encode
29 sun April 2012
pm18.00 - pm23.00
@ nu things
1000yen
bricoleur; AGI Yuzuru
music to encode
情報を一定の相似律/規則/文脈に従って
データに置き換えて記録すると
その音楽の本質が読み取れる
こうしたエンコーディングすることは
音楽がすべてMP3やFLACで
データ化され信号化されたものを
ダウンロードして聴く時代には避けて通れない。
今回のencodeでは、尖端のディープテックハウスなどを
すべて記号化してブリコラージュ
来場者にはb5サイズ、5枚綴りのTextをプレゼントします ( 先着順20名 )
ByetoneとAlva Notoによる新プロジェクト"Diamond Version" + Ito Atsuhiroの音楽を聴いていると、尖端音楽がどの方向に向かおうとしているのかが解る。それは勿論インダストリアルとグリッチノイズの美学溢れたディープテックハウスへだ。
diamond version (byetone + alva noto) + atsuhiro ito / by studio cn
diamond version (byetone + alva noto) + atsuhiro ito from studio cn on Vimeo.
exhibition
Northern Mysteries and Magick – post industrial music ll
30 mon April - 05 sat May 2012
pm17.00 - pm 22.00
500yen
@ nu things
80年代中期のCurrent 93やDeath In June、Nurse With Woundなどのポストインダストリアル・ミュージックにあった死への関心、キリスト教神秘主義、アレイスター・クロウリー、チベット仏教、グノーシス主義、古代北欧の神聖文字を使った占法ルーンの謎、十字架が変形した卍 ( まんじ ) 、ウィッカーマン、オカルトなどの記号が散りばめられた死ぬほど美しい音楽群は、当時よりも3.11以後の我々の終末論的人生のための音楽だったのかも知れない。デムダイク・ステア、emptyset、Voice From The Lake、Perc、Christian Naujoksなどの尖端のダークアンビエント、ダブテクノ、インダストリアルミニマル、モダンクラシカルなども、すべてが変性意識状態において深層意識の奥底に埋め込まれるシジル作成でのプロセスにも似た音響構築、素描的で奇怪な幻想的世界、 秘境思想、魔術体系 " キアイズム" への関心なのかも。音楽の意味はさておいても、この6日間にわたるエキシビジョンNorthern Mysteries and Magick – post industrial music llで、あの80年代中期の音楽の全体像と美術的価値の高い美し過ぎるジャケットアートを俯瞰して欲しい。そしてボクが大切にしてきた80年代ポストインダストリアルのレコードコレクションのなかから、キミの好きなレコードを選んでCDRにダウンロードして帰ってくれたら本望だ ( 阿木 譲 ) 。
参考資料
http://www.nu-things.com/blog/2009/11/current_93_death_in_june_1.html
http://www.nu-things.com/blog/2009/12/nurse_with_wound_sol_invictus.html