KYOU-021 RYO MURAKAMI 『Depth of Decay』

発売日:2018年2月18日(日)
定価:¥2,000(-税別)
品番:KYOU-021

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RYO MURAKAMI
Depth of Decay

KYOU-021
18.Feb 2018 release
2.000yen+tax

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本作『Depth of Decay』はRyo Murakamiが主宰するレーベル〈Depth of Decay〉から2013年にリリースしたファースト・アルバムである。アナログ盤2枚組でリリースされた作品の初CD化である。

<作品概要>
この『Depth of Decay』はDemdike Stare やAndy Stott などによってアンダーグラウンド・エレクトロニック・ミュージック・シーンの世界的な潮流になっていたインダストリアル/テクノのムーブメントとリンクしつつも、そのダーク・アンビエント・サウンドによって次なるネクストも内包かつ提示していた驚異的なアルバムだ。そしてRyo Murakamiの経歴の中でも大きな転換点を刻んだ重要な作品でもあった。
本盤はアナログ盤のみでリリースされていた『Depth of Decay』の初CD 化である。ぜひともこの銀盤を繰り返し聴取し、ノイズによる残響の果てにある「荒廃の美」と「腐食していく世界のイマジネーション」に浸っていただきたい。
『Depth of Decay』は腐食していく「世界」へのノイズ・サウンド・レクイエムだ。
2010 年代的インダストリアル/ダーク・アンビエントを表象/象徴する傑作である。  デンシノオト

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<アーティスト情報>
2016年、Ryo Murakamiは、自身のサウンドと映像作家Tatsuya Fujimotoのヴィジュアルによる音響/映像作品『The Wall』によって、現代アートの祭典「ヴェネツィア・ビエンナーレ」の音楽部門で銀獅子賞を受賞した。さらに「ヴェネツィア国際現代音楽祭」にも出演をした。 翌2017年も東京で開催された「Berlin Atonal」のサテライト・イベント「New Assembly Tokyo」、ポーランドで行われた「Avant Art Festival」などへの出演。2013年『Depth of Decay』以降の活動および作品は、クラブミュージックから現代アートまでも越境するという実に充実したものだ。そして、その「新生」Ryo Murakamiの「始まり」が、この『Depth of Decay』なのである。