Studios New York, NY Fall 1978
ZE RECORDS 1979

THE CONTORTIONS / BUY ( ZEA33-002 )
A: 1. Design To Kill
2. My Infatuation
3. I Don't Want To Be Happy
4. Anesthetic
5. Contort Yourself
B: 1. Throw Me Away
2. Roving Eye
3. Twice Removed
4. Bedroom Athlete
produced, composed, arranged mixed by James White
cover by Anya Phillips
ZE RECORDS 1979

James Chance - Contort Yourself
http://www.youtube.com/watch?v=uCI24Lt9aNQ

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SUICIDE / DREAM BABY DREAM ( 12 WIP 6543 )
A: Dream Baby Dream
B: Radiation
recorded at Right Track Studios NYC
prouced by Rick Ocasek
engineered by Jay Burnett
ZE RECORDS / ISLAND RECORDS 1979

1971年にニューヨークで結成されたアラン・ベガ(ボーカル)とマーティン・レヴ(シンセサイザー、ドラムマシン)のユニット。こうしたアートパンク、シンセパンクのサウンドはゼロ年代に再び若いミュージシャンによって蘇るだろう。70年代後半にニューヨークのマクシス・カンサス・シティで彼らのステージを観たが、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドとドイツのクラウトロック、50年代ロックンロールの融合したルーズな気配を持った怪しげなバンドだった。アンディ・ウォーホル以後の最もニューヨーク的なサウンドといえばこのスーサイドだろう。

SUICIDE / SUICIDE ( RS 1 )
A: 1. Ghost Rider
2. Rocket U.S.A.
3. Cheree
4. Johnny
5. Girl
B: 1. Frankie Teardrop
2. Che
Alan - vocals
Martin Rev - instrument
produced by Graig Leon and Maty Thau
engineered by Larry Alexander
recorded at Ultima Studios - New York
all arrangements by Suicide
RED STAR RECORS 1977

Suicide - Dream Baby Dream

**Lyrics:

dream baby dream
dream baby dream
dream baby dream
forever,
and ever

keep those dreams burnin' forever
keep those dreams burnin
forever...
and ever..

dream baby dream
dream baby dream
forever

********

LIZZY MERCIER DESCLOUX / PRESS COLOR ( ZEA 33004 )
A: 1. Fire
2. Torso Corso
3. Mission impossible
4. no Golden Throat
B: 1. Jim On The Move
2. Wawa
3. Tumour
4. Aya Mood
Lizzy Mercier Descloux
D.J. Banes
Erik Elliasson
recorded at Blank Tapes Stidio New York city February 79
engineered by joe Arlotta
produced & mixed by Banes / Mercier Descloux / Elliasson
except Fire by Savarese
photo: Fabio
excutive producer Michel esteban
edition E. Sound
ZE RECORDS 1979

マイケル・ジルカとミッシェル・エステバンのふたりは、都市感覚による新しいダンスミュージックを創造するというコンセプトのもと、ZEレーベルを設立し、ニューヨークとパリにオフィスを構えていた。リジー・メルシェ・デクルーはアーサー・ブラウンの'68年のヒット曲 " ファイアー " 、スパイ大作戦のテーマ曲 " ミッション・インポッシブル" などのカヴァーを展開し、女優や詩人としても活動していたし、パティ・スミスとも親しかった。

Lizzy Mercier Descloux - Fire - Torso Corso -1979
http://www.youtube.com/watch?v=tfGOyqAwxSg

ROSA YEMEN / ROSA YEMEN ( ZE 12003 )
A: 1. Rosa Vertov
2. Decryptated
3. Herpes Simplex
B: 1. Larousse Baron Bic
2. Tso Xin Yu Xin
3. Nina Con Un Tercer Ojo
featuring - Lizzy Mercier Descloux
rhythm guitar - Didier Esteban
guitar, vocals - Mercier Descloux
produced by Rosa Yemen
Co-producer - Michel Esteban
recorded at Blank Tape Studio NYC, July 1978
ZE RECORDS 1979

