発売日:2018年3月18日(日)
定価:¥2,000(-税別)
品番:KYOU-020
Amazon https://amzn.to/2FwRWUO
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AUBE
2003
01.Recorded Live At Bridge Osaka Japan 2003.04.05
From GRL-021[Live Feedbacks 2003]track01
02.Recorded Live At Cafe Independants Kyoto Japan 2003.05.16
From GRL-021[Live Feedbacks 2003]track02
03.Recorded Live At Club East Kyoto 2003.10.12
From GRL-021[Live Feedbacks 2003]track03
01-03-material:“feedbacks”
Remastered at Studio MECCA Kyoto Japan 2003
By Aube“Akifumi Nakajima”
KYOU-020
18.Mar 2018 release
2.000yen+tax
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1990年代初頭から活動を開始し、日本のノイズ/サウンド・アート・シーンに多大な影響を遺した伝説的存在AUBE/中嶋昭文(京都府出身:1959-2013)。その00年代のライブ音源アーカイブ・シリーズ第6弾にして最終作。
<作品概要>
1990年代初頭から活動を開始し、日本のノイズ/サウンド・アート・シーンに多大な影響を遺した伝説的存在AUBE/中嶋昭文(京都府出身:1959-2013)。その00年代のライブ音源アーカイブ・シリーズ第6弾にして最終作が、2003年のライブ録音を収録する『2003』である。オリジナルは中嶋自身が運営していたレーベル〈G.R.O.S.S〉からリリースされた『Live Feedbacks 2003』(GRL-021/2003)であり、本盤には、そのアルバムから全曲を完全収録している。どのトラックも斬新なノイズ/ドローンであり、現代においてもAUBEの音響的感性が完全に「新しい」ことを証明する作品といえる。細やかな粒子のようなリズムが刻まれ、そこに高音域の持続音がレイヤーされた後、破滅的なフィードバック・ノイズを展開するトラック1“Recorded Live At Bridge Osaka Japan 2003.04.05”。低域から高域までの持続音が折り重なり、清流を思わせる澄み切ったドローン/パルスが形成されていくトラック2“Recorded Live At Cafe Independants Kyoto Japan 2003.05.16”。90年代(ノイズ)と00年代初頭(パルス)のAUBEサウンドの交信/交錯のごとき刺激的な音響を生成するトラック3“Recorded Live At Club East Kyoto 2003.10.12”。どのトラックも繊細かつ大胆な音響操作・生成によって、未知のドローン/ノイズを追及するサウンドが展開されている。 デンシノオト
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<アーティスト情報>
1959年1月13日京都東山三条で生まれる。80年代初頭の大学時代から、シンセサイザー等の電子楽器を使用し、学友との展示会の音響制作などをおこなう。1990年、美術作家の有地左右一+笹岡敬による水のインスタレーション『Water1990』への参加を契機に、翌91年からAUBE(オウブ)として本格的に音楽活動を開始。京都「ヴァニラ・レコーズ」でデビューカセット『Hydrophobia』を発表。AUBE作品の特徴は、常に一つの作品に対して一つの素材(水、蛍光灯、金属、ガラス、心拍、脳波等)のみをサンプリング・ソースとしてエフェクト加工を施し制作されていることである。92年に自主レーベルでありデザイン・プロジェクト「G.R.O.S.S.」を設立。自身の作品も含め国内外のノイズアーティストの作品を50〜100本限定でリリース。本業であるプロダクト/インダストリアル・デザイナーとしての技術を生かしたハンドメイド・パッケージのカセットテープ作品をリリースし、レーベルの独自性を打ち出す。90年代中頃から国内外のレーベルからのオファ—を殆ど断ることなく、精力的に作品をリリースする。同じ時期に海外からの招聘も始まり、世界各国でライブ演奏をおこなう。2005年、イタリアのM.B.とのコラボレーションをおこなった頃より、健康上の理由で作品リリースが減りライブも停止する。2013年9月25日享年54歳で永眠。生前に制作したタイトル数は、ソロ、スプリット、コンピレーション、デザインワークなどを含めると300種に及ぶ。