SWDTR 03 Ryuei Kotoge『undo.redo』

Ryuei Kotoge
『undo.redo』

¥1,500+税
SWDTR 03
2020年9月18日リリース

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2008年末にDubstepに触発されるかたちで制作活動を開始。自身のbandcampや国内外のネットレーベルからのリリース、AstroNauticoやMADHOPのレーベルコンピレーションへの参加、更にMetomeやNAGAN SERVERのRemixを手掛け、サウスコリア出身のプロデューサーSima Kimとのコラボレーションも話題を集めるなど幅広く活動する気鋭のトラックメイカーRyuei KotogeがDay Tripper Recordsより放った待望のフルアルバム。ジューク/フットワークなどの2010年以降のダンス・ミュージックのトレンドを消化した先鋭的なビートに加え、入念に磨かれた切れ味鋭いサウンドの仕上げにも抜かりがない傑作。

<作品概要>
2008年末にDubstepに触発される形で制作活動を開始。自身のbandcampや国内外のネットレーベルからのリリース、AstroNauticoやMADHOPのレーベルコンピレーションへの参加、更にMetomeやNAGAN SERVERのRemixを手掛け、サウスコリア出身のプロデューサーSima Kimとのコラボレーションも話題を集めるなど幅広く活動する気鋭のトラックメイカーRyuei KotogeがDay Tripper Recordsより放った待望のフルアルバム。
トライバルなサンプルとブーミーなシンセが印象的な冒頭の「Arc」はFlying Lotusが『Los Angels』で描き出してみせた密室的なサイケデリアを彷彿とさせるが、以降のトラックではジュークを取り入れた性急なビートが顔を出すなど2010年以降のダンス・ミュージックのトレンドを消化した音作りが耳を引く。
ダブステップから多様なポスト・ダブステップへという流れに代表される同時代のダンス・ミュージック、Flying Lotus以降大きな広がりを見せた(IDMの複雑性を昇華したうえでの)ビートメイク・シーンの隆盛、そしてチル・ウェイブ~ウィッチ・ハウスといったベッドルーム発の音楽動向までを視野に入れたDay Tripper Recordsのカタログの中でも、本作『undo.redo』は作風のうえで(本作がリリースされた2014年当時の)最新のビート・シーンの動向をより鋭敏にキャッチし自作に反映させて見せるある種インスタントな足取りの軽さを感じさせるが、一方でサウンドは入念に磨かれた切れ味鋭いものとなっており、正に非の打ち所のない傑作へ仕上がっている。

よろすず

Track List:
01. Arc
02. Mr.Rictus
03. Objective
04. Protection
05. Broken intro
06. Broken
07. Eureka
08. Orbital Cloud
09. Ghost in the machine
10. Sleepwalker
11. Personal Thoughts
12. Lighter
13. Primitive Future

https://ryueikotoge.bandcamp.com/