Rosa Yemen - Tso Xin Yu Xin
http://www.youtube.com/watch?v=QvtdWL1_xao

************

LIQOID LIQUID / LIQUID LIQUID ( 99-07 EP )
A: 1. Groupmegroup
2. New Walk
3. Lub Dupe
B: 1. Bell Head
2. Rubbermiro ( Bass - Salvatore Principato )
Scott Hartley - drums, percussion
Richard mcGuire - bass, percussion, guitar, melodica
Salvatore Principato - vocals, percussion
Dennis Young - mirimba, roto toms, percussion
***
Al Diaz - metalphones
R.Edson - trumpet
Bill Kleinsmith - congas
produced by Liquid Liquid
99 RECORDS 1981

LIQUID LIQUID / SUCCESSIVE REFLEXES ( 99-09 EP )
A: 1. Lock Groove (In)
featuring : metalphones, gonza, sawblades - Al Diaz
2. Lock Groove (Out)
percussion - Bill Kleinsmith
B: 1. Push
2. Zero
3. Eyes Sharp
bass clarinet - Elliott Sharp
**
Scott Hartley: drums, talking drum
Richard mcGuire: bass, piano
Salvatore Principato: vocals, percussion
Dennis Young: marimba, roto toms, percussion
with Al Diaz - metalphones, gonza, sawblades, on Lock Groove
Bill Kleinsmith - berimbau on Lock Groove
Eliott Sharp - bass clarinet on Eye Sharp
recorded and mixed at Sorcerer Sound N.Y.C.
produced by Ed Bahlman
recorded October 1981
99 RECORDS 1981

1997年にはMo'Wax(アメリカではビースティー・ボーイズが運営していたGrand Royal)から再発盤がリリースされていたリキッド・リキッド。個人的にニューヨークのニューウェイヴといえば真っ先に彼らの音楽を思う。リーダーのリチャード・マグワイアは現在ヴィジュアル・アーティストとして活動している。

LIQUID LIQUID lock groove (in) 1981
http://www.youtube.com/watch?v=9BlkINZPBzA

**

GLENN BRANCA / LESSEN NO.1 ( 99-01EP )
A: Lesson No.1 For Electric Guitar
bass - F.L. Schröder
drums - Stephen Wischerth*
guitar - Glenn Branca , Michael Gross (2)
organ - Anthony Coleman
B: Dissonance
bass - F.L. Schröder
drums - Stephen Wischerth*
guitar - Glenn Branca
keyboards - Anthony Coleman
percussion - Harry Spitz
written by Branca
composed , arranged by Glenn Branca
engineer - Craig Bishop
mixing - Jim Bonnefond
mastered by Howie Weinberg
photography - Carla Liss
producer - Mark Bingham, Ed Bahlman , Glenn Branca
99 RECORDS 1980

現代音楽でのミニマルを食傷するほど聴いていたボクにとっては、この " Lesson No.1 " でのグレン・ブランカの不協和音オーケストレーション・ミニマリズムに、それほどピンとこなかった。なにか強烈さに欠けていたのだと思う。しかしニューヨークのポストモダン=ニューウェイヴの草分け的存在としては重要な人物ではあった。

Glenn Branca - Lesson no.1 for electric guitar
http://www.youtube.com/watch?v=w9lwuojEREI

************

VIVIEN GOLDMAN / "DIRTY WASHING" ( 99-05 EP )
A: Launderette ( co-producer - John Lydon , Keith Levene )
B: 1. Private Armies ( producer - Adrian Sherwood )
2. Private Armies (Dub) ( producer - Adrian Sherwood )
vocals : Vivien Goldman
bass : George Oban, Steve Beresford, Keith Levene
guitar : Keith Levene
violin : Vicky Aspinall
percussion : Robert Wyatt
**allegedly this single by music journalist Vivien Goldman was recorded when "PiL snuck her into the Manor (studios)" during the Flowers Of Romance sessions in late 1980, with PiL also reportedly paying for most of the recording costs. It seems this is how Lydon earned his co-producer credit.
Steve New (aka Shooz) plays "drum bits" on the A which was presumably recorded at the same time as PiL's 'Pied Piper', which featured New on guitar.
Private Armies Dub also appears on the first New Age Steppers LP so presumably the rhythm section on the B is from the On-U camp.
This is basically the same as the UK 7" with the addition of the "PA Dub" track on the B.
99 RECORDS / WINDOW ENTERPRISES 1981

On-Uサウンドのエイドリアン・シャーウッド・ファミリーやロバート・ワイアットが全面的にサポートして制作された作品。

Vivien Goldman - Launderette
http://www.youtube.com/watch?v=XsLAY1OdZrA
**Rare post punk single from 1981.

