SRSW 491 shotahirama『GET A LOAD OF ME』

shotahirama
『GET A LOAD OF ME』

2021年3月19日リリース
¥2,000+税
SRSW 491

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2010年代に自身が主宰するレーベルSIGNAL DADAより『Nice Doll To Talk』、『Post Punk』など先鋭的な作品を立て続けに発表してきたshotahiramaが、2017年の『Maybe Baby』以来となるCD作品をリリース!本作『GET A LOAD OF ME』は彼が近年試みている(ターンテーブルを楽器として用いる発想に端を発した)サンプリング・ビート集の最新版といった仕上がりだ。加えて本作では新たな試みとして、全てのトラックがElektron社のドラムシンセ/シーケンサーであるMACHINEDRUMによる一発録音のライブレコーディングによって制作されている。このタイトな制作手法により『GET A LOAD OF ME』には彼の作品が常に携えていたラフで身軽な佇まいが、新たな魅力として顕在化している。

<作品概要>
ニューヨーク出身、2006年にElectronoise Group(ENG)を立ち上げ中心的なメンバーとして活動を開始、2010年代からはソロ活動を活発化させ自身が主宰するレーベルSIGNAL DADAより『Nice Doll To Talk』、『Post Punk』など先鋭的な作品を立て続けに発表してきたshotahirama。
本作『GET A LOAD OF ME』は彼による『Maybe Baby』(2017年)以来のCD作品である。
2014年の『Post Punk』以降、彼の作風は極限まで研ぎ澄まされたグリッチ/電子ノイズと瞬発性に溢れ時空をスクラッチするかのようなカットアップ/コラージュを軸に展開してきたが、近年はターンテーブルを楽器として用いる発想に端を発したビート集をコンスタントにリリースしており、本作はその最新版といった仕上がりだ。
本作からはこういった作風の最初の編纂となった『Rough House』(2019年)、そこから約半年で発表された『Stay on the Light』(2020年)に引き続き、ヒップホップ(特に90年代前半のブーンバップ全盛期)、シカゴ・ハウスやファンクなどの影響が嗅ぎ取れるが、そこに加えての新たな試みとして、全てのトラックがElektron社のドラムシンセ/シーケンサーであるMACHINEDRUMによる一発録音のライブレコーディング(編集もオーバーダブもなし)によって制作されている。
タイトな制作手法によって生み出された小気味よい展開、厳選された音数とシンプルかつ明瞭なミックスは、(サウンドのエッジーさを取りざたされることの多かった)彼の作品が常に携えていたラフで身軽な佇まいを新たな魅力として顕在化させ、曇りなく聴き手へと伝える。 よろすず

Track List:
01. THE WHOLE NINE YARDS
02. GET A LOAD OF ME
03. FIRE IN WHICH YOU BURN
04. SKINZ
05. FEEL THE HIGH
06. TEARS
07. KIDS
08. KEEP IT IN THE STREET
09. FRIGHT NIGHTS
10. TIME TO SHINE