Author Archives: slowdown

SRSW 471 hakobune『2014-2015』

hakobune
『2014-2015』

shrine.jp再販売㉚
2021年2月20日リリース
¥1,000+税
SRSW 471

Amazon  https://amzn.to/3bU2DQy

2007年に本格的に活動を開始し、世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け、日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。本作『2014-2015』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第六作。『Love Knows Where』(Constellation Tetsu)、『A Fluid Photograph』(Fallow Records)、『All My Regret For Nothing Remembered』(Warm Drone Label)、『Sinking Stars』(Beer On The Rug)、『Mizukagami』(Sacred Phrases)、とすべてカセットでリリースされた作品からの音源全7曲を収録。

<作品概要>
兵庫県出身、2007年に京都で本格的に活動を開始し、東京へと拠点を移しながらも世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け(その総数は2016年初頭時点でフルアルバム55作、スプリットやEPを合わせると68作を数える)、Chihei Hatakeyamaなどと共に日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。
本作『2014-2015』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第六作である。
『Love Knows Where』(Constellation Tetsu)、『A Fluid Photograph』(Fallow Records)、『All My Regret For Nothing Remembered』(Warm Drone Label)、『Sinking Stars』(Beer On The Rug)、『Mizukagami』(Sacred Phrases)、とすべてカセットでリリースされた作品からの音源全7曲を収録。
ヴェイパーウェイヴのレーベルとしてのイメージの強いBeer On The Rug、hakobuneの活動がレーベル発足のきっかけであったというWarm Drone Labelからのリリースを含む点が興味深い。
hakobuneの足跡を辿るshrine.jpからの編集盤シリーズ最後の作品であり、シリーズ中でも最も精神を鎮めるような厳かさ、静けさが持続する仕上がり。
よろすず

Track List:
01. rapids
02. a fluid photograph part 2
03. all my regret for nothing remembered part 1
04. sinking stars part 1
05. nagasaki
06. all my regret for nothing remembered part 2
07. sinking stars part 4

SRSW 470 hakobune『2012-2013』

hakobune
『2012-2013』

shrine.jp再販売㉚
2021年2月20日リリース
¥1,000+税
SRSW 470

Amazon  https://amzn.to/2LOYylX

2007年に本格的に活動を開始し、世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け、日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。本作『2012-2013』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第五作。カセット/CD/レコードという多様なフォーマット、レーベル第一弾というメモリアルな抜擢、ゲームアプリへの音楽提供など、活動の広がりを伺わせる背景を持つ作品からの音源を収録。

<作品概要>
兵庫県出身、2007年に京都で本格的に活動を開始し、東京へと拠点を移しながらも世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け(その総数は2016年初頭時点でフルアルバム55作、スプリットやEPを合わせると68作を数える)、Chihei Hatakeyamaなどと共に日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。
本作『2012-2013』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第五作である。
アメリカのConstellation Tatsuからリリースされた2つのカセット作品『Looping Around The Forest I Thought I Remembered』と『The Cowboy Across The River』、フランスのVoxxov Recordsのレーベル発足第1弾としてリリースされた2枚組CD『Nebulous Sequences』、ゲームアプリkotoroに提供しJosh Mason主宰のカセットレーベルSunshine Ltd. からリリースされた『Whispering In Their Presence』、自主レーベルTobira Recordsからレコードで発表された『Recalling My Insubstantial Thoughts』、そして『The Still Life Of Reverie』(Fabrica Records)
からの音源全10曲を収録。
カセット/CD/レコードという多様なフォーマット、レーベル第一弾というメモリアルな抜擢、ゲームアプリへの音楽提供など、活動の広がりを伺わせる背景を持ちつつ、作品自体は時間を忘れさせるような深く大らかな音の持続で満たされている。
よろすず

Track List:
01. mizunara
02. whispering in their presence
03. part 3
04. recalling my insubstantial thoughts
05. letter forgotten
06. part 6
07. until you wake up in the morning
08. This Wasn’t What I Thought
09. kusunoki
10. part 10

SRSW 469 hakobune『2012 winter』

hakobune
『2012 winter』

shrine.jp再販売㉙
2021年2月20日リリース
¥1,000+税
SRSW 469

Amazon  https://amzn.to/3a0aJon

2007年に本格的に活動を開始し、世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け、日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。本作『2012 winter』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第四作。2012年は彼のキャリアの中でも特に作品リリースが多かった時期にあたり、本作にはその時期の作品『Recalling Your Ghostly Thoughts』、『All The Other Hearts I Knew』、『Apparitions Just Outside The View』、『A Distant Loss』、『Cloak Of Gray』、『While Shadows Sweep Across The Lawn』からの音源を収録。

