SRSW 464 Acryl『Portion』

Acryl
『Portion』

shrine.jp再販売㉔
2021年1月15日リリース
¥1,000+税
SRSW 464

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京都在住の電子音楽家dagshenmaとMadeggによる実験ユニットAcrylが2016年にshrine.jpより発表した初アルバム。ポスターとダウンロードコードという形態で話題を集めたセルフタイトルのEP『Acryl』に続く待望のフル・アルバムとなる本作『Portion』は、dagshenmaによる存在感のあるノイズループや不規則性を含んだリズム構築と、Madeggによるバウンシーかつエレガントなダンストラックへの嗜好が、奔放さとストイックな機能性がラフに混交するストリートなフィーリングに結びついた、Actressの諸作をも思わせる現代的なダンス・ミュージックの傑作。

<作品概要>
京都在住の電子音楽家dagshenmaとMadeggによる実験ユニットAcrylが2016年にshrine.jpより発表した初アルバム。
dagshenmaは2002年の活動を開始した樋口鋭太朗による電子音楽プロジェクト。デジタル・エラーを応用したグッリチ音響やリズム構築を武器に海外を含む多数のレーベルから作品を発表。shirine.jpからは『helko』(SRCD034)、『Belladonna』(SRDL052)に加えて本名名義(Eitaro Higuchi)でもアルバムをリリースしている。
Madeggは1992年生まれのKazumichi Komatsuによるソロ・プロジェクト。18歳で<分解系レコーズ>より1stEP『Players』をリリースし、更には2012年にflauより1stアルバム『Tempera』を発表、他にも多くのイベント出演などで若くしてエレクトロニック・ミュージックのシーンにインパクトを与え続けている。エレクトロニカだけでなく、ポスト・ダブステップ、UKガラージなど多彩なクラブ・ミュージックを自在に織り込んだハイブリッドな作風が特徴。
両者によって2015年に始動したAcrylは同年にセルフタイトルのEP『Acryl』をリリース。ポスターとダウンロードコードという形態でTokyoArt Book Fair 2015などで販売を行い話題を集めた。
本作『Portion』はそれに続く待望のフル・アルバム。dagshenmaによる存在感のあるノイズループや不規則性を含んだリズム構築と、Madeggによるバウンシーかつエレガントなダンストラックへの嗜好がトラックによって様々に組み合った音楽性だが、結果的にそれが奔放さとストイックな機能性がラフに混交するストリートなフィーリングを生み出し、Actressの諸作をも思わせる現代的なダンス・ミュージックの傑作へと昇華されている。
よろすず

Track List:
01. ?
02. ayahaaa
03. Acrylic
04. UUDDFF
05. PNA
06. 25mg
07. KKVMNBE
08. dio
09. Cola
10. Enamel