発売日:2018年4月15日(日)
定価:¥2,000(-税別)
品番:KYOU-023
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RYO MURAKAMI
Deist
Wall
Passover
Immersion
Play
Deist
Sand And The Moon
Bias
Soil And Rain
KYOU-023
15.Apr 2018 release
2.000yen+tax
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2015年 アラブの「Bedouin Records」から第1弾としてアナログ盤リリースされたリョウ ムラカミ「Deist」。今回、日本独自のオリジナルジャケットにて 初CD化となります。
<作品概要>
〈Bedouin Records〉のオリジナルはアナログ/データのみでリリースされていたので、『Depth of Decay』『Terminal The Culture』に次いで、この『Deist』も待望の初CD化である。これでRyo Murakamiのアルバム/音楽が、より多くの音楽ファンに届きやすくなったわけだ。まさに僥倖。
ぜひともまとめて聴き込んで頂きたい。
Ryo Murakamiのサウンドを聴取・媒介とすることで、2010年代の先端的音楽の潜在力が、より深い次元で体感できるはずだ。
ダークでメタリックなサウンドによる聖性/生成。そう、彼の音は、まさに世界の未来へのサウンドトラックのようである。 デンシノオト
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Ryo Murakamiは、もともとミニマル・テック・ハウスのトラックメイカー/DJとして00年代中盤から活躍してきたアーティストだが、東京から大阪に拠点を移した2013年にリリースした『Depth of Decay』から作風は一変した。海外のインダストリアル/テクノ・ムーブメントにリンクするような作風に変化したのである。ダークで、ノイジーで、そして腐食した鉄を思わせるインダストリアル/ダーク・アンビエント、それが『Depth of Decay』だった。その上、『Depth of Decay』は同名レーベル〈Depth of Decay〉を自ら立ち上げてのリリースであった。そこに彼の「世界」への決意を感じるのだが、どうだろうか? 同時にあのテン年代初頭において、世界の潮流(感性・問題意識)が繋がる作品が、日本において生まれていたことにも改めて感動を覚える。
2016年、Ryo Murakamiは映像作家Tatsuya Fujimotoとの音響/映像作品『The Wall』によって「ヴェネツィア・ビエンナーレ」の音楽部門で銀獅子賞を受賞したのだが、それは『Depth of Decay』以降の彼の仕事に対する正当な結果といえよう。