<作品概要>
兵庫県出身、2007年に京都で本格的に活動を開始し、東京へと拠点を移しながらも世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け(その総数は2016年初頭時点でフルアルバム55作、スプリットやEPを合わせると68作を数える)、Chihei Hatakeyamaなどと共に日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。
本作『2012 winter』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第四作である。
2012年は彼のキャリアの中でも特に作品リリースが多かった時期であるため、『2012 winter』と題された本作と、シリーズの次作にあたる『2012-2013』の二作に渡って音源が取り上げられている。
本作には『Recalling Your Ghostly Thoughts』(Full of Nothing)、『All The Other Hearts I Knew』(Rural Colours)、国産カセットレーベル吟醸派からの『Apparitions Just Outside The View』、『A Distant Loss』(Dark Era Tapes)、『Cloak Of Gray』(Fadeaway Tapes)、そして2011年に逝去したRichard Lainhartの追悼作『While Shadows Sweep Across The Lawn』(Somehow Recordings)からの音源を収録。
よろすず

Track List:
01. sakubaku
02. all the other hearts i knew part 1
03. aerodrome
04. a distant loss part 1
05. all the other hearts i knew part 2
06. cloak of gray
07. moon-drawn 2
08. white night

SRSW 468 hakobune『2011』

hakobune
『2011』

shrine.jp再販売㉘
2021年2月20日リリース
¥1,000+税
SRSW 468

Amazon  https://amzn.to/2M3tbUy

2007年に本格的に活動を開始し、世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け、日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。本作『2011』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第三作。本作には2011年のリリースのうち『I Discover I’m Missing』(Apollolaan Recordings)、『Words Left Behind On Ashes』(Cassauna)、『Shadow On The Lawn』(Organic Industries)、『Away From The Lunar Waters』(hibernate recordings)、『Truth Serum Compilation』(i, absentee)、『Heath Grass』(Still Sleep)、『November Light』(Bridgetown Records)からの音源を収録。

<作品概要>
兵庫県出身、2007年に京都で本格的に活動を開始し、東京へと拠点を移しながらも世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け(その総数は2016年初頭時点でフルアルバム55作、スプリットやEPを合わせると68作を数える)、Chihei Hatakeyamaなどと共に日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。
本作『2011』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第三作である。
本作には2011年のリリースのうち『I Discover I’m Missing』(Apollolaan Recordings)、『Words Left Behind On Ashes』(Cassauna)、『Shadow On The Lawn』(Organic Industries)、『Away From The Lunar Waters』(hibernate recordings)、『Truth Serum Compilation』(i, absentee)、『Heath Grass』(Still Sleep)、『November Light』(Bridgetown Records)からの音源が収録されている。
この時期はカセットレーベルからのオファーが増加傾向にあったということで、ここにもカセットリリースされた作品が含まれている(『WordsLeft Behind On Ashes』と『November Light』)。
弦の揺らめきが煌びやかな倍音を生み出し、陽光をイメージさせるようなものや、複数の音が溶け合った中音域の持続が微睡を誘うものまで、様々なドローン/アンビエントのカタログのような一作。
よろすず

Track List:
01. i discover i’m missing
02. halfpace
03. secondhand sunlight
04. disappearing in the purple shades
05. away from the lunar waters
06. afterglow
07. shadow on the lawn
08. between equinox
09. the idea of full disclosure
10. unending route
11. off in the distance

SRSW 467 hakobune『2009-2010』

hakobune
『2009-2010』

shrine.jp再販売㉗
2021年2月20日リリース
¥1,000+税
SRSW 467

Amazon  https://amzn.to/3c5hOqn

2007年に本格的に活動を開始し、世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け、日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。本作『2009-2010』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第二作。David Tagg主宰のレーベルInstallからリリースされた『a yearlong thought』、Hibernate Recordingsから少部数のみ発表された3インチCD『Isohel』、そしてhakobuneが2009年にNobutoSudaと立ち上げたレーベルTobira Recordsの第一弾リリースであるRichard Lainhartとのスプリット10インチからの音源を収録。

