KYOU-019 [AUBE2002 vol.2]

発売日:2018年2月18日(日)
定価:¥2,000(-税別)
品番:KYOU-019

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AUBE
2002 Vol.2

01.199501170546-Recorded Live At Yamamura Salon Ashiya Japan 2002.05.03
From GRL-011[Benefit 2002-199501170546]track01
02.199501170546-Recorded Pre-Live At Studio MECCA Kyoto
Japa n 2002.05.02
From GRL-011[Benefit 2002-199501170546]track
01-02-material: “clock”

KYOU-019
18.Feb 2018 release
2.000yen+tax

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1990年代初頭から活動を開始し、その清冽かつ深淵なノイズ/サウンドで、日本のみならず世界のノイズ/サウンド・アート・シーンに多大な影響を刻み込んだAUBE/ 中嶋昭文( 京都府出身:1959-2013)。そのAUBEが00年代に行ったライブ音源をアーカイブしていくシリーズ第5弾。

<作品概要>
1990 年代初頭から活動を開始し、その清冽かつ深淵なノイズ/サウンドで、日本のみならず世界のノイズ/サウンド・アート・シーンに多大な影響を刻み込んだAUBE /中嶋昭文(京都府出身:1959-2013)。
そのAUBE が00 年代に行ったライブ音源をアーカイブしていくシリーズ第5 弾は、中嶋主宰のレーベル〈G.R.O.S.S〉から2002 年にリリースされていた『Benefit 2002 – 199501170546』を全曲収録した『2002 Vol.2』である。収録トラックは、2002 年5 月3 日に芦屋市・山村サロンで録音されたライブ録音“199501170546 (Recorded Live At Yamamura Salon Ashiya Japan 2002.05.03)” と、その前日である2002 年5 月2 日に京都にある中嶋のスタジオ「Studio MECCA」で録音されたプレ・ライブ録音“199501170546 (RecordedPre-Live At Studio MECCA Kyoto Japan 2002.05.02)” の長尺全2 曲。両トラックともに時計の刻みのような音が次第に増幅し、やがて鐘のような音響へと変化を遂げ、それが次第に空間を満たすかのごとき圧倒的なアンビエンスへと拡張する。
その研ぎ澄まされた硬質な音響は、Harry Bertoia の音響彫刻を思わせもするほど。リスナーは全2 トラックを通して聴取することにより、まるで「儀式音楽」のような未知の音響体験をすることができるだろう。これぞ00 年代初頭のAUBE が生み出した「響き」の極致だ。 デンシノオト

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<アーティスト情報>
1959年1月13日京都東山三条で生まれる。80年代初頭の大学時代から、シンセサイザー等の電子楽器を使用し、学友との展示会の音響制作などをおこなう。1990年、美術作家の有地左右一+笹岡敬による水のインスタレーション『Water1990』への参加を契機に、翌91年からAUBE(オウブ)として本格的に音楽活動を開始。京都「ヴァニラ・レコーズ」でデビューカセット『Hydrophobia』を発表。AUBE作品の特徴は、常に一つの作品に対して一つの素材(水、蛍光灯、金属、ガラス、心拍、脳波等)のみをサンプリング・ソースとしてエフェクト加工を施し制作されていることである。92年に自主レーベルでありデザイン・プロジェクト「G.R.O.S.S.」を設立。自身の作品も含め国内外のノイズアーティストの作品を50〜100本限定でリリース。本業であるプロダクト/インダストリアル・デザイナーとしての技術を生かしたハンドメイド・パッケージのカセットテープ作品をリリースし、レーベルの独自性を打ち出す。90年代中頃から国内外のレーベルからのオファ—を殆ど断ることなく、精力的に作品をリリースする。同じ時期に海外からの招聘も始まり、世界各国でライブ演奏をおこなう。2005年、イタリアのM.B.とのコラボレーションをおこなった頃より、健康上の理由で作品リリースが減りライブも停止する。2013年9月25日享年54歳で永眠。生前に制作したタイトル数は、ソロ、スプリット、コンピレーション、デザインワークなどを含めると300種に及ぶ。