KYOU-114 The Swifter 『Live At Maria Matos』

発売日:2018年6月15日
定価:¥2,300(-税別)
品番:KYOU-114

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The Swifter
Live At Maria Matos

1. Live At Maria Matos

KYOU-114
15.Jun 2018 release
2.300yen+tax

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本作は2014年にベルギーの〈Entr’acte〉からリリースされたミニマル/インプロヴィゼーション・グループThe Swifterのセカンド・アルバムである。本作の演奏にはまるで「光」のように強烈で美しい瞬間が見事に封じ込められており、即興と音響の境界を越境するサウンドが鳴り響いている。この〈Entr’acte〉の重要作を「ニュー・レトロスペクティブ」として聴くこと。それは現在の音響シーンのあり方を逆方向から照らす貴重な聴取体験になるだろう。

<作品概要>
本作は2014年にベルギーの〈Entr’acte〉からリリースされたミニマル/インプロヴィゼーション・グループThe Swifterのセカンド・アルバムである。カタログナンバーはE160。
The Swifterのメンバーはドラマー/音響作家のAndrea Belfi、ピアニストのSimon James Phillips、音響作家BJNilsenの3人だ。本作だけの特別ゲストとしてポルトガルのミニマル・ミュージックの重鎮David Maranhaが電気オルガンで参加している点も見逃せない。本アルバムにはこの4人の名手による約30分のインプロヴィゼーション演奏が収録されている。
〈Entr’acte〉がこのタイプの音楽をリリースするのは稀だが、本作の演奏にはまるで「光」のように強烈で美しい瞬間が見事に封じ込められており、即興と音響の境界を越境するサウンドが鳴り響いている。Simon James Phillipsの硬質なミニマル・ピアノ、大胆かつ細やかにリズムを分解するAndrea Belfiのドラム、BJNilsenの透明な電子音響、David Maranhaのドローン・オルガンが見事に絡み合い、極上のミニマル・ミュージックが生成されているのだ。録音はリスボンの劇場「Teatro Maria Matos」で行われた。
この〈Entr’acte〉の重要作を「ニュー・レトロスペクティブ」として聴くこと。それは現在の音響シーンのあり方を逆方向から照らす貴重な聴取体験になるだろう。 デンシノオト