<作品概要>
兵庫県出身、2007年に京都で本格的に活動を開始し、東京へと拠点を移しながらも世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け(その総数は2016年初頭時点でフルアルバム55作、スプリットやEPを合わせると68作を数える)、Chihei Hatakeyamaなどと共に日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。
本作『2009-2010』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第二作である。
David Tagg主宰のレーベルInstallからリリースされた『a yearlong thought』、Hibernate Recordingsから少部数のみ発表された3インチCD『isohel』、そしてhakobuneが2009年にNobuto Sudaと立ち上げたレーベルTobira Recordsの第一弾リリースであるRichard Lainhartとのスプリット10インチからの貴重な音源を収録(ちなみにTobira Recordsは2020年にレコードショップとしても開業)。
線が太く存在感のあるドローン・ミュージック的傾向が強い『isohel』からのトラックを、『a yearlong thought』からの柔らかなサウンドによるアンビエント寄りなトラックで挟む構成や、ラストの「Fading Recognition」での曇り空を思わせるような鈍色の音響の持続など、作品ごとの色合いの違いを楽しめるセレクション。
よろすず

Track List:
01. mats of dead grass
02. late autumn
03. a yearlong thought
04. late spring
05. a thousand delicate accidents
06. fading recognition

SRSW 466 hakobune『2007-2008』

hakobune
『2007-2008』

shrine.jp再販売㉖
2021年2月20日リリース
¥1,000+税
SRSW 466

Amazon  https://amzn.to/3irdenb

2007年に本格的に活動を開始し、世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け、日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。本作『2007-2008』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第一作。活動初期にあたる2007~2008年の作品からの音源が収録されており、中には当時ギター・ドローン界隈で勢いのあったレーベルInstall の主宰者David Tagg とのスプリットからの音源も含まれている。

<作品概要>
兵庫県出身、2007年に京都で本格的に活動を開始し、東京へと拠点を移しながらも世界中のインディペンデント・レーベルからハイペースで作品を発表し続け(その総数は2016年初頭時点でフルアルバム55作、スプリットやEPを合わせると68作を数える)、Chihei Hatakeyamaなどと共に日本のアンビエント/ドローンのシーンを牽引する存在となっている依藤貴大によるソロ・ユニットhakobune。
本作『2007-2008』は彼の作品のうち既に廃盤となった作品などからセレクトされた特別な編集盤シリーズ(全六作)の第一作である。
hakobuneの活動初期にあたる2007~2008年の作品である『sense of place』(u-cover records)、『Wandering Toward What Was Unsaid』(u-cover records)、『Melting Reminiscence』(waterscape records)、『We Left The Window Open Sometimes』(symbolic interaction)、そして当時ギター・ドローン界隈で勢いのあったレーベルInstallの主宰者David Taggとのスプリットからの音源を収録。
この時期の作品では主にアコースティックギターが使用されており、これによってドローン状のサウンドの中に完全に融解せず浮かび上がるフレーズや、斑な模様のようなサウンドも聴き取れる。
よろすず

Track List:
01. the straight road
02. pastoral 463
03. waiting offshore
04. the july skies followed us here
05. and the sunlight transcends
06. realization at dusk
07. melting reminiscence
08. yukidaruma
09. fleeting reference
10. nullity and rumination
11. sothis

SDRSW111 Merzbow『Coma Test』

MERZBOW
『Coma Test』

¥2,000+税
SDRSW-111
2021年2月19日リリース

Amazon  https://amzn.to/35kQC2m

スローダウン・レコーズによるメルツバウ・アーカイブ・シリーズは第11弾がスタート!今回のシリーズでは2006~2007年の音源がリリースされる。この時期はメルツバウが1999年から試みていたラップトップ・コンピューターのみによるライブを止めて再びアナログ機材を使うようになった時期にあたる。本作『Coma Test』にはマスターのラベルに『Coma Berenices』(Vivo, 2007)のテスト音源と記載されていたものや、『Time Hunter』(Ant-Zen, 2003)収録の「Warhorse」のリズムを使用して2006年に制作された音源を収録。

