
ロックマガジン創刊号(1976年3月1日)。
抜粋した記事はレコード・ディレクター・インタビューで大手レコード会社の洋楽担当ディレクターに阿木譲氏がインタビューしている特集記事となります。
おそらくロックマガジンの広告営業を兼ねた流れではあるとは思いますが阿木譲氏のロックに対する思想を読み取ることができ、この2年後にvanityを展開する必然性が分かるかと思います。
インタビューの中でも当時ビートルズ、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴのソロ・アルバムなどを担当されていた東芝EMIの石坂敬一氏(後にユニバーサル・ミュージックからワーナー・ミュージック・ジャパンのCEOを歴任)に裸のラリーズのリリース・オファーをしている流れは今でも楽しめる内容だと思います。
ちなみに阿木譲氏は1967年から1968年にかけて同じ東芝レコードから6枚のシングル盤(青春歌謡、聴いた感じだと演歌寄り)をリリースしており自由にも程がある時代ではありました。
次回、part 4(最終回) は6月25日に公開予定です。