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『w』
shrine.jp再販売⑬
2020年11月20日リリース
¥1,000+税
SRSW 453
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京都在住のアップライトベース奏者/プロデューサー甲田達也と東京在住でcinq へのサポート参加で知られるヴォーカリストMihoyo によるユニットord(オウル)が2013年にshrine.jp よりリリースした初アルバム。ピアノやドラムなどの楽器、淡い色合いの電子音やグリッチノイズ、ボイスサンプルなどによって紡がれたアンビエント性の強い電子音楽作品となっており、音楽全体がゆっくりと腰を下ろして言葉を交わすサロンのための音楽のような、適度にプライベートな規模感と静謐さを保持している。
<作品概要>
京都在住のアップライトベース奏者/プロデューサー甲田達也と東京在住でcinq へのサポート参加で知られるヴォーカリストMihoyo によるユニットord が2013年にshrine.jp よりリリースした初アルバム。ord(オウル)はノルウェーで最も日常的に使用されている書き言葉ブークモールで「言葉」を意味する。
甲田とMihoyo は元々はドラマー/エンジニアの春木淳一との3人編成でheprcam(ヒペリカム) のメンバーとして活動しており、2004年に涼音堂茶舗より1stアルバム『COHCOX』をリリースしたほか、テレビやアニメ、映画などへの楽曲提供も行い、Nujabes が編纂したコンピレーション『modal soul classics』へも楽曲が取り上げられている。
2者のユニットとしての初作品となった本作『w』はピアノやドラムなどの楽器、淡い色合いの電子音やグリッチノイズ、ボイスサンプルなど によって紡がれたアンビエント性の強い電子音楽作品集。 電子音やクリッキーなノイズ、ドラムサウンドなどによってビートが刻まれる曲も多数収録しているが、それらは軽く耳をつつく程度のプレゼンスに落ち着くよう周到な調整が行われており、音楽全体がゆっくりと腰を下ろして言葉を交わすサロンのための音楽のような、適度にプライベートな規模感と静謐さを保持している。
Mihoyo の声が加わるボーカル・トラックとなる2、7曲目も精巧なエディットやシルキーな耳障りを維持する声質の巧みなコントロールによって他曲との彩りのギャップを感じさせず、30分間の小品集的なアルバムの流れにナチュラルに組み込まれている。
よろすず
Track List:
01. koko
02. eriel 0214
03. Moyo
04. kugeuka
05. Irena 2
06. 2006
07. msimu
08. Lala