<作品概要>
これまで10のシリーズがリリースされているスローダウン・レコーズによるメルツバウ・アーカイブ・シリーズは第11弾に突入。
今回のシリーズでは2006~2007年の音源がリリースされる。
この時期の作品には『Minazo』(Important Records, 2006)、『F.I.D. (Fur Is Dead)』(Fourth Dimension Records, 2006)、『Bloody Sea』(Vivo, 2007)、『Merzbear』(Important Records, 2007)、『Peace For Animals』(Quasi Pop Records, 2007)などがあるが、これらの作品がそれぞれ江ノ島水族館で飼育されていたミナミ・ゾウアザラシ追悼、毛皮反対、捕鯨とイルカ漁反対、熊虐殺反対、靖国神社放鳩式への抗議というメッセージを持っていることからもわかる通り、2003年に秋田氏がヴィーガンとなって以降の動物の権利に対する眼差しがより具体的な問題への反対声明として作品上に表れたことがまず目を引く特徴となっている。
またこの時期には音楽的な面でも、1999年から試みられたラップトップ・コンピューターのみによるライブを止めて再びアナログ機材を使うようになるという大きな変化があった。最初はラップトップに自作楽器といくつかのエフェクターを足したのみの構成であったが、時期が進むにつれ次第にアナログの比重が増えていくこととなる。加えてこの頃にはラップトップのみでのライブでは止めていたステージ上のギター・アンプとベース・アンプの使用も再開されている。
本作『Coma Test』の1~3曲目はマスターのラベルに『Coma Berenices』(Vivo, 2007)のテスト音源と記載されていたものであるが、実際にはこれらの音源は『Coma Berenices』には使用されず、『Eucalypse』(Soleilmoon Recordings, 2008) 、『Zophorus』(Blossoming Noise, 2007)に別ミックスが使用されている。これらの作品はメルツバウが『24 Hours – A Days of Seals』(Dirter Promotions, 2002)などで行っていたドローンメタルの試みをポスト・ブラックメタル的に発展させたものであり、本作の収録音源にもこのアプローチが用いられている。4~5曲目は『Time Hunter』(Ant-Zen, 2003)収録の「Warhorse」のリズムを使用して2006年に制作された音源。

よろすず

01. Am Samadhi
02. Eucalypse Part 5(Another Mix)
03. Zophorus Part 2(Another Mix)
04. Warhorse 2006 Mix 1
05. Warhorse 2006 Mix 2

SDRSW110 Merzbow『Bloodour』

MERZBOW
『Bloodour』

¥2,000+税
SDRSW-110
2021年2月19日リリース

Amazon  https://amzn.to/3hRUayj

スローダウン・レコーズによるメルツバウ・アーカイブ・シリーズは第11弾がスタート!今回のシリーズでは2006~2007年の音源がリリースされる。この時期はメルツバウが1999年から試みていたラップトップ・コンピューターのみによるライブを止めて再びアナログ機材を使うようになった時期にあたり、また、2003年に秋田氏がヴィーガンとなって以降の動物の権利に対する眼差しがより具体的な問題への反対声明として作品上に表れてきた時期でもある。本作『Bloodour』には2007年リリースのアルバム『Bloody Sea』のアウトテイクや、2007年にベルギーで行われたDour Festivalのためのリハーサル音源などを収録。

<作品概要>
これまで10のシリーズがリリースされているスローダウン・レコーズによるメルツバウ・アーカイブ・シリーズは第11弾に突入。
今回のシリーズでは2006~2007年の音源がリリースされる。
この時期の作品には『Minazo』(Important Records, 2006)、『F.I.D. (Fur Is Dead)』(Fourth Dimension Records, 2006)、『Bloody Sea』(Vivo, 2007)、『Merzbear』(Important Records, 2007)、『Peace For Animals』(Quasi Pop Records, 2007)などがあるが、これらの作品がそれぞれ江ノ島水族館で飼育されていたミナミ・ゾウアザラシ追悼、毛皮反対、捕鯨とイルカ漁反対、熊虐殺反対、靖国神社放鳩式への抗議というメッセージを持っていることからもわかる通り、2003年に秋田氏がヴィーガンとなって以降の動物の権利に対する眼差しがより具体的な問題への反対声明として作品上に表れたことがまず目を引く特徴となっている。
またこの時期には音楽的な面でも、1999年から試みられたラップトップ・コンピューターのみによるライブを止めて再びアナログ機材を使うようになるという大きな変化があった。最初はラップトップに自作楽器といくつかのエフェクターを足したのみの構成であったが、時期が進むにつれ次第にアナログの比重が増えていくこととなる。加えてこの頃にはラップトップのみでのライブでは止めていたステージ上のギター・アンプとベース・アンプの使用も再開されている。
本作『Bloodour』にはそれぞれ録音時期の異なる3曲を収録。1曲目はタイトル通り2007年リリースのアルバム『Bloody Sea』のアウトテイク(録音は2006年2月)であり、終盤でハウリングのような不安定なトーンとエフェクト、電子音など豊かな高次倍音を持った響きの連なりによって波に飲み込まれるような効果が表れるなど実験的なサウンドが耳につく。2、3曲目は2007年の録音で、前者はベルギーで行われたDour Festivalのためのリハーサル音源。

