SDRSW130 Merzbow『Double Beat Sequencer Vol.2』

MERZBOW
『Double Beat Sequencer Vol.2』

¥2,200(with tax)
SDRSW-130
2021年10月15日リリース

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スローダウン・レコーズによるメルツバウ・アーカイブ・シリーズは第14弾に突入!今回のシリーズでは2014年の未発表録音からシーケンサーをバックに演奏した音源を収めた6作のアルバムが発表される。シーケンサーはDwarfcraft Devicesの8ステップシーケンサーThe Pitch Grinderを使用。シリーズを構成する6作はDouble Beat Sequencer Vol.1~6と題されているが、Double BeatはMerzbowが愛用するRolandのWah FuzzペダルAD-50の名称である。本作『Double Beat Sequencer Vol.2』ではシーケンサーによるフレーズに加え、キックやアシッドなベースのようなサウンドもふんだんに用いられ、ゼロ年代半ばに展開されたグルーヴ重視の作風を新たな機材構成で再構築したような演奏となっている。

<作品概要>
これまで13のシリーズがリリースされているスローダウン・レコーズによるメルツバウの未発表音源を中心に収めたアーカイブ・シリーズは第14弾に突入。
今回のシリーズでは2014年の未発表録音からシーケンサーをバックに演奏したものが集められている。
このような傾向の音源は既出の作品では『Nezumimochi』(Cold Spring, 2014)や『Wildwood』(Dirter Promotions, 2015)に含まれている。
シーケンサーはDwarfcraft Devicesの8ステップシーケンサーThe Pitch Grinderを使用。シリーズを構成する6作はDouble Beat Sequencer Vol.1~6と題されているが、Double BeatはMerzbowが愛用するRolandのWah FuzzペダルAD-50の名称である。
本作『Double Beat Sequencer Vol.2』ではシーケンサーによるフレーズに加え、キックやアシッドなベースのようなサウンドもふんだんに用いられ、ゼロ年代半ばに展開されたグルーヴ重視の作風を新たな機材構成で再構築したような演奏となっている。
前後半でのグルーヴの切り替えが効果的な1曲目、7分と比較的短い中での電子ノイズの炸裂が強烈に印象に残る2曲目、そして終始グルーヴが維持され、即興的なノイズとうねるような絡みを見せる20分超えの3曲目、どれも緊張感に満ちた素晴らしい演奏だ。

よろすず

01. 14-1-1724
02. 14-3-754
03. 14-1-2153