Isolate Line
『2021: A space odyssey』
2021年10月15日リリース
¥2,200(with tax)
SRSW 493
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2004年に活動を開始、相反する音の融合をコンセプトに、インダストリアル・ノイズ・アンビエント・ダブ・エレクトロニカを横断したスタイルで、プログラミング・生演奏を融合/分解/再構築したサウンドを展開する東京拠点のサウンド・クリエイター/プロデューサー、Isolate Lineによる初アルバムがshrine.jpよりリリース!本作『2021: A space odyssey』は10年以上のキャリアを持つ彼の待望の初アルバムであり、架空のSF映画のサウンドトラックというテーマの下、テクノロジー(実験)とタイムレス(永続)を焦点に制作された。remodelより同時リリースされるデジタル・アルバム『INTERSTELLAR』とはテーマを共にする連作という位置づけであり、本作『2021: A space odyssey』は後編にあたる。
<作品概要>
東京を拠点にサウンド・クリエイター/プロデューサーとして活動するIsolate Lineによる初アルバムがshrine.jpよりリリース。Isolate LineはHiroyasu Izumoriによるソロ・プロジェクト。2004年に活動を開始、相反する音の融合をコンセプトとし、インダストリアル・ノイズ・アンビエント・ダブ・エレクトロニカを横断したスタイルで、プログラミング・生演奏を融合/分解/再構築したサウンドを展開する。六本木SuperDeluxeで行われたRed Bull Music Academy presents 0g night「DO BLOOM IN THE SILENCE」への出演をはじめ、舞台音楽、短編映像作品などへの楽曲提供など幅広く活動。音源リリースとしては2014年に自身もその発足に関わったインディペンデントレーベルhyAharよりデジタルEP『UNFORMAT VIOLA』『R』をリリース。更に同年、限定販売のコンピレーションCD『test I: i.a.m.y.o』へ参加。そして2020年にremodelよりリリースされた2枚組コンピレーション『a sign 2』にも楽曲が収録されている。本作『2021: A space odyssey』は10年以上のキャリアを持つ彼の待望の初アルバムであり、また単独作としては初のフィジカルリリースとなる一作。キューブリックのかの名作を思わせるタイトルにも表れているように、架空のSF映画のサウンドトラックというテーマの下、テクノロジー(実験)とタイムレス(永続)に焦点を当て制作されている。またremodelより同時リリースされるデジタル・アルバム『INTERSTELLAR』とはテーマを共にする連作という位置づけであり、本作『2021: A space odyssey』は後編にあたる。アルバムの中心となるのはGravityと題された楽曲群であり、『INTERSTELLAR』に収録された「Gravity-zero」と、本作に収められた3曲、合わせて4編で起承転結を表現している。本作冒頭に配された「Gravity-Nostalgia」はオペレーション音声のコラージュで幕を開け、ピアノやドラムなどの器楽的サウンドと強烈な存在感を持つ電子音が重なる。Isolate Lineの持ち味である「相反する音の融合」が表れただけでなく、アトモスフェリックでありながらもどこまでも芯の通った電子音のテクスチャーや、個々のサウンドの磨き上げられたような明瞭さが目覚ましい1曲。「Gravity-5Dimension」では散発的なビートとSE、ノイズなどが不定形なアンサンブルを形成。各々のサウンドが何らかの面で不規則性を持った振る舞いを見せるが、巨視的なレベルでグルーヴが維持されたような感触があり、ランダムネスと構造的な美しさの相互作用が感じられる知性的なトラックとなっている。そして「Gravity-Event Horizon」では裁断された性急なドラムンベースのリズムパターンと、加速度的に厚みを増すシンセによって聖性へ突き抜けるラストが現出する。
よろすず
Track list
01. Gravity-Nostalgia-
02. Arithmetic
03. Victim-Silicon Creature-
04. Nexus
05. Gravity-5Dimension-
06. Natallie-Magnetic Rose-
07. Geodesics
08. Gravity-Event Horizon-
10. FOR R