よろすず

Track List:
01. Bloody Sea Outtake
02. Dour Soundcheck 03
03. 754 Wave

SRSW 465 shotahirama『Modern Lovers』

shotahirama
『Modern Lovers』

shrine.jp再販売㉕
2021年1月15日リリース
¥1,000+税
SRSW 465

Amazon  https://amzn.to/3npXXEY

2006年にElectronoise Group (ENG)を立ち上げ中心的なメンバーとして活動を開始、2010年代からはソロ活動を活発化させ自身が主宰するレーベルSIGNAL DADAより『Nice Doll To Talk』、『Post Punk』など先鋭的な作品のリリースを続けるshotahiramaによる2014年制作のアルバム。本作は元々福岡のカセットレーベルduennlabelより2014年にカセットでリリースされていた音源のCD化再発盤。「And the Elevator Music in the WTC」との題が付され、自身の出身地であるNYへの喧騒にまみれたレクイエムのようにも響くドローン・ノイズ作品。

<作品概要>
2006年にElectronoise Group (ENG)を立ち上げ中心的なメンバーとして活動を開始、2010年代からはソロ活動を活発化させ自身が主宰するレーベルSIGNAL DADAより『Nice Doll To Talk』、『Post Punk』など先鋭的な作品のリリースを続けるshotahiramaによる2014年制作のアルバム。
本作は元々福岡のカセットレーベルduennlabelより2014年にカセットでリリースされていた音源のCD化再発盤。
shotahiramaは2014年リリースの『Post Punk』以降、極限まで研ぎ澄まされた電子ノイズと瞬発性に溢れ時空をスクラッチするかのようなカットアップ/コラージュを軸に作品を発表しているが、本作は時期的にその直前に当たり、またこれ以前の作品とも趣を異にしたドローン・ノイズ的な一作となっている。
アルバムタイトルにビザールなミュージック・フリークらしい『Modern Lovers』と、そして曲タイトルには「And the Elevator Music inthe WTC」との題が付けられた本作は、自身の出身地であるNYへの喧騒にまみれたレクイエムのように響く。
A面とB面(CDでは1曲目と2曲目)で左右が逆転した収録内容となっており、カセットのフォーマットをギミック的に利用している点も興味深い。
よろすず

Track List:
01. And The Elevator Music In The WTC (L – R)
02. And The Elevator Music In The WTC (R – L)

SRSW 464 Acryl『Portion』

Acryl
『Portion』

shrine.jp再販売㉔
2021年1月15日リリース
¥1,000+税
SRSW 464

Amazon  https://amzn.to/2Kv7dc8

京都在住の電子音楽家dagshenmaとMadeggによる実験ユニットAcrylが2016年にshrine.jpより発表した初アルバム。ポスターとダウンロードコードという形態で話題を集めたセルフタイトルのEP『Acryl』に続く待望のフル・アルバムとなる本作『Portion』は、dagshenmaによる存在感のあるノイズループや不規則性を含んだリズム構築と、Madeggによるバウンシーかつエレガントなダンストラックへの嗜好が、奔放さとストイックな機能性がラフに混交するストリートなフィーリングに結びついた、Actressの諸作をも思わせる現代的なダンス・ミュージックの傑作。

<作品概要>
京都在住の電子音楽家dagshenmaとMadeggによる実験ユニットAcrylが2016年にshrine.jpより発表した初アルバム。
dagshenmaは2002年の活動を開始した樋口鋭太朗による電子音楽プロジェクト。デジタル・エラーを応用したグッリチ音響やリズム構築を武器に海外を含む多数のレーベルから作品を発表。shirine.jpからは『helko』(SRCD034)、『Belladonna』(SRDL052)に加えて本名名義(Eitaro Higuchi)でもアルバムをリリースしている。
Madeggは1992年生まれのKazumichi Komatsuによるソロ・プロジェクト。18歳で<分解系レコーズ>より1stEP『Players』をリリースし、更には2012年にflauより1stアルバム『Tempera』を発表、他にも多くのイベント出演などで若くしてエレクトロニック・ミュージックのシーンにインパクトを与え続けている。エレクトロニカだけでなく、ポスト・ダブステップ、UKガラージなど多彩なクラブ・ミュージックを自在に織り込んだハイブリッドな作風が特徴。
両者によって2015年に始動したAcrylは同年にセルフタイトルのEP『Acryl』をリリース。ポスターとダウンロードコードという形態でTokyoArt Book Fair 2015などで販売を行い話題を集めた。
本作『Portion』はそれに続く待望のフル・アルバム。dagshenmaによる存在感のあるノイズループや不規則性を含んだリズム構築と、Madeggによるバウンシーかつエレガントなダンストラックへの嗜好がトラックによって様々に組み合った音楽性だが、結果的にそれが奔放さとストイックな機能性がラフに混交するストリートなフィーリングを生み出し、Actressの諸作をも思わせる現代的なダンス・ミュージックの傑作へと昇華されている。
よろすず