**********

ESG / ESG ( 99-04 EP )
A: 1. You're No Good
2. Moody
3. UFO
produced by Martin Hannett
recorded at Eastern Artists, New Jersey, USA
mixed at Strawberry Studios, Manchester, England
B: 1. Earn It
2. ESG
3. Hey!
live mix/producer Ed Bahlman
recorded live at Hurrah, NYC, 12/3/80
sleeve and photo Gina franklyn
special thanks to Tony Wilson ( FACTORY RECORDS ) and Ed Bahlman ( 99 Records )
Renee - lead vocals / guitar
Valerie - drums/ vocals
Marie - congos/vocals
Deborah - bass/vocals
Tito - congos
99 RECORDS 1981
プロデュースはあのマーティン・ハネットで、ファクトリーのトニー・ウィルソンの名前もクレジットされている。

ESG-UFO (99 Records)
http://www.youtube.com/watch?v=1o5vuMYQyhE

*****

LOVE OF LIFE ORCHESTRA / EXTENDED NICETIES ( LUST/UNLUST JMB-227 )
A: 1. Extended Niceties
2. Reprise
B: 1. Beginning Of The Heartbreak
2. Don't, Don't
Love Of Life Orchestra is
Peter Gordon - keyboards, reeds
David Van Tieghem - drums, percussion, synare with
David Wooford, Ernie Brooks - bass
Randy Gun, Larry Saltzman, David Byrne, Arto Lindsay - guitars
Pik Albani - trumpet
Becca Armstrong, Iris Hiskey, Dora Ohrenstein - chorus
composed by Peter Gordon
recorded at Big Apple Studio, NYC
produced by Peter Gordon and Kurt Munkacsi
LUST/UNLUST 1979

Peter Gordon & Love of Life Orchestra - Beginning Of The Heartbreak / Don't Don't
http://www.youtube.com/watch?v=1c8NtF0FD2Y

**80年代のニューウェイヴだけは、当時ポストパンクなどのギター・ミュージックと比較すると、過剰すぎる情報量に埋もれボク自身も正直明確なコンセプトや時代精神を把握できないでいた。若いミュージシャンのなかで流行に敏感なひとたちが、イケメン・ヘアーからニューウェイヴカット ( テクノカット) に髪型を変えたひとたちが現れ始めているが、2010年から2012年にかけては俄然ニューウェイヴが音楽の主流を独占するだろう。なぜいまにもなって80年代ニューウェイヴに心惹かれるのか? これを機会にボク自身ももう一度、80年代ニューウェイヴとゼロ年代の意味をゆっくり考えてみることにするよ。ZEレコードも最終的にはイギリスの大手アイランド・レコードに買収されたような形でニューウェイヴからWas ( Not ) WasやKid Creole And The Coconuts、Casino Music、Aural Exciters、Sympho Stateなどのディスコ・フィーヴァーへのベクトルを持ち消滅していったが、これこそが80年代ニューウェイヴを誤解させ、辿るべき成れの果ての宿命でもあった。


*nu things JAJOUKAは、新店舗移転にともない新しい時代のロック・ミュージック、クラブミュージックに対応したイヴェントを展開し、今後レーベルやコンセプチュアル・カルチャーマガジンの設立なども予定しています。そこで、こうした我々の動きに共振してくださるブッキング・スタッフを再び募集しています。先の募集には数名の応募者があり、サテライト・スタッフとして関わって頂くことになったのですが、全面的にnu things JAJOUKAに関わってくださる企画力と行動力あるスタッフを1名希求しています。志のあるかたお待ちしています。ご連絡ください!

nu things " JAJOUKA " は現在、出演バンド、各種イヴェント、パーティなど募集中です。JAJOUKAはロックを始め、全音楽ジャンルに対応できるライヴ空間です。それに加えクラブ空間としても使用でき、ギャラリーとして展開できるスペースもあります。
色々とご相談に応じますので詳細などのお問い合わせは

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