KYOU-117 Dale Cornish 『Xeric』

発売日:2018年6月15日
定価:¥2,300(-税別)
品番:KYOU-117

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Dale Cornish
Xeric

Xeric Pattern 1
Xeric Pattern 2
Xeric Pattern 3
Xeric Pattern 4
Xeric Pattern 5

KYOU-117
15.Jun 2018 release
2.300yen+tax

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本作『Xeric』は、ロンドンのエクスペリメンタル・テクノ・アーティストDale Cornishが、2014年に〈Entr’acte〉からリリースした5作目のアルバムである。10年代の〈Entr’acte〉を代表するアーティストといっても過言ではない。「パルス・ミニマル・テクノイズ」とでも形容したいほどに独自の音響空間を構築しているのである。この〈Entr’acte〉の重要作を「ニュー・レトロスペクティブ」として聴くこと。それは現在の音響シーンのあり方を逆方向から照らす貴重な聴取体験になるだろう。

<作品概要>
本作『Xeric』は、ロンドンのエクスペリメンタル・テクノ・アーティストDale Cornishが、2014年に〈Entr’acte〉からリリースした5作目のアルバムである。同レーベルからは本作以外も独自の電子音響アルバムを4作ほど発表しており、10年代の〈Entr’acte〉を代表するアーティストといっても過言ではない。
『Xeric』は、全5曲の分解されたミニマル・テクノとでも形容したいほどにスタティックでノイジーなエクスペリメンタル・トラックを収録しているアルバムだ。レーベル・インフォメーションに「リズム、宇宙、沈黙を探求するパルス/パーカッシヴなジェスチャーの認識」と記されているように、サイレンスとノイズが絶妙にコンポジションされている点が大きな特徴といえよう。「パルス・ミニマル・テクノイズ」とでも形容したいほどに独自の音響空間を構築しているのである。
なかでも17分ほどの断続的ミニマリズム/分断的ミニマル・テクノの“Xeric Pattern 4”、「音の間=サイレンス」ですらもリズムとして生かしきったノン・ビートの“Xeric Pattern 5”は、本作の特徴を表す名トラックといえる。Dale Cornishの作品中、一、二を争うほどに無色のミニマリズムを追求したエクスペリメンタルで実験的なアルバムである。 デンシノオト