Track List:
01. ?
02. ayahaaa
03. Acrylic
04. UUDDFF
05. PNA
06. 25mg
07. KKVMNBE
08. dio
09. Cola
10. Enamel

SRSW 463 Higuchi Eitaro『pimrico』

Higuchi Eitaro
『pimrico』

shrine.jp再販売㉓
2021年1月15日リリース
¥1,000+税
SRSW 463

Amazon  https://amzn.to/34avWcL

dagshenma名義での多数のリリースや、MadeggとのユニットAcrylとしての活動でも知られる京都在住のアーティスト樋口鋭太朗による本名名義での作品。本作『pimrico』(SRCD016)は2005年にshrine.jpからリリースされていた同名CD-R作品(SRCDR016)の再発盤。言語型のプログラミング環境Super-Colliderを用い、ランダムに明滅するようなパルシーなグリッチ音響がステレオ空間にばら撒かれるテクニカルなエレクトニック・ミュージック。

<作品概要>
dagshenma名義での多数のリリースや、MadeggとのユニットAcrylとしての活動でも知られる京都在住のアーティスト樋口鋭太朗による本名名義での作品。
本作『pimrico』(SRCD016)は2005年にshrine.jpからリリースされていた同名CD-R作品(SRCDR016)の再発盤。
樋口鋭太朗は本作以外でも本名名義で2枚組CD-R作品『E-D-/K+I+』(SRCDR020/SRCDR021)を、dagshenma名義で『helko』(SRCD034)、『Belladonna』(SRDL052)をリリースするなど、shrine.jpとは縁の深いアーティストである。
言語型のプログラミング環境SuperColliderを用い、ランダムに明滅するようなパルシーなグリッチ音響がステレオ空間にばら撒かれるテクニカルなエレクトニック・ミュージック。
冒頭の「New Born」はリーディング音声のカットアップと偶数と奇数の異なる配列を持った電子音がシュルレアリスティックなアンサンブルを奏でるインパクト大の名曲。
他の収録曲でも忙しなく明滅するサウンドのレイヤーが、時には水面を踊る光を、時には風に舞う落ち葉を思わせるような掴みどころのない動きで聴き手を幻惑する。
よろすず

Track List:
01. new born
02. bose
03. sezin crysto
04. barutimore
05. ucom
06. scoote

SRSW 462 EcoLibra『turning test』

EcoLibra
『turning test』

shrine.jp再販売㉒
2021年1月15日リリース
¥1,000+税
SRSW 462

Amazon  https://amzn.to/2KrJZE5

京都在住ということのみが明らかにされている謎めいたアーティストEcoLibraによる初アルバム。本作『turning test』(SRCD009)は元々2003年にshrine.jpからリリースされていた同名CD-R作品(SRCDR018)の再発盤である。冒頭の淡々としたリズムに輝度の異なる様々なサウンドが絡み、水面を揺れながら漂うようなフィーリングが醸し出される見事なエレクトロニカ「paradigm shift」から、声を激しく加工することで生まれたノイズサウンドがステレオ空間を駆けまわるグリッチ音響トラック「3:45」への流れに象徴されるように、エレクトニックな技法をメインとしながらも収録されている7曲にはそれぞれに異なるアプローチが伺える。

<作品概要>
京都在住ということのみが明らかにされている謎めいたアーティストEcoLibraによる初アルバム。
本作『turning test』(SRCD009)は元々2003年にshrine.jpからリリースされていた同名CD-R作品(SRCDR018)の再発盤。
冒頭の淡々としたリズムの輝度の異なる様々なサウンドが絡み、水面を揺れながら漂うようなフィーリングが醸し出される見事なエレクトロニカ「paradigm shift」から、声を激しく加工することで生まれたノイズサウンドがステレオ空間を駆けまわるグリッチ音響トラック「3:45」への流れに象徴されるように、エレクトニックな技法をメインとしながらも収録されている7曲にはそれぞれに異なるアプローチが伺える。
「犬の子供」、「カミサマトンボ」、「7:46」ではそれぞれギター、ピアノ、パーカッションなどのサウンドを効果的に用いることでアンビエントやポスト・ロックに近い作風も披露。謎めいた声の扱いが印象的な「pass」や「turning test」には実験性が表れている。初期shrine.jpの中でも一際謎めいた、それでいて異様なクオリティの高さを持った一作。
よろすず

