SRSW 492 Unknown Tears『D S P』

Unknown Tears
『D S P』

2021年4月16日リリース
¥2,000+税
SRSW 492

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東京を拠点に活動しているYUKI AOEと大阪を拠点に活動しているkazuto yokokuraからなるユニットUnknown Tearsによる初のフルアルバムがshrine.jpよりリリース!2015年にデジタルリリースされたEP『Everyone has…』ではインダストリアルな表現を中心としていた彼らだが、本作では2010年代の電子音楽をより広く捉え、エクスペリメンタル、テクノなどの要素を巧みに取り入れた音楽性を見せている。マットな質感のキックが先導する引き締まったテクノとしての構造を軸にそれを纏う様々なサウンドによって柔軟に持ち味を変えるトラック群を作風の中心としつつ、ダブの影響やアブストラクトなアンビエンスへの指向を感じさせるトラックも多数収録。収録曲の大半のマスタリングはArtefacts MasteringにてGiovanni Contiが手掛けており、東京-大阪間、そしてドイツはベルリンのマスタリングスタジオにて仕上げられた渾身の一作。

<作品概要>
Unknown Tearsは現在東京を拠点に活動しているYUKI AOEと大阪を拠点に活動しているkazuto yokokuraからなるユニット。
2015年に主に音源制作を目的にユニットとしての活動を開始し、同年『Everyone has…EP』をリリース。remodelより2020年5月にリリースされた2枚組コンピレーション『a sign 2』にも楽曲が収録されている。
本作『D S P』は彼らによる初のフルアルバム。
2015年にデジタルリリースされたEP『Everyone has…』ではインダストリアルな表現を中心としていたが、本作では2010年代の電子音楽をより広く捉え、エクスペリメンタル、テクノなどの要素を巧みに取り入れた音楽性を見せている。
金属で囲われた空間に響く残響を外部から捉えたような曇ったインダストリアル・ニュアンスのサウンドが耳を引く「dsp」をはじめ、マットな質感のキックが先導する引き締まったテクノとしての構造を軸にそれを纏う様々なサウンドによって柔軟に持ち味を変えるトラック群を作風の中心としつつ、深く潜るベースとウワモノやノイズのによって波のようにうねるグルーヴが生み出されるダビーなトラック「Utero」や、更にはノイズ/音響の機微によって空間を染め上げる正にアブストラクト・アンビエンスな「tx, no rx」「Ionosphere Ambience」「Unknown Pleasures」など明確に重心の異なるトラックも多数収録されており、ストーリー性や彩りを持った一枚のアルバムとしてのトータリティ(=リスニング用途から見た完成度)に余念がない。
制作に際しては拠点の異なる両者の間でデータのやり取りするだけでなく、YAMAHAの提供しているネットセッションソフトを用いてデモを作成するなどリアルタイム性を意識した手法も取り入れられている。
そして本作収録曲の大半のマスタリングはArtefacts Mastering(Stroboscopic Artefactsの諸作をはじめ数々のアンダーグラウンド・テクノ/モダン・ミニマル~エクスペリメンタル作品を手掛ける現代屈指のマスタリング・スタジオ)にてDadubの元メンバーとしても知られるGiovanni Contiが手掛けており、ウォームで高密度な仕上がりとなっている。
東京-大阪間、そしてドイツはベルリンのマスタリングスタジオにて仕上げられた渾身の一作。 よろすず

Track List:
01 Radio ( from error systems)
02 ‘cell-is-now-zsh.
03 Quantization Race
04 Utero
05 tx, no rx
06 dso (Digital Stmrage Oscilloscope)
07 dsp
08 STE-170
09 Ionosphere Ambience
10 Unknown Pleasures