Track List:
01. paradigm shift
02. 3:45
03. 犬の子供
04. カミサマトンボ
05. pass
06. turing test
07. 7:46

SRSW 461 armchair reflection『hoopla』

armchair reflection
『hoopla』

shrine.jp再販売㉑
2021年1月15日リリース
¥1,000+税
SRSW 461

Amazon  https://amzn.to/3nfZ5eh

curtain of cards名義でも活動する京都在住のアーティスト大堀秀一による別名義のソロ・プロジェクトarmchair reflectionによる初アルバム。本作『hoopla』(SRCD007)は元々2002年にshrine.jpからリリースされていた同名CD-R作品(SRCDR007)の再発盤である。ひんやりとした電子音、高域のパルスなども用いつつ、程よく粗いドラムサンプルの打ち込みやオルゴールやオルガン系の音色などオーガニックさを感じさせる要素をメインとすることで生み出された、curtain of cards名義とは異なる暖かくリラクシンなトイ・エレクトニカ。

<作品概要>
curtain of cards名義でも活動する京都在住のアーティスト大堀秀一による別名義のソロ・プロジェクトarmchair reflectionによる初アルバム。
本作『hoopla』(SRCD007)は元々2002年にshrine.jpからリリースされていた同名CD-R作品(SRCDR007)の再発盤。
大堀秀一はこれまでにcurtain of cards名義で東京のCommune Discから多数の作品をリリースするほか、糸魚健一も参加する電子音響インプロヴィゼーション・ユニットplan+eのメンバーとしても活動している。
ひんやりとした電子音、高域のパルスなども用いつつ、程よく粗いドラムサンプルの打ち込みやオルゴールやオルガン系の音色などオーガニックさを感じさせる要素をメインとすることでcurtain of cards名義とは異なる暖かくリラクシンなトイ・エレクトニカを生み出している。
風の音を模したサウンドで幕を開け、小気味よい音の反復が野外へ出かける心象風景を描写したように響く「The Paratrooper」、積み木のたてる物音のようなサウンドで細やかなリズムが刻まれる「Small Speaker」などの動的なトラックで始まり、カリンバの演奏をリバースやスローダウンで加工したような「Sleeping Blue Pacific」、調子の狂ったオルゴールのような音の並びの「Unbiased Die」など安らぎを与えるような楽曲で終わる構成も素晴らしい。民族楽器を思わせる音色とリズムの「Sculpture」も印象的。
よろすず

Track List:
01. the paratrooper
02. small speaker
03. lullaby of breakout
04. cake view
05. victorian quant
06. Sculpture
07. labial boat
08. sleeping blue pacific
09. unbiased die

SDRSW109 Merzbow『27 August 2006』

MERZBOW
『27 August 2006』

¥2,000+税
SDRSW-109
2021年1月15日リリース

Amazon  https://amzn.to/2JAeVBv

スローダウン・レコーズによるメルツバウ・アーカイブ・シリーズは第11弾がスタート!今回のシリーズでは2006~2007年の音源がリリースされる。この時期はメルツバウが1999年から試みていたラップトップ・コンピューターのみによるライブを止めて再びアナログ機材を使うようになった時期にあたり、渋谷Mixroofficeでのライブ音源を収録した本作でもEMS Synthi A、アナログ・ノイズ・ペダル、コンピューターが用いられている。シンプルで力強い構成によって使用機材それぞれのサウンドが高密度で味わえる。

<作品概要>
これまで10のシリーズがリリースされているスローダウン・レコーズによるメルツバウ・アーカイブ・シリーズは第11弾に突入。
今回のシリーズでは2006~2007年の音源がリリースされる。
この時期の作品には『Minazo』(Important Records, 2006)、『F.I.D. (Fur Is Dead)』(Fourth Dimension Records, 2006)、『Bloody Sea』(Vivo, 2007)、『Merzbear』(Important Records, 2007)、『Peace For Animals』(Quasi Pop Records, 2007)などがあるが、これらの作品がそれぞれ江ノ島水族館で飼育されていたミナミ・ゾウアザラシ追悼、毛皮反対、捕鯨とイルカ漁反対、熊虐殺反対、靖国神社放鳩式への抗議というメッセージを持っていることからもわかる通り、2003年に秋田氏がヴィーガンとなって以降の動物の権利に対する眼差しがより具体的な問題への反対声明として作品上に表れたことがまず目を引く特徴となっている。
加えてこの時期には音楽的な面でも1999年から試みられたラップトップ・コンピューターのみによるライブを止めて再びアナログ機材を使うようになるという大きな変化があった。最初はラップトップに自作楽器といくつかのエフェクターを足したのみの構成であったが、時期が進むにつれ次第にアナログの比重が増えていくこととなる。加えてこの頃にはラップトップのみでのライブでは止めていたステージ上のギター・アンプと ベース・アンプの使用も再開されている。
本作『27 August 2006』にはタイトル通り2006年8月27日に行われた渋谷Mixroofficeでのライブ音源を収録。この日のイベントは東京のレコードストアであるLos Apson?の12周年記念として行われ、ライブアクトとしてメルツバウを、DJにTOHRU TAKAHASHIとMOODMANをブッキングした刺激的なものであった。
演奏は同時リリースとなる『15 August 2006』と同様EMS Synthi A、アナログ・ノイズ・ペダル、コンピューターを用いたもので、激しいノイズサウンドから反復音が牽引する場面へ、そしてそれが切断され更なるノイズの横溢へと展開していくシンプルで力強い構成が印象深い。そしてそのシンプルな構成ゆえに、メタル・デバイスによる歪んだサウンドや、空間をスクラッチするような、または機関銃の乱射を思わせるような触覚性の高い電子音の存在感を高密度で味わえる。

よろすず

Track List:
01. 27 August 2006

SDRSW108 Merzbow『15 August 2006』

MERZBOW
『15 August 2006』

¥2,000+税
SDRSW-108
2021年1月15日リリース

Amazon  https://amzn.to/3lzsNt5

スローダウン・レコーズによるメルツバウ・アーカイブ・シリーズは第11弾がスタート!今回のシリーズでは2006~2007年の音源がリリースされる。この時期はメルツバウが1999年から試みていたラップトップ・コンピューターのみによるライブを止めて再びアナログ機材を使うようになった時期にあたり、京都メトロでのライブ音源を収録した本作でもEMS Synthi A、アナログ・ノイズ・ペダル、コンピューターが用いられている。それぞれ長い時間をかけて確立されたアプローチが複数組み合わされているだけあり、圧倒的な充実度を感じさせるパフォーマンス。

<作品概要>
これまで10のシリーズがリリースされているスローダウン・レコーズによるメルツバウ・アーカイブ・シリーズは第11弾に突入。
今回のシリーズでは2006~2007年の音源がリリースされる。
この時期の作品には『Minazo』(Important Records, 2006)、『F.I.D. (Fur Is Dead)』(Fourth Dimension Records, 2006)、『Bloody Sea』(Vivo, 2007)、『Merzbear』(Important Records, 2007)、『Peace For Animals』(Quasi Pop Records, 2007)などがあるが、これらの作品がそれぞれ江ノ島水族館で飼育されていたミナミ・ゾウアザラシ追悼、毛皮反対、捕鯨とイルカ漁反対、熊虐殺反対、靖国神社放鳩式への抗議というメッセージを持っていることからもわかる通り、2003年に秋田氏がヴィーガンとなって以降の動物の権利に対する眼差しがより具体的な問題への反対声明として作品上に表れたことがまず目を引く特徴となっている。
加えてこの時期には音楽的な面でも1999年から試みられたラップトップ・コンピューターのみによるライブを止めて再びアナログ機材を使うようになるという大きな変化があった。最初はラップトップに自作楽器といくつかのエフェクターを足したのみの構成であったが、時期が進むにつれ次第にアナログの比重が増えていくこととなる。加えてこの頃にはラップトップのみでのライブでは止めていたステージ上のギター・アンプと ベース・アンプの使用も再開されている。
本作『15 August 2006』にはタイトル通り2006年8月15日に京都メトロで行われたライブ音源を収録。EMS Synthi A、アナログ・ノイズ・ペダル、コンピューターを用いた演奏で、ラップトップ期に試みられたグルーヴィーなアプローチを引き継ぎつつ、アナログ機材での反復的な要素を手放した即興が随所に挟まれることで生まれるメリハリが強い魅力となっている。それぞれ長い時間をかけて確立されたアプローチが複数組み合わされているだけあり、圧倒的な充実度を感じさせるパフォーマンス。

よろすず

Track List:
01. 15 August 2006